痛風の発作が起こったら身体はこうなる

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はじめに

身体でつらさを感じるところを見直して改善していきます。今回取り上げる通風の発作は、つらいというよりも最大級の痛さです。痛風の発作が起こった時にどのような状況になるのかを、その症状、発作が起こって困ることや発作への対処法について私の経験で説明します。痛風の発作の起こる場所や発作の程度は人によりさまざまです。ここで紹介するのはひとつの例としてご覧ください。

記事の後半に”痛風の発作って何?痛風をよく知ろう”の記事を統合しました。痛風という病気について調べたことを整理してあります。

痛風の発作が起こったとき

厄介なことに発作が起きるまでは自覚症状はありません。ある日突然というのが現実です。さらに処置しないでおくと再発します。

発作の再発第一回目

2017年の5月13日に痛風発作再発の第1回目が右足に発症。
富山への帰省の戻りで、自動車を長時間運転して自宅に到着すると同時でした。

車から降りようとすると右足が腫れて痛んで歩けない。
この時は1週間ほどで痛みと腫れも治まり、2週間ほどであまり足のことが気にならなくなりました。週2回の温水プールでの泳ぎや、近所のウォーキングも再開。それでも足全体のむくみや腫れは完全には引いていなかったような気がします。

発作の再発第二回目

6月14日に痛風発作再発の第2回目が右足に発症。
それまで何日かウォーキングを続けていて、この日はことのほか暑い日だったのに、ちょっと無理をしてたくさん歩きました。
途中や帰宅後も水分はほとんど摂らず、帰宅後お酒を飲んでました。夜になって右足が痛み出し、翌朝は痛くて歩けない状態に。

振り返ってみると、体が疲れているのに無理やり歩いたり運動したときに発作が起きています。

発作が起きてからはつらいつらい日々が続きます。

少し右足の痛みが治まりかけた6月19日に、左足に発作発症。両足が同時に痛くなるのは初めての経験。そのあとは、左足の痛みが治まりかけたら右足のほかの部分が痛みだし、そのあとも左足の痛みが増すという状態で7月1日を迎えました。

発作の状態

7月1日の状態では、右足はほぼ元通り、左足の人差し指は腫れたままで、指のつけ根が歩くときに痛むという症状が残っています。まだまだ普通に歩く状態からはほど遠い。

左足の状態

左足人差し指の腫れ
左足人差し指の腫れ

右足の状態

右足の状態
右足の状態

両足を並べてみる

両足を比較
両足を比較

左足の人差し指の腫れはかなり引いています。

ピークの時は両隣の指とのすき間がなくなるというか、押し広げるくらい腫れて、全体が赤黒く変色してました。その時の写真は撮ってませんが、それどころではありませんでした……。

このまま追加の発症がなければあと5日ぐらいで、元通りに戻れるかもしれません。 7月5日になって、左足の痛みはほぼなくなりましたが、まだ人差し指のむくみと赤黒い色は取れません。まだ恐る恐る歩くという状態が続いてます。

長い苦しみ……。一つの発作が治まるまでの期間がだんだん長くなってきた感じ……。

痛風の発作が起きたときの痛みかた

自慢じゃありませんが、私はもう何度か痛風発作を経験しています。
その中でも、この時のはツラかった。

痛風発作の痛みかたにはひとつのパターンがあります

痛風の発作が起こった時の始めのころの激烈な痛み。
痛みだして12時間ぐらいに痛みのピークが来ますが、これは本当に耐えがたい痛み。内部から突き刺してくる痛み。寝ていようが座っていようが、足を宙に浮いていようが下に置いていようが関係なしに痛みが襲ってきます。

はじめの痛みのピークが過ぎると、我慢できないことはないがとても痛い状態がしばらく続きます。

痛いところを高くしておくと若干痛みが和らぐこともあるけれど、痛いところを触ると猛烈に痛い。

トイレに行きたいとき。
発症したところが足の場合は、無理をしてでも立ち上がって歩かなければなりません。無理すると、痛い部分が広がったり、ほかに痛みが移る感じがします。困ります。

それでも1週間から2週間ぐらいで、腫れや痛みが治まって、なにも感じなくなってしまいます。

1か所だけの発作ですと、大体上記のような経過をたどります。
ここまでは、これまで経験した通りの経過でした。

発作で痛むところが移動します

こんどの再発では、足の中で痛みが移動しました。これは初めての経験でした。

例えば足のつま先、甲、かかと、くるぶし、足の側面と、とびとびに移動したりぐるぐる回る感じ。

膝にまで痛みが来た時や、アキレス腱がピリッと傷んだ時は、怖さが先に来て、本当にこの足は治るのだろうかと不安になってしまいました。

さらに困ったことに、右足の発作から始まって、左足の発作が長く続き、もう一度右足が痛くなるという、連続攻撃?に見舞われました。

これは痛みが移動するというよりも、発作の原因となる箇所が右足にも左足にも点在していて、それらが次々と発症していったということみたいです。

こうなるとパターンというものが当てはまりません。常にどこかが痛みだします。まるで地雷原のなかで地雷が次々に誘爆していく感じといったらよいかもしれません。恐怖です。

痛風の発作が起こって困ること

痛風発作が起こって本当に困ることを挙げていきます。

眠れない

発作が起こってからしばらくは、痛いところをどのようにしていても痛みます。横になれば少しは痛みが和らぎそうなものですが、そうではありません。痛くて夜も眠れないという状態ですね。痛くて、しょっちゅう目が覚めてしまいます。

トイレに頻繁に行きたくなる

痛みが片足だけで、痛いところに負担をかけないような立ち方ができれば、少しずつでも歩いたりはできます。そんな状態では、おしっこに行きたくなっても、なかなかトイレにたどり着けません。

おしっこが出るのを我慢しているんですが、途中で足の痛さで、我慢しきれずにおしっこを漏らしてしまいます。量が少しであれば笑い話程度で済みますが、本当に我慢できなくなってパンツがびしょびしょになってしまったときは、哀しみと悔しさで涙があふれてきます。

今回は、1日10枚くらいパンツを履き替えた日もありました。

トイレットペーパーをパンツの中に挟んでおくのも試しましたが、トイレットペーパーは全然尿を吸い取ってくれません。

尿漏れパンツとか、尿漏れパッドを使うことも真剣に考えましたが、これも吸収できる量に限界があるようですね。使ったはいいけど、そのあとの処分にも困りそうですし…。第一、必要な時にはすぐに用意できない。常備しておくというのもねえ……。

尿酸を少しでも排出させるために水をたくさん飲むようにしていたので、余計にトイレに行きたくなります。多いときは30分おき、1時間ごとにトイレに行ってました。

一番苦しいときです。

立ち上がれない

今回は、再発で、一時期両足が痛くて、立ち上がることもできなくなりました。

室内の移動は、あおむけで上半身を起こし足を前に投げ出した姿勢で、痛いところを刺激しないようにして軽く足を曲げ、両手を脇につけておしりを持ち上げながら手と少しましなほうの足を身体をずらせるように移動させて進みます。

はたから見ると滑稽な風景でしょうが、本人は真剣です。
これで痛い足に重量をかけないでの前進後進が、室内の短距離でしたらできました。

椅子のあるところまでたどり着いたら、座面に両手をかけて、両手の力でおしりと体を引っ張り上げて椅子に座れます。

でも狭いトイレの中では体を引っ張り上げられるような手掛かりがありません。便器に腰掛けることができなくなりました。こうなるとアウトです。

トイレに行けない

結局、夜間はもうどうしようもないので、即席の尿瓶を用意して対応しました。

具体的に言えば、洗面器を足元付近においておきます。おしっこをしたくなったら、洗面器で用を足して、一晩溜めておきます。朝になったら、家内にトイレに棄てに行ってもらう。これで何とかしのぐことができました。

一人で何とかしたいと頑張ってきましたが、もう背に腹は代えられません。恥を忍びます。このような苦痛は2度と味わいたくないと強く思いましたね!

少し良くなったら、自分で頑張ってトイレに棄てに行きます。そういう状態が2,3日続きます。

痛風の発作への対処法

痛風の発作が起きてからどのように対処すればよいのでしょう?
わたしがやってみたことを紹介します。

痛み止めを飲む

最初の激烈に痛む期間は、”とにかく少しでもその痛みから逃れられるなら何でもしたい”気分になります。余計な苦しみを味わうよりは少しでも痛みを和らげるようにできたほうがよいです。

痛み止めがよく効きます。市販薬では、EVE A錠が効きました。

医者で処方されたのがロキソニン(ジェネリック薬品名はロキソプロフェン)です。これらは1日に2回か3回に分けて飲みますが、確かに痛みが和らぎます。

市販されているバファリンAは痛風の痛みには使ってはいけません。
主成分のアセチルサルチル酸はアスピリンのことなんですね。最初は知らずにバファリンAを飲みましたが、これはよくありませんでした。
アスピリン系の痛み止めは、さらに痛風の痛みを強くしてしまう方向に働くようです。ま、激痛に苦しんでいるときに多少痛みが増しても気が付きませんけどね。
興味がある方はお試しください(悪い冗談)

痛み止めを飲むときに気をつけなければいけないのは、我慢できなくて痛くてたまらないときだけ飲むようにすることです。我慢すれば我慢できるぐらいの時は薬を飲まないほうがいいんです。痛風で痛いのは身体が自分で治そうと頑張っている証拠。それを無理に抑えると治りが遅くなります。

湿布薬を貼る

医者から処方されるものに湿布薬があります。腫れて熱くなっている患部に貼ると、少し冷やされる感じになり、痛みが和らぐ感じがすることは確かです。

右足を湿布
右足を湿布

でも、患部が熱くなるのは患部を治そうと体ががんばっている証拠なんです。患部を外から無理やり冷やすのは、治りを遅くする感じがしました。

発作の発症時で激烈に痛くてなんでもいいから少しでも痛みを和らげたいという時期を除いて、湿布薬を貼るのは控えたほうがよさそうです。

左足に湿布
左足に湿布

普通の痛み(我慢すればできる痛み)は、早く腫れや痛みを終わらせたい時期ですが、この時期に湿布薬を貼ると、治りが遅くなって逆効果になるようです。早く痛みを取りたいと思って、写真のように湿布薬をベタベタ貼ったりしましたが、よくありませんでした。

水をたくさん飲む

1日に水を2Lは飲みなさいと言われます。

この理由は、1日2Lはおしっこを出しなさいということ。痛風の原因物質の尿酸は尿に溶けて体外に排出されるので、できるだけ尿酸を体の外に出しなさいという意味です。

1日2Lという量は、”1日2Lの水を飲んで2Lの尿を排出すれば体内の水分がすべて入れ替わる”と言われているからです。

しばらくして痛みが収まってからは、”痛風状態の対策でクエン酸入り麦茶を飲む”ようにしましたが、痛い最中はそのような余裕はありません。とにかく水を飲みます。そしてトイレへ……。

お風呂に入らない、アルコールを飲まない、むりに歩かない

発作発症時のしばらくは、痛さを我慢するだけで他に何もする気力も湧きません。そのあと、我慢できる痛みの時期がしばらく続きますが、このときのすごしかたです。

発作で痛いあいだは、患部で白血球が闘っている状態です。

痛み止めの薬は、血管を狭めて患部の血流を悪くし、白血球の戦いを抑えることで痛みを抑えるように働きます。

それなのに逆に血管を広めるような何かをすると、血流が良くなり、白血球の戦いが加速拡大されて、痛みが増大してしまいます。お風呂にはいったり、温水シャワーを浴びる、アルコールを飲む、痛いときに無理に歩き回るなどは、いずれも患部の血管を広めることに繋がり、白血球の戦いを加速させてしまいます。自虐的すぎるかな。

ちなみに、私の場合、温水シャワーを浴びたあとしばらくして痛みが増してきましたし、痛風発作時の始めのころはアルコールを飲むのをやめていなくて余計に痛みが増すのを実感しました。

ちょっと良くなったと思って無理やり歩き回って、痛いところに負担をかけると痛みが広がることも実感しました。

運動するのはいいんですがあまり焦らないことです。

「痛くても早く治るんだったら頑張れば」という意見も聞こえてきそうですが、それは発作の痛みを知らない人だから言えること。なるべく痛みが弱いままに早く治って欲しいというのが実感です。

途中のまとめ

痛風の発作は時間さえ経てばいずれ収まります。本当はこれが痛風発作の真に怖いところでもあるんですが、一旦収まります。患部の状態に合わせて適度に体を動かして回復を待つというのがよいです。

それにしても、発作を起こすとツライのはもちろんですが、収まるまでの長い無駄な時間を過ごさなければなりません。痛風の発作は起こさないほうがよい。再発させないほうがよい。そう強く思います。

通風の発作ってどういうものなの?

ここまでで痛風の発作が起きたときの体の様子をお伝えしました。ここからは痛風と発作とはどういうものなのかを調べました。

痛風の発作はある日突然起こりますが、発作に至るまでの長い積み重ねがあります。痛風そして痛風の発作とはどういうものかを具体的に説明していきます。痛風とはどのような状態をいうのか?どのようにして痛風が発症し、発作が起こり、その後どのような経過をたどるかについて説明します。

痛風とは

痛風は、尿酸が何らかの原因によって身体の中に過剰に作られる(尿酸産生過剰)、あるいは尿酸が身体からうまく排出できない(尿酸排泄低下)、このどちらかか両方の要素で体内の尿酸値のバランスが崩れ、血液中の尿酸値が基準値以上の状態(高尿酸血症)になって始まります。

尿酸値が高くなる過程は3とおりあります

  • 尿酸産生過剰型:排泄量は正常で、産生量が多いタイプ
  • 尿酸排泄低下型:産生量は正常で、排泄量が少ないタイプ
  • 混合型:産生量が多く、排泄量が少ないタイプ

痛風の発作

痛風自体は自覚しにくいのですが、発作という形で激烈に自覚させられます。

痛風の発作は身体のいたる所で起こります。
関節での発作の場合では、関節に付着した尿酸塩が何らかのきっかけで関節液中に剥がれ落ち、白血球がそれを異物だと認識し攻撃することで起こります。
白血球が尿酸塩を攻撃する時に、炎症を起こす物質を分泌します。それが痛風関節炎、いわゆる痛風の発作という状態になります。

痛風発作が起こると、痛みはどんどん強くなり、関節が熱を持って赤くはれてきます。

発作は、発生から24時間ぐらいでピークとなります。

足で発作が起こると、ひどい痛みのために靴もはけず、寝るときに足にふとんがかけられないという状態にもなります。

痛みは7~10日ほどでおさまり、関節のはれも引いてきます。最初の痛風発作の場合は、多くの場合、激痛の発作を起こす関節は1カ所のみで、ほかの関節に発作が起こることはありません。

一旦発作がおさまると、以前の何も感じない状態に戻ります。これが痛風の怖いところです。まさに「喉元過ぎれば熱さを忘れる」

痛風の発作は再発し繰り返し起こります

痛風発作がいったん治まっても、そのあと治療を受けずにほうっておくと、6カ月から1年後には同じような発作を再び起こします。喉元過ぎれば熱さを忘れると言いますが、世の中はそんなに甘くはありません。激烈な痛みは再びやってきます!

そんな発作をくり返しているうちに、発作の間隔が短くなり、足首やひざなど、ほかの関節にまで発作を起こす場所が散らばっていきます。こうなると、日常生活に支障をきたす期間がとても長くなります。

はじめての痛風発作を発症してから10年ほどたつと、痛風は慢性期となり、しこりのようなコブのようなもの(痛風結節)が、手や腕、耳などにできてしまうことがあります。

私も、左足の人差し指にできてしまいました。

痛風の3つの状態

一口に痛風といいますが、痛風は3つの状態をまとめた総称です

  • 痛風の発症:高尿酸血症状態が持続すると、血中に溶けきれなくなった尿酸が、関節などに尿酸塩の結晶として蓄積し出します。
  • 急性状態:しばらくは痛風発作を起こしていない状態(症状のない状態)が続きますが、何年か経過して初めて痛風発作を起こします。
  • 慢性状態:そのあと高尿酸血症状態を放置していると、短期間に何度も痛風発作を繰り返す状態になってしまいます。

痛風の発症状態の時に対処すれば後戻りできますが、気づかないまま過ごしてしまいがちです。これが痛風の怖いところです。

尿酸の産生と排泄のバランス

痛風の発症状態が継続すればするほど、その間に尿酸塩の結晶が蓄積されてしまいます。

尿酸値を上げないために、尿酸を体内で作り出すこと(産生)と尿酸を体外に出す(排泄)のバランスのよい日常生活を過ごさなければなりません。

尿酸の産生と排泄のバランスが崩れてしまうのには、次のようなさまざまな要因が挙げられます。

尿酸の産生が過剰になる要因の例

  • プリン体の多い食事や大食
  • 飲酒
  • 激しい運動
  • 肥満
  • がん
  • 遺伝的な要因
  • ストレス
  • 大きな外傷、熱傷

尿酸の排泄が減少する要因の例

  • 遺伝的な腎臓の尿酸排泄低下
  • 飲酒
  • 激しい運動
  • 肥満
  • 腎臓の病気
  • 一部の薬剤(利尿剤、抗結核薬、免疫抑制剤など)

(引用元:尿酸下げよう.com 痛風だけじゃない 高尿酸血症のいろいろ http://243sageyo.com/ua/mechanism/)

私の場合は、飲酒、肥満が該当すると思います。

痛風の発作が起こるきっかけ

尿酸塩の結晶が関節内に沈着しているだけでは、痛風発作は起こりません。
何かのきっかけがあって急激に尿酸値が上がるか(あるいは急激に下がるか)、または患部に物理的な刺激が加わって関節液中に尿酸塩結晶が放出されることで痛風発作が誘発されます。

痛風発作のきっかけは、いろいろあります。

  • 激しい運動 … 激しい運動をして汗をかくと体内から水分が減り、尿酸値の急激な上昇をまねきます。また、ATPというエネルギー物質が急激に消費されると、尿酸の原料となるプリン体がたくさんつくられます。
  • 過食やアルコールカロリーのとりすぎやアルコールの飲みすぎ、また、高プリン体食品やたんぱく質の過剰摂取も痛風発作の誘因となります。
  • 強いストレス … 人間関係のトラブルや仕事上で強いストレスがかかると、痛風発作のきっかけになる場合があります。また、外科手術の直後も発作が起きやすくなります。いらだちやあせりからくる発汗や脱水なども、尿酸値上昇の誘因となるといわれます。
  • 患部への物理的刺激 … 患部付近の打撲やねんざ、長時間の歩行、きつい靴で足を締めつけることなどによる外傷なども、痛風発作のきっかけになります。
  • 薬物治療の初期 … 尿酸値を下げる薬物治療の初期段階で、急激に尿酸値を低下させると、痛風発作が起こりやすくなります。
  • 体温の低下 … 体温が下がると、尿酸塩の結晶化か促進され、そのため結晶がはがれ落ちやすくなるといわれます。
  • 水分不足 … 体内の水分が減少すると、血液中の尿酸値が上昇し、痛風発作を起こしやすくなります。

(引用元:病気ナビ 原因、症状から治療方法までわかりやすく解説します http://byoki-navi.com/tufu59.html)

私の場合の痛風発作を確認する

痛風と発作の関係を調べてみました。私の場合に当てはめて、痛風と発作の関係をもう一度確かめてみます。

私の場合のきっかけ

私の場合は、激しい運動、アルコール、患部への物理的刺激、水分不足が該当しました。

痛風発作が起こる前には、前兆らしいものを感じることがあります。
足のある部分が、ちょっと痛い・ピリピリする・しびれたように感じる等、様々な違和感を感じることが過去に何度もありました。ぞれが全部発作につながったわけでなく、しばらくすると治まることもありました。
また、かなり痛みが激しくなることもありましたが、発作の痛みというまでには至らずに治まったということも何度かありました。

そういうことに味を占めて、痛風を甘く見過ぎていましたね。

私の反省

私が近年経験した痛風発作の波状的な再発は、悪条件がいくつも重なったとはいえ、起こるべくして起こったという反省があります。

自分の身体には、尿酸塩結晶の蓄積が何か所もあって(地雷のようにいつ爆発してもおかしくない状態)、それなのに発作のきっかけを作ってしまった(自分で地雷を踏んでしまった)ということが、痛風についていろいろ調べてみて反省させられます。

痛風の発作で痛がっている
痛風発作の痛みを現すイラスト

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