歩く距離を増やしてコロナ太りを抑える

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はじめに

昨年暮れ頃から体重が増えてきたのでウォーキングや水泳の距離を増やす対策を始めているときに新コロナウィルス感染予防対策で施設の閉鎖や外出の自粛があって、一時は運動をどのように続けたらよいかわからなくなって困りました。手をこまねいてじっとしていては健康指標が悪化してコロナ太り?になるのは明らかでした。体重の推移などを見直して、自分なりに対策をしたところ、コロナ太りが抑えられました。その経緯を振り返ってみます。散歩は外出自粛の対象でないと割り切って続けた、むしろ強化したことが一番良かったと思います。

体重の遷移を見る

2017年から変動を繰り返しながらすこしずつ体重が減ってきていました。それが2019年11月を底にして増加に転じます。

体重遷移のグラフ2020年4月まで
体重遷移のグラフ2020年4月まで

2019年6月頃から2020年4月ごろまでのグラフを拡大します。

体重遷移グラフの2020年初頭部分
体重遷移グラフの2020年初頭部分

傾向を分析する

体重は1日で1kgの増減はしょっちゅうあります。毎日の一喜一憂は意味がありません。体重の推移をグラフにして時間の経過で増減の傾向を見るのが大事です。

拡大したグラフを見ると、明らかにコロナ太り?で体重が増加に転じているのがわかります。いま対策しないとますます体重が増え続けるのは明らかです。対策するかどうかが運命の分かれ道です。

対策の見直し

自分で対策できるのは運動の内容と食事の内容の見直しぐらいです。

ウォーキングの見直し

2019年11月までは散歩の距離とか歩数が標準以下の1日5,6千歩でした。これを積極的に増やします。一時は外に出すことさえはばかられる雰囲気でした。なるべく人と出会わない道を選びます。

  • 2019年12月が6600歩
  • 2020年1月が9500歩
  • 2020年2月が8100歩

水泳の見直し

泳ぐ距離と時間が増やせそうです。
1回30分1000メートルを200年2月から1回60分1500メートルに増やしました。プール利用の延長料金は30分で110円で許容範囲内です。

食事の見直し

就寝時間が早まってきたのに合わせて夕飯の時間を早くしました。いつの間にか増えてしまっていたおやつの量を減らしました。

コロナ感染予防対応の影響

コロナが分けの分からない感染症という雰囲気が日本中に蔓延して困りました。これでは健康な人でも運動不足で生活習慣病予備軍を増やす一方です。

施設の閉鎖

温水プールが3月から閉鎖になりました。閉鎖がそれから3ヶ月以上も続くとは予想外でした…。ゆっくり長く泳ぐのは自分にピッタリの運動なんですけど。再開後は厳重なコロナ対策のもと、施設は十分に利用させてもらってます。水泳を続けるのは健康を保つのにはとても効果的です。

外出自粛

車でよく海辺などに言って気分転換してましたが、これはずっと自粛。実家の処分のための富山への帰省も取りやめました。これは本当にナンセンスでしたね。

ウォーキングの強化

泳げないので外でたくさん歩くしかありません。ウォーキングと言っても相変わらず散歩の延長ですが時間を増やしました。平日の日中であれば、人通りの少ない道を歩くのは簡単でした。1万歩を歩くには2時間も歩かなければなりません。長時間ただ歩くのは退屈なのでコースを日替わりで変えました。

  • 2020年3月10100歩
  • 2020年4月13300歩
  • 2020年5月13900歩

数字は30日とか31日の平均です。頑張った日や少なかった日があります。

自粛解除後

温水プールが6月1日から再開。ただし滞在が1時間以内の制限付き。
1回30分に1000メートル泳いでいたときに逆戻りです。それでも歩くより運動量が簡単に増やせるので泳げるのはありがたい。

6月から梅雨入りして気温も上がり歩きづらくなりました。歩数が減りました。
2020年6月は1日平均9300歩です。ピンチです。振り返ってみると4月、5月は歩くのに良い季節でしたね。

対策の効果をみる

歩く歩数を増やし食事のしかたを少し見直す対策で体重を減少傾向に変えられました。

体重遷移グラフの2020年6月までの一部
体重遷移グラフの2020年6月までの一部

月別の数字を見やすくしたグラフです。
4月をピークに5月、6月と続けて下がりました。昨年11月の1番低かった値にまで体重を戻せました。

体重遷移グラフの2020年6月までをわかりやすく加工
体重遷移グラフの2020年6月までをわかりやすく加工

気を緩めず7月から再び上昇しないように気をつけたい。

別の健康指標の推移を見る

体重の他にBMIと体脂肪率の変化も見てみました。歩数、水泳の距離、消費カロリーの推移もグラフにします。

BMIと体脂肪率の月別遷移グラフ
BMIと体脂肪率の月別遷移グラフ

このグラフから傾向を読み取るのは難しいですが主観で分析してみます。

月別健康指標(2019年11月から)
月別健康指標(2019年11月から)

2020年の4月と5月で歩数(緑色)を増やしました。泳げなかった分(水色)も補います。それが消費カロリー(紫色)の増加に反映されます。
効果がひと月遅れで体脂肪率(?色)の減少に反映しているように見えなくもありません。体脂肪が減って体重(青色)が先程の体重遷移のグラフで分かるように減ってきました。BMI(赤色)が6月に初めて22ポイント台になりました。いい傾向に思えます。

正直なところ、それぞれの動きをむりやりにひとつのグラフで見られるようにしただけです。これらの数字の相関関係はよく表わせませんでした。
もうすこし時間をかけてみればいいかもしれませんので今後もウォッチしたいと思います。

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