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はじめに
もう使わなくなってしまったアンプやスピーカーをたまには聴いてみよう。”スピーカーを切り替えて音を確かめる”らしきことをやってみました。前回は私のメインアンプ”TRK3488真空管アンプの真空管を取り替えて聴く”で楽しみましたが、こんどはスピーカーを取り替えて楽しんでみます。
聴き比べのための準備
電気店のオーディオコーナーのスピーカー売り場では、たくさんのスピーカーが並んでいますが、スピーカーを切り替える”セレクタースイッチ”を使って音の違いを聴かせてくれるというサービスがあります。それのまねごとです。
”セレクタースイッチ”秋葉原かどこか忘れましたが、本格的なのは数万円するので、ランクを落として^^;数千円で3年前ぐらいに買いました。ところが、そのままお蔵入り。
自分で買っておいて、「余計なもの(セレクター)を入れたら音が悪くなって本当の音が聴けないから無駄」
などと理屈をつけて、使わずにしまっておいた記憶があります。
で、今回、不用品整理の対象にしたのですが、「1度も使わずに捨てるのはかわいそう」ということで、
スピーカーを切り替えて聴き比べる、その真似事をやっちゃいました!
費用は0円。
スピーカーを設置する場所も最小限にして、あり合わせの線材で間に合わせることにします。
使用した主な機材は、
アンプ:TRK3488、BOSEのPLS-1510 DVD Receiver,PLS-1410 CD Receiver
スピーカー:BOSEの120、121、125、FOSTEXのFE103、FE166En
スピーカーを左右に置き、その上に積み上げて設置。その間にセレクターを置き、各スピーカーとつなぎます。
聴き比べしたスピーカーのようす
スピーカーは下から順に見ていきます。
BOSE 121
BOSE 125
FOSTEX FE103(ONKYOのボックスに固定)
そして一番上が、
BOSE 120
ひとつだけ背の高いのが
FOSTEX FE166En(BK16BOX入り)
スピーカーの切り替え部分
セレクターです。
アンプとセレクター、セレクターとスピーカー、それぞれの間を線材で接続します。下の写真が配線したあとのようす。
アンプからのスピーカーケーブルに線材をからげて接続^^;1メートル当たり数千円のZONOTONEのケーブルがたぶん苦笑いしてます。
聴き比べてみて
アンプは、TRK-3488
ソースはさだまさしの「天晴」CDを、ソニーのCDプレイヤー(SCD-SE600)にかけました。
アンプは、BOSEのもつないでみました。
PLS-1510 DVD Receiver これは 125スピーカーとセット品。
PLS-1410 CD Receiver これは 121スピーカーとのセット品。
PLS-1410は音がおとなしめ、PLS-1510がメリハリが聴いているという感じです。
結果は、「こんなにもスピーカーで音が違うのね!」ということを再確認。
- BOSE 121 は、音がおとなしめ、まとまっている。
- BOSE 125 は、低音が強調気味の元気な音。
- FOSTEX FE103 は、きらきらした感じ。
- BOSE 120 は、少し元気がないかな。 ボリュームを上げずに聴いているので気の毒かも?
- FOSTEX FE166En(BK16)は、音に余裕があって、別格。
以上、ごく直感的な感想でした。
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TRK3488を使った聴き比べだけで終了するつもりでしたが、BOSEのアンプも使いました。
最初に書いたように、ほんの真似事でしたが、違いははっきり出るものだと実感しました。
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