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置き場所がなかったセンターに超小型スピーカーを着けられた

超小型スピーカーをセンターにするのタイトル画像 設置
超小型スピーカーをセンターにするのタイトル画像
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はじめに:

オーディオのサラウンドシステムのセンターに置き場所が作れなくて困っていましたが、超小型スピーカーをカーテンに取り付けることで、センタースピーカーが実現できました。カーテンなのでセンターの位置が日中や夜間で左右に動きますが、それでも前方から聴こえる音の補強が簡単にできるようになりました。

スピーカーを取り付けたようす

軽くて超小型のスピーカーをカーテンの中央に2個取り付けたようすです。下の写真の中央に小さく見えるのがセンタースピーカーです。この場所はサラウンドシステムのセンタースピーカーの場所として最適です。

カーテンを開け閉めしてベランダと人が出入りする関係で、ここには大きなスピーカーが置けません。左右のメインスピーカーのどちらかに並べて置けば設置可能ですが、それではセンタースピーカーの意味が薄れてしまいます。この問題を超小型スピーカーの取り付けで解決しました。

前方のスピーカーシステムのようす
前方のスピーカーシステムのようす

スピーカーをアップで撮ります。スピーカーをカーテンに取り付けているのは大きい安全ピンです。安全ピンでの固定は、意外としっかり取り付けられるしブレることもないので、一度試すとやめられません。

カーテンに取り付けた超小型スピーカー
カーテンに取り付けた超小型スピーカー

スピーカーは2つ。それぞれ入力インピーダンス8Ω。内部にはアンプが入っておらず、スピーカーコードを直接アンプのスピーカー出力端子に接続して使用します。2つのスピーカーは並列接続で、コードを継ぎ足してスピーカー出力端子につなぎます。

下の図がサラウンドスピーカーシステムでのスピーカーの配置図です。今回取り付けたセンタースピーカーは図の左端にC2と示してあります。

NR1711スピーカーの配置図
NR1711スピーカーの配置図

図で示したように、左の壁面はベランダに面しており全面が窓ガラスとガラス引き戸になってます。ガラス引き戸でベランダと出入りします。朝夕や日光の調節でカーテンを開け閉めします。

カーテンを引いた時の様子が下の写真です。

カーテンを引いたときの前方のスピーカーシステムのようす
カーテンを引いたときの前方のスピーカーシステムのようす

カーテンに取り付けたスピーカーはカーテンの開け閉めで移動します。カーテンを開けたときのスピーカーの部分をアップにしたのが以下の写真です。スピーカーは左右に動いてしまいますが、フロントスピーカーの左右の間には位置しています。

カーテンを引いたときのスピーカーのようす
カーテンを引いたときのスピーカーのようす

音の聴こえ方

センタースピーカーがないときよりも前方から聴こえる音の補強ができました。期待通りの効果です。超小型スピーカーは形は小さいですが、はっきりと鳴ってくれます。過度な期待をしなければよいのです。ちょっとだけ味付けが濃くなったかな、その程度の期待とおり。

超小型スピーカーの紹介

使用した超小型スピーカーは、いまはほとんど市場には出回らなくなりました。ネットで検索して1つ見つけたので紹介しておきます。

ー> AliExpressで販売されている8Ωスピーカー

コードの先端にプラグが付いていますが、プラグ部分の近くでコードを切断して被膜を向いてコードを継ぎ足しアンプのスピーカー出力端子に接続して使います。この種類のスピーカーで注意したいのは、コードを優しく扱うことです。本体から直接コードが伸びていますが、この部分に無理な力を加えて曲げたりしないように配線します。コードでぶら下げたりするのは禁物。優しく扱ってあげましょう。

今回取り組んだ課題

我が家のサラウンドシステムは、小音量で聴いたときに周りから程よい音に包まれることを目指してます。先に示した配置図のように、これまでフロントスピーカーや側面と上の方のスピーカーの数を増やしてきました。その過程でセンターからの音を補いたかったのです。

センタースピーカーについては図中でテレビ(TV)の下にCとしてあります。センタースピーカーは映像の音声を聴きやすくする効果があります。

これで満足な状態でしたが、まだなにか改善点がないか?考えてみました。

手を付けられてないことがありました。フロントスピーカーの中央にセンタースピーカーが置けていません。良い解決策が思いつかなかったので、課題を放置してました。今回はこの課題に取り組むことにしました。

課題解決に向けた着眼点

目をつけたのが超小型スピーカーの存在です。一度はフロントハイトスピーカーとして使ってましたが、BOSEの小型スピーカーと交代して、その後は日の目をみていませんでした。

サラウンド用のスピーカーの数を増やしたり置き場所を工夫する一環で、側面に置くスピーカーの一つとして超小型スピーカーを使ってみたところ、意外に音がクリアーに聴こえてくるではないですか。とても小型で軽いのにしっかり鳴ります。この超小型スピーカーを見直しました。これを活用してみよう。そして今回の再登場です。

不安な点

このスピーカーをカーテンに取り付けるのは、以前にフロントハイトスピーカーで試したときの実績があります。安全ピンで簡単に止めてもスピーカーの向きが正面を向いていれば問題ありません。

不安な点は、スピーカーを3つ並列に取り付けることです。アンプのスピーカー出力端子にはすでにBOSEの121スピーカがセンタースピーカー(C)としてつながってます。入力インピーダンスは8Ωです。これに超小型スピーカーを2つ並列につなぐと、合成インピーダンスは8オーム割る3で2.7Ωになります。4Ω以上がアンプ側の規格値なので、これでは規格外の使い方になります。不安ですが、自己責任とします。小出力でしか使わないので自己責任として目をつぶろう。

そのうちに超小型スピーカーを1つ外すかもです。

課題に取り組んでみた感想

今回の取組により、センターにスピーカーを置けば、音がより充実して聴こえることが実感できました。それもスピーカーを1つよりも2つつけたほうが効果が高い。・・・けれども、やはり規格外の使い方は不安が残ります。やっぱりスピーカーを1つ外しました。これで安心。

今後の課題?

実はセンタースピーカーの取り付け位置として、最初は部屋の中央にある電灯に引っ掛けるのが第一候補でした。これはまだ試してません。

またカーテンに仮止めする方法以外で、センター位置にスピーカーを取り付ける方法はまだ考えられそうです。たとえば天井のカーテンレールの前の目隠し板があります。この板は私の自作です。この板から適当な長さの棒を垂らしてその先にスピーカーを取り付けるアイデアが浮かびました。超小型スピーカーはとても軽いので強度はいりません。適当な素材を見つけられれば実現性は高いです。そのうちに試して見るかも。

オーディオでの改善はやり尽くした気がしてましたが、まだ試すことが出てきそう。安上がりのDIYでオーディオライフを楽しみます。

関連記事

以前に超小型スピーカーをフロントハイトスピーカーとして試したときの記事です。

スピーカーをいろいろと取り付けて7.1chサラウンドを楽しむ記事です。

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