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はじめに
毎日の散歩を続けているうちに近所の旧跡に興味を持ち、自宅の周りに寺尾奉行高札という旧跡案内板が28箇所も立っているのを知って、何回かに分けて全部回ってみました。高札の多くが見つけにくい場所に立ってます。せっかく回った自分へのご褒美も兼ねて、マップを作ってみました。 グーグルマップ上に登録してあるので、スマホで道案内してもらうことが可能です。それても見過ごしてしいそうな場所もあります。チャレンジのしがいがありますよ。1箇所でも2箇所でも寺尾奉行高札を訪ねてもらえると嬉しいです。
寺尾奉行高札の設置場所
最初にgoogle mapで全体を示します。
マップの使い方
マップの使い方をスマートフォンの画面を想定して説明します。
1.最初の画面です。いろいろ重なっています。
2.高札をどれか選ぶためにマップを拡大します。
マップの移動や拡大の方法は使用する端末で異なると思いますが、私が使っているiPhone7の場合は2本の指を画面に触れてスライドさせたり、広げたり狭めたりします。
パソコンの場合はマウスのセンターホイールで拡大縮小、ドラッグで画面移動です。
3.どれか高札を選んでマークをタップすると写真と説明が表示されます。
この例では、「馬のメド坂」を選びました。
3-2.矢印をタップすれば、写真と説明は消えて、元の画面に戻ります。
ここまでが基本的な使い方です。
自分用のルートが設定できます
4.経路のマークを押せばルート案内に行けます。
4-2.目的地が、先程選んだ「馬のメド坂」に指定されています。
4-3.次に出発地を入力します。
この例では「東高校前」バス停付近を入力しました。
すると、「東高校前」から「馬のメド坂」までのルートが表示されました。
ルート図は画面の外に表示されているかもしれません。その場合は画面をスクロールしてルート図を探してください。
この例では出発地を「東高校前」にしました。
出発地を現在地にすれば、自分がいまいる場所から高札へのルート図を表示できます。
以上がマップの使い方の説明になります。
寺尾奉行の高札とは
横浜市鶴見区に住み続けてもう長くなりました。これまで入江川せせらぎ緑道を紹介してきましたが、ことしから範囲を広げ”地元の見どころ紹介”をテーマとして活動します。そこでまず注目したのが、”ふるさと再発見「寺尾奉行」”という活動です。
活動の案内書によれば、
「寺尾奉行」は、地元でもあまり知られていない歴史や言い伝えなどを若い世代に伝え残し、巡らせていくことを目的に高札を設置しています。
高札は古代から使われ法令を板札に墨書し往来などに掲示して民衆に周知させるものだそう。寺尾奉行からのお達しというかたちになんとなくユーモアを感じます。寺尾奉行高札にはその場所の歴史や言い伝えなどが書いてあります。
以前から何か所かの高札は見て知ってましたが、「寺尾奉行って何?」という感覚で目的とか全体像とかはわかりませんでした。今回、案内書を入手したことで理解でき興味がわきましたので、実際に全部を見て回りました。
現地を歩いてみると高札が立てられている場所が点在しています。平坦なところ、高低差のあるところがあり、道が入り組んでいます。高札は普段の視線とはちがうところに設置されていたりして、見つけるのにちょっとした宝探し気分が味わえたりもします。
一度に全部を回るのはキツイので、わたしは何度かに分けて回りましたが、全貌はつかめました。そうして全部の高札を一巡する形で示したのが冒頭のマップです。
寺尾奉行高札の一覧
高札の一覧表も載せておきます。なお、最初に載せた”寺尾稲荷道”の高札は2023年4月現在、以前あった場所から消えてしまいました。残念です。
こちらの寺尾奉行高札一覧をクリックすれば、高札に書いてある内容がわかります。
マップの見方
マップに追加したシンボルの説明は以下のとおりです。
マップ上のオレンジや赤の丸に塔のシンボルが高札の所在地になります。オレンジは高札のみの場所で、赤は供養塔などと併設されています。
内路バス停をスタートとゴール地点にして、ルートを一周します。ルートは4つに分けてそれをつなぐ形になっています。そのため同じアルファベットがなんども登場してしまいます。スタート地点の内路バス停からルートごとに1から4の数字をアルファベットの頭に付加して高札一覧と対応付けしてください。時計回りです。
高札ではありませんが、地域ケアプラザが活動に関わりがあるように感じたのでシンボルに加え、立ち寄れるようにルートを設定しておきました。
マップの補足説明
この1周ルートはすでに別の方が公開されているので紹介しておきます。
寺尾奉行 高札巡り(横浜市鶴見区)
作成者のsimtakさんが実際に歩かれたコースは距離が10kmあまりで、地図で計測してもそれ以上はあります。私は複数回に分けて歩きましたが、紹介されたコースのとおりに歩けば1周できるのは確認しました。
ですので、本記事で示したルートは、地域ケアプラザや馬場花木園の立ち寄りがちょっと異なるぐらいで、simtakさんとほとんど同じコースをたどります。
私が作ったマップはgoogle map上にルートが表示されるので、グーグル・マップの利用者には使いやすいかと思います。ふるさと再発見寺尾奉行高札活動を支援する一助になればと思います。
寺尾奉行高札の関連動画
次は寺尾奉行高札を選んでその場所まで道案内します。1回目は”デイダラボッチ”とそのとなりに立つ”庚申塔”に案内します。