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はじめに:
毎日の血圧と体重の記録の仕方を紹介します。私は62歳から血圧と体重を毎日記録し、時々の変化を把握して、変化への対応をしています。体調管理をするうえでの基本中の基本だと感じています。
記録をはじめたきっかけ
体重とか血圧を気にすることはなかったのが、気にするようになったきっかけがありました。
年齢とともに身体の不調を感じる
若い頃は自分の身体のことを気にしなくても問題ありませんでした。60歳を過ぎたころもウェブサイトの構築作業に明け暮れていても、一晩ぐっすり寝れば疲れはとれるので体調は気にしなくても済んでました。ところが63歳になったころから、少しのことで身体のどこかがつらくなったり痛くなります。
このままだと、いずれはなにか重い病気になりそうな予感。元気な生活を続けていくためには、自分の身体をきちんとメンテナンスしなくてはと実感しました。
メタボと痛風に対処
まずは、62歳の頃に繰り返し再発した痛風の発作と、それまでずいぶん長い間放置してあったメタボリックシンドロームに目を向けて、メタボとはどういうものなのかその正体をよく知って、その上で、お酒をやめて痛風発作を回避しメタボを改善していきます。
63歳から自分の身体の状況を見つめ直します。傷んでいるところや痛いところに着目して原因を考え、改善するための対処方法を調べます。改善に取り組みます。改善状況を記録していきます。
具体的には運動を継続しながら、体調の把握のために血圧と体重を毎日測定し記録します。そして実践状況を継続して確認して体調管理をしていきます。
血圧と体重を記録するために実際に使っている器具や記録内容をこれから紹介します。健康指標を毎日記録していますが、記録するだけでなく数字の意味を常に考えるように習慣づけて対応していくことが、継続するのにとても効果があります。
健康指標を記録する
私はなんでもノートに記録するのが好きです。記録を始めたのは数年前からだったでしょうか。血圧計と体組成計を購入して毎日メモしてました。その時の記録はもう見当たりませんが。今回は、きちんとパソコンの帳票ツールに記録します。入力しだしたのは2017年5月16日からです。毎日の体重などの数値を記録していきます。
以下、毎日の測定に欠かせない機材を紹介していきます。
体組成計で体重と体脂肪率と内臓脂肪を記録する
最初に購入したのはオムロンの体組成計です。
手に持つハンドルが本体からケーブルでつながれていて、本体に身体を乗せて、ハンドルを手に持って体と垂直方向に伸ばしたまましばらく待つ。体組成計というと、まさしくこのイメージで始まりました。
朝起きたらすぐに、着替える前にパンツ1枚で測定しています。もう10年近く使っていることになります。電池の消耗が殆ど無いのでメンテナンスが楽で助かります。
ノートに手書きで記録
携帯電話のアプリで記録もできるようですが、わたしは手書きのメモが好きです。途中からは、パソコンの帳票ツール、オープンソフトのLibreOffice Calcを使ってます。
血圧を毎日朝と晩に記録する
血圧計は最初から立派なものにしました。オムロンのアームイン型。いちいち腕帯を腕に巻き付ける手間がありません。
腕を円筒に差し込んでボタンを押すだけなので手軽です。
ただし本体を置く場所には気をつけないといけません。心臓の位置と同じなのがいいそうです。食卓に置いて椅子に座って測定するとちょうどその位置になりました。普段は血圧計を食卓の下にしまっておき、測るときに取り出して使っています。
測るタイミングが結構面倒で、安静にしていた状態が望ましい。朝起きた時は、体重を量って着替えてしばらくしてから測るようにしています。夜は寝る前に測るようにしてますが、時々忘れて寝てしまうこともあります。
小型の血圧計
持ち運びに便利な束帯式の血圧計です。シチズンの血圧計。
泊りがけで出かけるとき用でしたが、その後、アームイン型が空気漏れして壊れてしまいました。今はこのシチズンの血圧計だけです。
最初はいちいち腕に巻き付け直していたので不便でした。少し緩めにマジックテープを固定するようにしてからは、テープをいちいち外さなくても腕を通せばそのままスイッチを押して測定開始。これで何の不都合もありません。使い方にも工夫が必要ですね。
小型の血圧計の2台目
シチズンの血圧計の腕帯が膨らまなくなって壊れてしまいました。今はomronのHEM7127という製品を使ってます。これは動作音がとても静かで、早朝や深夜の使用も気遣いがいらず、重宝してます。血圧計は消耗品ですね。
高血圧管理手帳に記録
クリニックでもらえる高血圧管理手帳の表紙です。
血圧と脈拍数を記録し、体重もメモ帳から転記します。この手帳は何冊も更新しながら使用してます(2023年3月14日追記)
calcの表にも記録
フリーのソフトのLibre Officeの表計算ツールで”calc”がExcelと同様の機能があって使い勝手もよいです。
集計は、SUMとかcountaという基本的な関数を使えば、いちいち電卓で計算などしなくてもできます。その集計した結果を高血圧管理手帳にプロットしてグラフ化します。
以下が、月別の血圧と体重の推移です。グラフにしてみると変化の様子がよくわかります。
グラフ化はcalcでできますが、手作業でもグラフ化するとより変化の実感がわきます。
以上、毎日の健康状態についての記録作業について説明しました。
今後に向けての心構え
血圧測定は寝る前に測るのはたまに忘れます。でも、数字を記録して後で眺めるのは励みになります。記録をつけるという行為は、長続きさせるコツのように思います。
薬を飲まないほうが良い?とか巷の噂があるような、ないような……
でも、わずか3粒を一日1回飲むだけです。このまま続けたいと思います。
何よりも大切なのは、自分の身体のコンディションを把握しつづけていくことだと思うようになりました。習慣にしてしまえば、1日ぐらい忘れたりできなくても続けられます。
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