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はじめに:
オーディオシステムをNR1711とRCD-N10のどちらでも使えるようにして、サラウンド感とステレオ感のどちらも自由に楽しめます。おもにスピーカーの配置について説明します。
オーディオシステムをMarantzのNR1711AV サラウンドレシーバーに変えました。装置の設置の様子は”7.1chサラウンドレシーバーを設置しました“で説明しましたが、この装置の機能の一つで、スピーカーの配置を二通り記憶できて使い分けができることがとても気に入りました。最初にこの機能について説明します。
それまで使っていたRCD-N10レシーバーは、いったんサブシステムに引っ込んでましたが、自作スピーカーが増えたので再登場です。RCD-N10レシーバーにスピーカーを接続していつでも使えるようにしました。これで2つのオーディオシステムが、どちらでも自由に使えるようになります。その時の気分によって違うサウンドが楽しめます。
ふた通りのスピーカー設置の使い方
NR1711レシーバーでは、二通りのスピーカー配置が記憶(スピーカープリセット)ができて、切り替えて使えることです。それぞれの音量の設定などもSMART SELECTボタンで記憶させることができます。
実際の使い方
テレビやスピーカーの部屋での置き方に合わせて音楽や映像を楽しみます。テレビやビデオの音は7.1chサラウンド、音楽はセンタースピーカーを使わない6.1chサラウンドで楽しみます。
部屋の中の装置とスピーカーの配置図です。赤矢印がスピーカーの場所を示します。
センタースピーカーを使わない構成が下の図になります。
良い点
映画やテレビの画像とともに音声を聴く場合は、テレビ画面の方から音声がクリアーに聴こえてほしいので、テレビの下においたセンタースピーカー(C)が活躍します。左側のテレビの画像を見ながら音声が右側の方から主に聴こえてくるのは不自然ですよね。
一方で映像のない音楽(レコード、CDやネットワークオーディオなど)を聴く場合には2台のメインのスピーカー(F)の中央を基準にしたステレオサウンドが基本になるので、左のテレビの下のセンタースピーカーの音があると、音が左に偏ってしまうので邪魔になります。
以上のようなわけで、2通りのスピーカー設定が記憶できて使い分けできるのが、我が家のリスニング環境では好ましいというか必須になります。いちいちテレビを見たり音楽を聴いたりするたびに始めからスピーカーの設定や音量調整をやり直すような手間がなくなるので、本機はとてもありがたいと感じます。
全般的にリモコンのボタン操作の反応が遅いとか、スピーカープリセットをボタン操作で切り替える手間ぐらいは目をつぶることにします。
オーディオシステムを2つにする
NR1711オーディオシステムでサラウンドな環境ができました。一方でRCD-N10オーディオシステムではステレオサウンドを聴きます。
NR1711レシーバーシステムのスピーカー配置
NR1711のスピーカーは下の図で示すスピーカーを使ってます。
ずいぶんとごちゃごちゃしてしまいましたが、実際にはフロントスピーカーの音量がほとんどで、それ以外は、その時の気分によって使い分けて聴いています。
RCD-N10スピーカー配置
RCD-N10オーディオシステムでは、BOSEで仕舞っていたスピーカー(FL1,FL2)を再利用するのと、FOSTEXのFE166En16cmスピーカーを段ボール箱に入れて自作したスピーカー(FR2)とGRS製20cmスピーカーを段ボール箱に入れて自作したスピーカー(FR1)をつなぎました。豊かで広がりのあるステレオサウンドになりました。
スピーカーを再利用したり、不要になって仕舞ったり、また再々利用してます。さらにサブウーファーを自作したくて段ボール箱に入れてみたスピーカーを活用するなど、いろいろ試行錯誤ですね。自分なりの低コストのオーディオライフを楽しんでます。