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はじめに
体重を減らすのに適度な歩きは有効ですが、漫然と歩いてもなかなか効果が得られないので、効率的な歩き方としてインターバル速歩を取り入れることにしました。iPhoneアプリ「インターバル速歩」がトレーニングをスマホでサポートしてくれることを知り、2週間使ってみました。これは使えると思ったので内容を紹介します。
「インターバル速歩」アプリについて
アプリを見つけた経緯
インターバル速歩のやり方についてネットで得た情報から自分なりの方法を考えインターバル速歩の自分の歩き方を計算してみましたという記事にして実践しています。
そのあともインターバル速歩を提唱している能勢博さんが書かれた”ウォーキングの科学”を読んでインターバル速歩の本質が理解できました。同書で紹介されていたのが今回紹介するiPhonアプリ「インターバル速歩」です。ネットのApp Storeで「インターバル速歩」で検索して無料でダウンロードできます。インターバル速歩を実践するのにこのアプリが役立つと思ったので使ってみることにしました。実際にアプリを2週間使ってみたので内容を紹介していきます。
iPhoneアプリ「インターバル速歩」の概要
アプリをアイフォンにインストールするとメニュー画面が表示されます。
各項目の概要です。
体力測定
9分間の運動で最大運動量を測定し、トレーニングを行うための目安の運動量を算定します。
トレーニング
3分のゆっくり歩きと、3分の速歩を15分間で交互に行うインターバル速歩をサポート。体力測定で予め定めた運動量に達したか否かを音で知らせ、15分間が終わるとトレーニング結果を画面に表示します。
運動履歴の確認
以下のそれぞれを画面表示します。
- トレーニング結果を1分ごとの運動量としてグラフ表示します。
- トレーニングごとの開始時間と総運動時間と速歩時間を1週間表示します。
- 1週間の速歩時間の目標(60分)まであと何分必要かを表示します。
各項目の内容
個別に見ていきます。
体力測定
トレーニングの事前準備です。性別・身長・体重・年令・性別を入力したあとで、アプリの音声指示に従って3分ごとに歩き方を買えながら9分間歩きます。そうするとアプリがわたしの1分間あたりの最大運動量を判定してくれます。その70%が速歩きするときの運動量の目安としてこれからのトレーニングに使われます。
私の最大運動量は5.084Kcal/min(分)と測定されました。
その70%の3.6kcal/minが速歩きするときの運動量の目安になります。
また40%の2.0kcal/minがゆっくり歩きするときの運動量の目安になります。
トレーニング
トレーニングの時間は15分間です。
3分のゆっくり歩きと、3分の速歩を交互に行うインターバル速歩トレーニングをおこないます。
1分が経つごとにアプリがバイブレーション・チャイムなどで知らせてくれます。3分ごとにも知らせてくれます。
15分間歩き終わると測定終了です。iPhoneの画面に測定結果が表示されます。下の例では15分間ずっと速歩きでした。
運動グラフ表示
1分ごとの運動量の棒グラフも表示されます。
赤の線が目安の運動量3.6kcalを示します。下の例ではすべて目安を上回っていることがわかります。
緑の点は歩いている間の標高の変化を示しています。下の例ではほぼフラットな場所でトレーニングをしたことがわかります。
運動履歴
トレーニングごとのトレーニング時間と速歩き時間が、日曜日から土曜日までの期間で1週間分見られます。履歴は1週間毎に消去されて、また新しい1周間が始まります。
1週間の累積速歩時間の目標値は60分です。目標値に対しての残り時間も表示されて、残りあと何分の速歩きが必要かが把握できます。
「インターバル速歩」を使ってできること
歩くペースが体得できる
アプリが1分ごとの時間経過を知らせてくれます。1分間という時間は頭の中で速歩きの歩数を数えて歩くのにちょうどいいです。私の速歩きのペースは1分間に125歩が目安です。1分ごとに自分の歩き方が目安を超えたかどうかを確認できて、自然と速歩きのペースが体得できるようになりました。
集中的にトレーニングできる
15分間は短いようでもあり長くもあります。集中して歩くと結構充実した時間になります。アプリをスタートさせると否応なしに15分間トレーニングすることになり、その15分間は集中した効果的で充実したものになります。
感想
このアプリはインターバル速歩の無料体験版という位置づけです。そのため機能が限定されていますが、私にはかえってそのほうがありがたい。いろいろ機能や選択肢が多いとかえって使いづらくなります。限定された中で使いこなせばいいだけ。シンプルイズベスト。
あえて不便なところを上げると運動履歴の保存期間が1週間という点です。日曜日のうちにその週の運動履歴は自分の手で他のところに記録しなければなりません。これまでの私の経験から記録することと振り返ることが大切なので、アプリのデータを通信でパソコンに移す機能がほしいなとおもったりします。でも手作業で記録することを習慣づければいいだけのことです。
アプリが肥大化するとバグ対応などで頻繁なバージョンアップなどが目に見えてます。ろくなことがありません。コンパクトで手軽にトレーニングのサポートをしてくれる便利さのほうが大切です。
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