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はじめに:
レコードに収録されているアルバムから自由に曲を選んで、自分専用の音楽ファイルを作りました。音源は手持ちの加山雄三さんのLPレコード3枚で、カラオケの練習用です。収録されている全部で51曲の中から5曲に絞りました。その5曲を、YouTubeへリンクを張って紹介してあるので、加山雄三ファンの方はぜひご覧になってください。
選んだ曲
5曲は以下のとおりです。
- 愛の日々
- 夕陽は赤く
- 旅人よ
- 俺たち
- いい娘だから
選曲の理由はふたつあります。
- 歌いやすそうなこと
- 歌詞が自分好みなこと
各曲をYoutubeのリンクで紹介します
”旅人”を除けばあまり馴染みがない曲ばかりかもしれません。Youtubeで検索してみると、すべて掲載されてたので、クリック数の多いものを引用しておきます。
愛の日々
歌詞がいいですね。
人は いつか別れる
君の毎日を幸せに
喜びと悲しみを繰り返す人生
夕陽は赤く
加山ソングらしい乗りの曲だと思います。
旅人よ
みんなで一緒に歌いたくなる歌です。
俺たち
「青年は荒野を行く」と似た感じの歌詞です。曲調は全く異なりますが、私には印象深く聴こえました。
いい娘だから
軽い感じで口ずさめそうな曲だと思います。声を張り上げなくて良いので歌いやすそう。
これらの曲は聞き慣れたものも多いのですが、いざ自分で歌おうとするとちょっと躊躇してしまいました。”夜空を仰いで”は何度か歌ってましたが、もう声が出そうになさそう。
聴き込んでみます
まずは選びだした5曲を聴き込んで、歌詞がスラスラでてくるようにしたいです。あとは伸ばしたり縮めたり、独特な節回しのところが身につけばよいですね。
音楽ファイルの作り方
レコードは、通常は最初から終了部分まで連続して再生します。曲を選んで頭出しすることは難しいです。CDのようにはできません。
レコードの曲をパソコンへ取り込むと、最初から終了部分まですべての曲が連続した1つのファイルとして保存されます。このままだと常に最初の曲から再生することになります。これはファイル形式がMp3だろうとWavであろうと同じです。
曲単位で保存して、再生できるようになれば、聴きたい曲を自由に選べるようになります。
そのために、1曲ごとに切り分けてそれぞれを1つのファイルとして保存し直します。今回は51曲全てを個別のファイルにして保存しなおします。その中から5曲を選んで、1つのフォルダ内に収めます。これらの一連の作業は”Sound it! 7 Basic”というアプリを使えば簡単にできます。
以降は、このツールを使って曲ごとに分割する作業の紹介です。。ツールを利用できる方は参考にしてください。利用できない方は、こういう事ができるんだという事例として参考にしてください。
曲ごとに分割する
1曲ずつ切り分けて保存し直す手順は以下のとおりです。
- レコードを再生して、”Sound it! Basic”でパソコンのディスクに1つのファイルとして保存します。
- 保存したファイルの曲と曲の間にマーカーをつけます。作業は、”編集”の”マーカー”で”無音部を検出してマーカーを置く”を選択して実行します。
- 曲ごとに分割します。作業は、”ファイル”の”マーカー位置で分割保存”を選択して実行します。これだけの手順で作業が終わります。便利です。
以下は、画像を使って手順を説明します。
下の画像は、LP1枚の曲をすべて取り込んだファイルのようすです。
レコード針上げ下げなどのクリックノイズを取り除いてから、曲と曲の間にマーカーを入れます。下の画像は、曲間が見やすいように時間方向を拡大した画面です。
曲と曲の間に無音の状態が数秒続くので、そこにマーカーを入れます。ツールの編集ー>マーカーの順に選択したときに表示されるドロップダウンメニューのようすです。”無音部分を検出してマーカーを置く(B)”を選択します。
”無音判定条件の指定”の画面が表示されます。
OKを押せばマーカーが曲間に付きます。下の画像は曲間の位置に赤い印でマーカーが付けられたようすです。
この状態でファイルー>”マーカー位置で分割保存”を選択して実行すれば、曲ごとに保存できます。
手持のLPの紹介
今回音源に使用したLPのジャケット写真を紹介しておきます。以前から加山さんの歌を持ち歌にしたいと考えておりました。ずいぶん前に買っておいたこれらのLPがようやく日の目を見ることになりました。
「加山雄三 海・その愛」のジャケットです。11曲収録されてます。
こちらは「加山雄三ベスト40」のジャケットです。LP2枚組でそれぞれに20曲ずつ収録されてます。
レコードはネットで検索しても高価なものしか入手できないようです。たまに中古のレコードショップへ出かけて、好みの歌手や作曲家のレコードやCDを探してみるのが、良い気分転換になります。何軒か廻ると、目と足が疲れえますけど。目指す中古のLPが見つけられるかどうかは、その時の運次第です。それでも年に1回は出かけたいですね。ただし保管場所の確保が面倒なので、レコードを増やす余地はほとんどないのが残念。
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