サラ・オレインの歌を高音質でUSBメモリーに保存しなおす

LINEで送る
Pocket
このエントリーを Google ブックマーク に追加

CDの音楽をUSBメモリーに保存して聴いてます。
たくさんの音楽を保存するためにaacというデータ圧縮形式を使ってましたが、音質をより重視する場合はmp3を使うほうがよいということわかったという記事です。

音楽を圧縮して保存するにはmp3かaacのいずれかを選び、求める音質によってビットレートを選ぶのが一般的だと思います。

ビットレートを上げればそれだけ音質が良くなりますがファイルサイズも大きくなります。小さなメモリーにたくさんの音楽を収めるときには音質とファイルサイズの兼ね合いを考えなければなりません。

以前にたくさんの音楽をまとめて保存したときはaacで256kbpsを選びましたが、より高音質を求める場合にはmp3で256kbpsを選ぶべきだったことが今回わかったのでメモしておきます。

aacで256kbpsで保存した音楽で感じた不具合

小さめの音量で音楽を聞いている限りは不都合は感じません。
今回気になったのは単純なはなしで、歌手の高音の声がかすれて聴こえたためです。
具体的には、サラ・オレインさんの「IF」を聴いているときです。

彼女の歌声は高音を伸ばすところで少しハスキーがかっている感じで伸びていきます。
その声がやたらとかすれて聴こえてしまうんです。大袈裟に言うと擦り切れたレコードの音。
aac方式で何度か保存し直しても変わりません。
取り込み用のソフトウェアの不具合かも、と疑ってみたり。
ネットで調べてみると原因がわかってきました。

上限周波数と音質の関係

MP3 vs AAC 音質比較!の記事がわかりやすく解説してありました。
同じビットレートではaacとmp3のファイルサイズに違いはありません。

ビットレート160kbpsを境にしてaacとmp3は音質の良さが逆転します。
160kbpsでは音質は同等ですが、それ以上ではmp3が良く、それ以下ではaacが良くなるんです。

ここで音質の良さと定義しているのは、再生上限周波数の高低です。高ければ音質が良いと考えます。

「MP3 vs AAC 音質比較!」のページから該当部分の図をお借りします。
波形が右肩下がりになるところの周波数が再生上限周波数です。

160kbpsでの周波数特性

aacとmp3とで大きな違いはありません。

160kbpsでの周波数特性

128kbpsでの周波数特性

aacがMP3よりも高いことがわかります。

128kbpsでの周波数特性

256kbpsでの周波数特性

aacとmp3の関係が逆転しています。
256kbpsでの上限周波数はmp3で22.0kHz、aacで20.0kHzというデータが示されてます。

aacとmp3の周波数特性

aacでは20kHZ以上が再生されないことが、今回の聴感上での違和感となって現れたと考えても良さそうです。
それではmp3だとどう聴こえるかが気になりますよね。早速試してみました。

mp3で音楽を保存し直して聴く

mp3でビットレート256kbpsでサラ・オレインさんの「IF」を保存し直してみました。
結果は高音のカスレがなくなってとても聴きやすくなりました。

このカスレは音量を絞っていると気になりませんが普通にテレビで流すぐらいの音量では気になります。割と微妙なものですが、気になりだすとだめですね。

周波数特性の僅かな違いなんてどれほどのものか半信半疑でしたが、
実際に耳で感じ取ることができたのは、驚きでした。

さらに欲張ってビットレートを320kbpsにして保存しましたが、さらに良くなったという感じはしません。このへんからは自己満足の世界かもしれません。

ちなみに、せっかくなので非圧縮のwavでも試してみました。更に音質は良くなったような気がしますが、ファイルサイズが大きすぎます。

「IF」のファイルサイズ

  • mp3(256kbps):6.06MB
  • mp3(320kbps):7.57MB
  • aac(256kbps):7.06MB
  • wav:33.4MB

使用したファイル圧縮ソフトはPower2Go12です。

費用対効果と満足度での私のベストはmp3の320kbpsです。

せっかく苦労して256kbpsでaacで400枚のCDを保存したのに、mp3でやったほうが音質が良かったなんて、がっかりです。
まあ、サラさんの歌声で気づかなければそれっきりでしたでしょうし、それくらいの問題ではあります。

他のCDも保存し直し

「If」が収められている「Celsste]を始めとして、他のサラさんのCDと、Heiley、izzyさんのCDとミュージカルっぽいCDなど20枚を保存し直しました。
これ以上は、作業が面倒なのでとりあえずやめておきます。
「Queen」の曲で違いが聴けるのかは興味があります。一度試してみたい気もするので、また今度の機会にです。

mp3、320kbpsで圧縮が成功しない例

新しく買っておいたCDの音楽の感想を「読みました!聴きました!」のサイトに書くためにCDの音楽をmp3,320kbpsで圧縮保存したり、aac,256kpsで保存てあったのをmp3に保存し直したりしました。保存し直した曲は軒並み良い音に聴こえます。
ところが1枚のCDの特定の曲だけがほとんど音が再生できなくなりました。
リヒテル演奏のラフマニノフピアノ協奏曲第2番のCDに入っているプレリュード作品23の4ニ長調です。再生音がくぐもってほとんど何も聞き取れません。2度ほどやり直してもだめ。

試しにmp3,256kbpsで保存してみると、うまくできました。不思議です。

理由は全くわかりませんが、CDに同封してある解説書の末尾にこんな記述がありましたので引用しておきます。これが原因とは思えませんが。

オリジナル=イメージ・ビット=プロセッシングについて
このCDは、オリジナル・アナログ・マスターの音を最新のテクノロジーである「オリジナル=イメージ・ビット・プロセッシング(オリジナル・マスターテープをいったん24bitのデジタル・テープに変換し、リマスタリング、あるいはフルデジタル・ミックスダウンを行った後、現行のCDフォーマットである16bitに収める独自の技術)」でリマスタリングしたものです。アナログ録音のオリジナルなサウンド・イメージが、より鮮明に再現されています。

書いてあることがよくわかりませんし、多分関係ないでしょうが、他のCDとの違いはこの部分なので引用だけしておきます。
それにしても不思議です。CDの傷とかでは少なくともなさそうな気がしてます。

LINEで送る
Pocket
このエントリーを Google ブックマーク に追加