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はじめに:
たまにしか釣りをしないと、いざというときに釣りの道具が錆びついて使えない事態に直面します。釣り道具はないと困るものばかりです。使えなくならないためのメンテナンスの話です。
道具の補修
釣り道具を入れて持ち運ぶのに使うバッカンは肩にぶら下げれる箱型のバッグです。蓋をファスナーで閉じれば、中に塩水が入りません。
そのファスナーが塩ガミで動かなくなりました。でも軽い程度でしたら、ちょっとしたテクニックを使えば動くようになります。
動かなくなったファスナーをペンチなどで挟んで無理やり動かそうとすると殆どの場合はファスナーを壊してしまいます。
紐を介して引っ張ると、動くようになる確率が高くなります。下の写真は動くようになったあとのファスナーの部分のようすです。白く塩のあとが残っているのがわかります。この部分で固着してました。
クーラーボックスの塗装
長く使ってきたクーラーボックスの表面が白くボロボロの状態でした。プラスチックの劣化が原因です。
クーラーボックスは、買い替えると数千円以上します。本体に以上はなさそうで、外見がみっともないだけなので、表面に塗装をしてみることにしました。
ボックスの表面のボロボロは紙やすりで削ってから、塗装しない部分をマスキングテープしてます。
水性ペイントを2回重ね塗りして、とりあえずは惨めな姿からは脱したと思います。
ベルトのほつれているところはボンドで固めて応急処置。ベルトの予備を準備しました。
釣り道具一式も仕舞って、これで次回の釣行まで一休みです。次回のタチウオ釣りでは、全く問題なく使用できました。
久しぶりの釣行
さて、8ヶ月ぶりにタチウオ釣りに行ってきたときの感想です。今年1月の釣行と同じように難しい釣りながら、今回の釣果は久しぶりに10匹を超えられました。自分としてはよくできました。せっかく釣れて持ち帰った釣果は、その日のうちにさばいて冷蔵庫に保存します。
釣行
釣れた魚で9匹が60cmから70cmクラスです。これらは夏タチらしいサイズ。ほかに80cmから90cmに届くサイズが2匹混ざりました。
釣果は中盤にまとめて釣れました。ずっと釣れ続けるというわけにはいかないのがタチウオだけでなく魚釣り全般の難しさ。
持ち帰ったタチウオで一番の大物を台所で計測したようすです。
身が死後硬直していて真っ直ぐには測れません。体に沿ってメジャーを這わせて尻尾の先端まで測ると全長が約90cmでした。80cmを超えると身が厚くて食べごたえがあります。90cmだと大満足です。
下の写真は超久しぶりに乗合船の船上でスタッフに撮ってもらいました。約7時間の釣りが終わって帰港中の船上です。撮影されるのは20数年ぶり。
タチウオの体が死後硬直で手前に30度ほど折れ曲がっています。まっすぐに伸ばそうとしたのですが、無理するとタチウオが骨折しそうなので断念してカメラに収まりました。実際よりかなり短く見えてしまうのがちょっぴり残念。でも良い記念になりました。
タチウオをさばいて一時保管
釣果はクーラーボックスに入れて持ち帰ります。船宿で支給される氷がほとんど溶け切った状態で帰宅です。
このままにしておくとタチウオが傷んでしまいます。疲れていますが、一休みしてからタチウオをさばきます。
タチウオは細いながらとても長いので、そのまま冷蔵庫にはしまえません。頭と内臓を取ってから、身を15cmぐらいの長さの筒切りにしてタッパーに収めます。
冷蔵庫にしまうことでその日の釣行がようやく終了です。
釣れすぎると、さばく作業が大変で冷蔵庫にしまえなくなります。今回の釣果ではどうなるか?
釣果の全体
タチウオを台所のシンクにとりあえず取り出しました。大きいものは直角に曲がったまま固まってます。
一匹ずつさばいていきます。とりあえずシンクの左脇のスペースにタチウオたちを移動させますが滑り落ちてきます。ピカピカの魚体は滑ります。強く握ると跡がつくし…。手際よく作業する必要があります。
タチウオをさばく
頭を落として内蔵を取り出して、中の血合いや黒膜を歯ブラシでキレイにこそげ落とします。基本的に魚の臭みや苦味が苦手な私は、徹底的にこの作業をやります。この作業に時間が一番かかります。手が脂にまみれます。でも新鮮なので全く匂いがしないので助かります。
内臓の処理
切り落とした頭と内臓の写真です。でもこれは魚を調理する上では避けて通れない真実の姿です。今回はあえて掲載します。グロテスクかな?そのうちにこの写真は削除するかも。
これらはポリ袋に入れてゴミ出しの当日まで冷凍庫に保管します。なぜか? 魚の内臓は腐敗臭がすごくなるからです。
今回は念のために更に集めの緑のポリ袋に入れました。タチウオの刃は尖すぎます。袋が破けてもよいように、用心に越したことはありません。冷凍庫に入れました。
これでようやくさばき作業の殆どが終わりです。ここまでで所要時間は50分くらい。
身の一時保管
あとはタチウオの身を筒切りにしてタッパーにしまう作業がありますが、これは簡単です。食べ頃のサイズに切り分けていくだけです。それをタッパーに詰めます。
それを冷蔵庫に収めて、ようやく今日一日の釣行は終了です。
全体で作業時間は1時間ほどでした。処理した身なども無事に冷蔵庫にしまえました。これぐらいの釣果が負け惜しみじゃなく適切だと思います。
タチウオを味わい、冷凍保存する
翌日、タチウオの一番大きい身を選んで煮付けにしていただきました。堪能です。
残りの身は、一つ一つ丁寧にラップにくるんで密閉して、さらにジッパーにまとめて入れて冷凍保存です。これも冷凍室にうまく収まります。
タチウオを時々味わう
1週間ほどして、身の細い部分だけを選び南蛮漬けにしておいしくいただきました。
残りは冷凍庫で保管中。ひと月やふた月は持つので大丈夫。
タチウオ釣りはそこそこの数を釣るのは難しくて大変ですが、そのあとで食べるのが楽しみです。
後片付け
次回の釣行のために釣り道具のメンテナンスは欠かせません。
海水で濡れた釣り竿、電動リール、ハサミなどの道具は水洗いして乾かします。