目次
はじめに:
おかしな姿勢を長く続けて腰に負担をかけすぎないようにするために、座椅子に低反発クッションを追加して使っています。首や腰のあたりにクッションが当たるように調節すると、座椅子でゆっくりとくつろげるようになりました。
年令を重ねるにつれて身体のあちこちが痛くなってきます。この記事は腰の痛みを和らげたり予防するための工夫を紹介します。
わたしの腰の痛みかた
私の場合は朝起きたときに感じ始めることが多いです。
原因は寝相が良すぎたから。何かの拍子で長時間仰向けになったまま寝返りもしないで熟睡してしまった後のことが多いように感じます。適当に寝返りをうったり、横向きを意識して寝ていたときには、腰痛を感じにくいように思います。
ぐっすり休んでいるのに腰痛?
いまよりも太っていてお腹のまわりが100cmあったときは特に感じました。自分のお腹の重みが背骨の腰のあたりを圧迫してしまう感じです。長時間同じところを圧迫することが、固まるというか、こわばりになるように思います。
布団は低反発マットレスの上に綿の布団を敷いています。低反発マットレスといっても普通の値段で手に入るもので、高級品ではありません。高級品を試したことはないので、勝手な想像ですが、その売りが”身体の一箇所に圧力を集中させないで分散させる”ということにあるようですね。
圧力を分散させられる寝具を使いながら、適当に寝返りを打って寝るのが、腰痛防止には良さそうに思います。
椅子に腰掛けるときも注意が必要
私はパソコンに向かって長時間椅子に腰掛けていることが多いです。このときの姿勢も大事だと思います。猫背にならないように、キーボードの高さやモニターの高さを調節します。背筋を時々伸ばしてやることも大事ですし、伸びをしたりも必要ですね。腰掛ける椅子へは腰当て専用のクッションを追加する対策をしています。
座椅子に工夫を加える
私は一休みしたいときやテレビをみたいときには、座椅子を使います。リクライニングできる回転式のものです。数年そのまま使っていましたが、腰のあたりがしっくりと馴染みませんでした。うっかり居眠りをしてしまったあと、腰のあたりが具合悪く感じることもあります。
低反発マットレスを乗せる
どうしたものかよくわかりませんでしたが、気にして店を回ってみると、それ用の素材が見つかりますね。低反発のマットレスの小さなものです。布団用の大きいものしかイメージできていなかったので、見つけたときはちょっと新鮮な驚きでした。4,000円もしたので、効果がなかったら後悔するなと思いましたが、思い切って購入。正解でした。
椅子からずり落ちないように、4隅に紐を縫い付けて座椅子に固定。ほかにもひもを使用。ずり落ちないで取り付いています。
腰にしっくりときます。これで圧力が分散できているのを実感しています。
座面を高くする
座椅子の座面の高さは15cmぐらいです。ただの座椅子よりも回転部分があるだけ高くなっています。それでも、腰掛けるというよりもほとんど床に座り込むという感じで、座るときも立ち上がるときも、かなり身体を折り曲げなければなりません。
そういう時に、身体に無理な力がかかりがち。座面を高くするための土台を自作しました。回転部分が十分に乗る大きさの土台です。2段重ねで見た感じはあまりよくはありませんが、実用になってます。
ねじ込みフックを8本使って座椅子の回転部分を固定。座面の高さが30cmくらいになりました。
これだと椅子に腰かけるという感じに近くなります。フラットにリクライニングしてもちょうどよい感じになりました。
土台の下に家具スベ―ルを敷いたので移動も難しくはありません。見えないところにも工夫。この状態で使いだして半年ぐらい経ってますが、まずまずですね。
その後の経過
座面を高くする工夫には無理がありました。回転部分に負担がかかりすぎて座椅子が壊れてしまいました。
なので座椅子から回転部分の金属を取り外し、木の土台も廃止して、代わりに木の板を敷いて座椅子に固定したうえで、カーペットの床に置いて使ってます。立ち上がるのが不便だと感じたのは、思い違いで、コツさえ掴めば立ち上がるのは困難ではありませんでした。
いまでは低反発マットレスと座椅子の間にさらに長座布団を挟み込んで使うようになりました。
座椅子を横から見ると、長座布団と低反発マットレスが重ねられているのが分かると思います。
さらに首の当たるところにはスポンジ製のネックピローも付けました。
見かけはよくありませんが、自分の体に合わせてあるので、座り心地は快適です。
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