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はじめに:
お酒をやめて水分補給を忘れずに尿酸の排出に心がけてきました。尿酸値を3年以上基準値以下に保ち続けることで、痛風の発作が全くなくなりました。
わたしは2年半前まではたびたびの痛風発作に悩まされていました。通風治療を開始したときとその前後のようすで書いたように、最初にお酒を飲むのをやめ、水分補給を怠りなく歩く運動も続けながら、2017年の8月から尿酸値を下げる薬の力も借りて、尿酸値の基準値(UA<7.0)をずっと維持しています。2023年10月でも尿酸値が7未満の数字を維持しており、痛風発作の再発はありません。2024年2月現在でも維持できています。
尿酸値の推移と考察
グラフで尿酸値の月別の推移を示します。最初に急激に下がり、その後2年近く値が停滞したあとで、ようやく数値が基準値の範囲(緑色で表示)に収まりました。その後は数字は上下を繰り返しますが、ずっと基準値内で推移しています。
薬を飲み始めた直後は発作が一度ありましたが、それ以降は1度もありません。痛風の発作が起きた時期を赤の三角印で書き加えました。薬を服用していても発作がなくなるのではなくて、それまでに溜まっていた尿酸結晶が剥がれ落ちて発作が再発したことが推察されます。
「溜まっていた尿酸結晶が溶けてなくなり、さらに血中の尿酸値も基準値内に収まることを続けることで、ようやく痛風発作の心配がなくなる。」調べて知った理論とおりの展開を経験できました。
感想
以前はちょっと歩き過ぎたりして無理すると発作の心配がありましたが、1年が過ぎ2年も経つと発作再発の心配もしなくてすみます。発作の心配がないとちょっときつい運動でも気楽にできます。
尿酸値を下げる効果があるということで、まず、お酒を飲むのも止めています。もう2年と9ヶ月になりました。ずっと高かったγ-GTP値は基準値(<=73)をずっと下回って20台にまで下がっています。
6年経ってみて感じること
通風治療で薬を飲み始めた頃は、発作の再発で苦しみましたが、その後も薬を飲み続けています。断酒は3年ぐらいでやめて、その後はほどほどの飲酒を続けています。
幸いなことに、通風の発作の再発は全くありません。薬はもうやめたいなと感じる今日このごろです。もうすぐ70歳。老齢で、痛風よりも腰や膝の痛みを感じだす年代になりました。
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尿酸値の管理はこれからも続けますし、水分補給のためのクエン酸水も飲み続けます。麦茶は沸かして作るものという固定観念がありましたが、水出しで麦茶が簡単に作れます。