はじめに:
1年半ぶりのタチウオ釣りで120cmを超える大物を釣りました。家の台所でその大きさを改めて実感しました。いくつか写真を撮ったのを紹介します。
釣行
タチウオの大物が掛かっても、そうとはわかりません。リールで巻き上げる途中からタチウオの大きな首振りが始まります。手巻きで何度も引きをかわしながら、ようやく船べりに天秤が上がってきました。天秤を回収し、仕掛けを手元に手繰り寄せてから、タチウオを持ち上げます。重い。タチウオが船べりに半分かかります。そのまま引きずり下ろすようにしてようやく取り込めました。仕掛けが切れなくてラッキー。
この日の釣行では、同じような感じの大物が、電動巻き上げの途中で仕掛けを切って1度逃げてました。
前々回の釣行では、電動リールの巻き上げ途中の引きの強さにリールの巻き上げがストップアンドゴーを繰り返してモタモタしているうちに、最後に船べりで仕掛けを切って逃げられてました。大物を電動で巻き上げるのはテクニックが要ります。
手巻きで、やっと3度目の正直ということです。タチウオ釣りは最後まで気が抜けません。そして大物が取り込めて本当にラッキーでした。
大物をもう一度手にすることはなさそうな予感がするので、今回の釣果を記念してアップしておきます。
タチウオのようす
ここからは釣れたタチウオのようすを紹介します。
タチウオのサイズ
タチウオの全体像です。まな板には収まりません。置き場所に困りました。ガスレンジに頭を置き、胴体をまな板に置き、尻尾の先の部分をシンクの縁に置いて、なんとかセッテイング成功です。

タチウオの大きさは長さと胴寸で図るのが一般的。やってみました。私の指6本は優に超えてます。

長さを測ります。頭の部分が硬直していて測りづらいのを、メジャーを少し折り曲げて測ります。なので少し短めの概寸になります。

尻尾の部分で長さを測定。少なくとも121cmです。

もしかしてと思ってましたが、このときに初めてドラゴン級であると実感しました。やりました。
ちなみに、この日にはもう一匹大物の100cmが釣れています。これの指幅は4本でした。

100cmのタチウオは過去に何回か釣っていたのでこれが当たり前です。それが20cm長くなるだけで、指6本となり、見た目も重さも格段に違います。自分で、釣ってみないとわからない経験です。
タチウオの分割撮影
普通はこんなことはしませんが、記念撮影なので、半分ジョークで、タチウオの頭から尻尾までカメラで近寄って6つに分けて分割撮影してみました。
最初に頭の部分です。

頭に続く胴の部分。このあたりが一番太い。

続く胴の部分です。このあたりからは、普段見慣れたタチウオのようすと同じ。

胴体がまだ続きます。

最後に尻尾の部分です。シンクの色とかぶさって見えにくくなってますが、尻尾が最後まで残ってます。

タチウオを切断
写真撮影のあと、いよいよタチウオの下処理です。
どこから切ろうか?迷いましたが、まな板の上で包丁がしっかり使える、タチウオのお尻の穴の後ろあたりで2分割と決めました。
後ろ半分の処理が最初。尻尾を切り落としてから、さらに適当な長さに切り分けます。前半分は、内臓を取り出すために腹を開きます。

そのようすが上の写真です。尻尾は右下隅のシンクに落っこちてます。腹を開いたら内臓が飛び出してきましたが、きれいな感じでした。胃袋には小魚が2,3匹詰まってました。ぼかしておきます。以下の処理は省略しますが、頭部の切断も内蔵処理も問題なく行えました。
記念撮影
外出から帰ってきた家内に頼んで記念撮影。

せっかくの大物が大きく見えないのがちょっぴり残念です。船宿の釣果の写真では腕を突き出して大きく見せているようですね。
重量が1kg以上あるんで、重くてかっこいいポーズはとれませんでした。私の嬉しそうな表情は伝わるかな。今回の記事はここまで。