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はじめに:
無料インターバル速歩アプリを使って得られた1週間分の履歴データを、1回ごとのデータに分割して運動内容を確認してみました。実施した回ごとの歩いた場所の高低差による運動量の違いや、歩き方による運動量の違いなどが自分の感覚とマッチしてよく理解できました。
速歩1回ごとの履歴データのようす
私がインターバル速歩した1回ごとの履歴データのようすを紹介します。まずインターバル速歩アプリで1回目に記録した12月9日実施分の15分間の履歴です。
この履歴の見方を説明します。(2枚の写真の画像を張り合わせてあるので途中で切れ目があります)左から右に1分刻みで時間が進みます。青の棒グラフが1分間の運動消費量を示します。緑の丸がその時に歩いた場所の標高を表します。少し高いところから低いところへ降りて、そのまま平坦な道を歩いたことがわかります。右側の標高表示をカットしてますが、10メートル刻みです。
赤い線で2.4kcalと表示してあるのが速歩の基準線です。この線を超えて歩いた一分が、速歩した時間としてカウントされます。
基準を超えた棒グラフを数えると15本のうちの6本が超えています。6本すなわち6分間を速歩したということです。アプリで別途表示される”履歴の一覧表”を見ると12月9日の速歩時間の6分と対応しています。
アプリは以下の順に歩き方を指示します。”3分間をゆったり歩き3分間を速歩します。これを2回繰り返して最後(12分後)の3分間をゆったり歩きます。これで15分間のインターバル速歩が終了です”
アプリの履歴を見ると、最初の3分間と次の3分間は基準線上かそれ以下、逆に3回目の3分間は基準超えで、4回目は大きめに基準超え。最後の3分間は基準線付近を記録して終了してます。ゆったり歩いたり急いで歩いたりと、指示されたとおりに歩くのはなかなか難しかったようです。
2回目以降に行ったインターバル速歩の履歴データの様子
以下は2回目から6回目までの履歴データの説明です。
2回目の記録
2回目の12月10日の午前のようすです。ニシ・スポーツセンサーへ泳ぎに行くときの前半の記録です。どこを歩いたときなのか思い出せませんが、ゆるい登坂ですね。最初だけ勢いよく歩いて、その後はほとんど基準線近くを行き来してます。
スマホ画面を切れ目なく撮影ができていなくて、張り合わせた画像は途中がありません。グラフで大きく途切れれているところは1分間の速歩をしていたようです。履歴の一覧表では、速歩1回分としてカウントされて15分間に12分と記録されてます。
3回目の記録
3回目の12月10日午後1のようすです。ほぼ平坦な場所を歩いてます。15分間中15分全てが速歩でした。西スポーツセンターに泳ぎに行くときの後半の記録です。岡野公園付近は二百メートルぐらいの直線の歩道があって歩きやすく、頑張って歩くことができるインターバル速歩適地だと感じます。頑張って歩き通してます。こういう平坦で長い道が近所にあれば嬉しいんですけどね。
4回目の記録
4回目は12月10日の午後2のようすです。かなり急な坂を上り下りしてます。15分間中9分が基準を超えた速歩です。西スポーツセンターに泳ぎに行った帰り道です。前半は平坦路なのに、泳いだあとのせいなのか、それほど頑張って歩いてませんね。登坂では自然に消費量が上がります。反対に下り坂では消費量が下がります。特にゆっくり歩きでは普通に歩いていても消費量が基準よりも大きく下がっています。平坦な道だとゆっくり歩いていても基準線近くで記録されるので、やはり下り坂は消費量が少なくなります。
5回目の記録
5回目は12月11日です。坂を登り、しばらく平坦で、さらに急な坂を上ったあと、急坂を下ってます。この日は15分間中14分の速歩が記録されてます。近所は周りが坂だらけです。どこを歩いたか忘れてしまいましたが、坂は登るだけで運動消費量が大きくなることがわかります。中間のゆったり歩きではさすがに疲れて消費量ががくんと落ちました。その次の上りでは最初の上りよりも消費量が大きくなってます。最後の下り坂では、ゆっくり歩きながら早歩きしていても消費量は少なくなったことがわかります。
6回目の記録
6回目は12月13日です。ほぼ平坦な道を歩き、最後に少し上ってます。この日も15分間中14分の速歩が記録されてます。この日は、西スポーツセンターで水泳した帰り道で、前半を頑張って歩いてますが、後半は疲れてきたかな。
それぞれの回の運動についての説明は以上です。
無料アプリは歩いたり速歩した状況を良く記録しています。高低差による消費カロリーの影響が大きいことがはっきり示されていて、坂道を歩くことの効果が確認できました。無料アプリの有効性は十分に確認できました。
一つだけ気になる点があります。基準値2.4kcal/minについて気になりました。以下、思いつくままに書いてみます。
基準値についての考察
以下アプリを使って体力測定をして判定される基準値について感じたことです。
平地を普通に歩いていて基準値付近ということについて
もっとゆっくり歩かなければいけないのかな?せっかちな性格なので、ゆっくり歩きは私には難しい。
体力測定で得られた最大運動消費カロリーは適切か
体力測定で最大消費カロリーが3.4kcal/minと判定されていました。その70%が基準値の2.4kcal/minとして、運動するたびに歩いた時間が速歩かどうかの判定の基準に使われます。
6回の運動履歴を見ると、頑張って速歩した時は6kcal/minから8kcal/minのものが多くみられます。最大消費カロリーの3.4kcal/minを大きく超えています。
この現象をどう捉えればよいのか?
おそらく体力測定のときの頑張りかたが不足していたのでしょう。あんまり頑張って歩くと膝が痛くなる心配があるしなあ。
今回の履歴を見て思ったことがあります。
私の最大消費カロリーは例えば6kcal/minだとしたらどうだろうということです。その70%だと4.2kcal/minが速歩の基準値となります。
だとしたら、今後どういうふうに運動していけば速歩の基準にあった歩き方ができるのか?それは今後の宿題としておき、今回の記事はこれまでとしておきます。
このあとはメモ書きです。
インターバル速歩アプリ履歴データを分割する
スマホに表示される1週間分の履歴データを、分割して表示できるようにした方法を簡単にメモしておきます。
思いついたままやったので、きれいな出来栄えではありませんが、当初の目的の運動1回分の履歴ごとにデータを見やすくすることはできたと思います。
無料アプリを使って記録されるインターバル速歩の履歴は、1週間分が続けて記録される仕組みです。1週間が過ぎるとそれまでの履歴がリセットされて、新しい1週間の速歩データが記録されていきます。
今回は12月のはじめに6回速歩をしてみました。そのデータは1分間ごとに記録されます。1回の運動は15分間続きます。15分間のデータが1分刻みで記録されます。2回目、3回目の運動はそのまま連続して記録されていきます。そのため画面での表示もそのまま連続しています。画面をスクロールすれば、すべてのデータが閲覧できます。私が使用しているスマホはiPhone7で画面は小さい。表示される文字も小さくて重なって見づらい。
せっかくの記録から何が読み取れるか?しっかりと観察したいところです。そこでいつものように工夫してみることにしました。
*履歴データを見やすくする。これが課題です。
見やすいとはどういう状態か?
連続しているデータを、1回ごとの履歴のデータに区切って、それぞれを大きく表示して見やすくすればよい。
*そうするにはどうすればよいか?
履歴データの表示画面を撮影して、画像データを加工すればどうだろう? 採用です。
スマホの画面では10分間のデータが10本の棒グラフで表示されます。これを撮影します。次は次の10分間分のデータに画面をスライドさせて撮影します。これを履歴データの最後まで繰り返します。
撮影したデータをJPGファイルで保存します。
*1回15分間の連続したデータにまとめるには?
Dtcutというフリーソフトで画像を切り取り、それをjpgファイルとして保存します。
OpenOffice の図形描画を開いて、15回分のjpgファイルを並べて保存すれば、1回分のインターバル速歩の履歴データとしてまとめられます。
反省点
スマホの画面をカメラを手持ちで撮影したために、それぞれの画像サイズがまちまちになってしまいました。カメラを三脚固定して撮影すべきでした。
時間的に連続した画像を撮影する点については、オーバーラップさせて撮るようにはしましたが、結果を見ると隙間ができていて不完全でした。スマホの画面で表示される運動した日付と時刻表示は小さくて重なっていて、正確に画面をシフトさせるのはとても難しかったです。撮影した画像を拡大したことで、時刻が読み取れ時刻の区切りを見つけられて、画像を分割して重ね合わせができました。100%の精度を求めるのは無理かも。今回の出来で良しとしておきます。
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