はじめに:
テレビの下向きについているスピーカーの開放部に、プラダンで三角形のカバーをつけて見たところ、以前よりも音声が聞きやすくなりました。
スピーカーに三角カバーをつける
液晶テレビの音声を聞きやすくするための対策をyoutubeでも見かけるようになりました。その中でもプラダンを三角形のカバーにしてスピーカーの開放部分、音の出口に取り付ける事例が紹介されていたのを試しました。前よりも音声が聞き取りやすくなった感じです。
テレビの下部に4つのスピーカーがついているので、それぞれに三角カバーを取り付けました。

それぞれの三角カバーと内部のスピーカー開放部を覗いたようすを順に紹介します。
右側の三角カバーです。

右側三角カバー内部のようすです。

いきなりでびっくりしましたか。テレビの下のスピーカー開放部のようすはこうなってます。カメラのピント合わせが難しく、どこに焦点があっているかなのはご容赦。何度も撮り直してマシなものを掲載してます。
中央の2つの三角カバー。

中央右側の三角カバー内部のようすです。

こちらは中央左側の三角カバー内部のようすです。

そして左側の三角カバーです。

左側の三角カバー内部のようすです。

スピーカーの開放部が四角なのに三角形のカバーで覆うのはよくないと思いましたが、思いの外、かなりの面積をカバーして拾えています。写真を撮ってみて確認できました。
スピーカーから出る音が三角カバーで反射されて、前の方に出てきます。
三角カバーの加工
スピーカーの音の出口は全体をカバーして音の出口を作るべき。三角のカバーで一部を塞いでしまうなんてオカシクね。というのが私の本音でした。ところが思ったより効果が感じられたので、三角カバーを紹介することにしました。
以下、三角カバーの加工について簡単に説明します。
三角カバーはプラダン、プラスチック段ボールまたは段プラと呼ばれる材料で作ります。従来の段ボール紙と同じ構造をポリプロピレンというプラスチックで再現していて、軽くて強度がある素材です。

折り曲げたようすがわかりやすいように撮りなおしてみました。山折りと谷折りを確認してください。

紙の段ボールと同じで、片面に切り込みを入れれば簡単に折り曲げられ、切り離されることがないので、簡単に角度をつけられます。
もう少しプラダン三角カバーのようすがわかるように、4枚を並べたようすです。

これらの三角カバーは、プラダンから切り出します。

プラダンには、型紙を使って黒のサインペンで印をつけていきます。

型紙のようすです。

型紙は10cm四方ぐらいの雑紙を使います。最初に対角線で折り曲げてから、1cmぐらいの糊しろを設け、三角形の形にしてテレビの下部のスピーカー部分に当ててみて、はみ出す部分を切り込んでいきます。
この作業は説明が難しいけど、実際にやってみるしかありません。雑紙は何枚でも無駄にしてオッケー。出来上がりをイメージすることが大切かな。

型紙のようすです。

雑紙なので文字がありますが、関係ありません。とにかくこのような三角形のカバーをイメージして、実際のテレビの下に収まるように寸法を調節します。

こちらが、型紙を両面テープでテレビに仮止めしたようすです。

仮止めした型紙を正面から見たようすです。

両面テープはしっかりとくっついてくれます。

使った材料
今回使った材料です。プラダンは百均で入手可能です。

ポリプロピレン用両面テープは、セリアで入手しましたが、他ではどうかは不明。

両面テープについては、いろいろあって、用途ごとに使い分けが必要なんでしょうか。よくわかりませんが、百均の活躍場所みたいですね。




