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はじめに
横浜から青春18きっぷ5回目の電車日帰り旅で、栃木県の日光東照宮と大谷石の名所を訪ねます。日光での景色や東照宮などのきらびやかな建築物、そして大谷と宇都宮では大谷石の荘厳な石の造形美を堪能して、心身共にリフレッシュできました。
旅の目的地
前回の茨城県の水戸偕楽園を訪れましたでは偕楽園と霞ヶ浦の景色を楽しみました。今回は栃木県の名所を巡って景色を楽しみます。
- 青春18きっぷの最終回。前回までの経験を生かして遠くまで行ってみよう。
- 日光の東照宮陽明門が平成の大修理を終えたそう。見てみたい。
- 東照宮の中でも特に三猿と眠猫はしっかりと見たい。
- 大谷の大谷石採掘跡の地下神殿。テレビで見たけど実物をぜひ見たい。
上記を目的にして日光市の町並みや大谷石の名所がある大谷と宇都宮市内を巡りました。
本文では、はじめに日光東照宮、大谷、宇都宮の見どころを順番に紹介してから、後半で出発から帰着までの移動の様子を紹介していきます。
日光東照宮にて
日光駅からかなり歩き、ようやく東照宮の入り口らしきものが見えました。
東照宮への参道を進みます。
護摩堂の横を通ります。
鳥居をくぐって、
ようやく東照宮入り口にたどり着きます。
ここではSUICAのカードで拝観料が払えました。1300円。10時35分。
東照宮の中へ
東照宮の中は金ピカの建物が立ち並び、わたしを圧倒します。建物の名前がわからないので、適当に命名してごめんなさい。
目に止まった素敵な建物を記念撮影
こじんまりしてますが立派です。
ずいぶんと立派な建物が立ち並びます。
三猿
三猿が見られる神輿舎の案内板を見つけました。
いよいよ三猿とご対面です。
三猿の説明も撮影
陽明門
陽明門に着きました。いろいろな角度から撮影。
白く輝いて見えます。
人物像も撮影
唐門
唐門も豪華です。
唐門を見上げます。
次はいよいよ眠猫と期待したのが、道を迷って奥宮へ行ってしまいました。
真っ直ぐ進むと、いつのまにか奥宮参拝になってしまってました。
奥宮
引き返すわけにもいかず、200段あまりの急な階段。上りも下りも大変でした。
事前に調べた案内図でも眠り猫の居場所がよくわかりませんでした。どこかに眠り猫が隠れているんだと思いこんでました。
間抜けでしたが、お土産販売の巫女さんに尋ねます「眠猫はどこですか?」ーーー答えは「200段下です」???答え慣れていた感じではありました。
眠り猫
疑心暗鬼でせっかく上がってきた階段を全部下ります。最初にくぐったところの頭上に鎮座しておられました。
いたー。やっと眠り猫を見つけました!
本殿参拝
最後に立ち寄った場所は本殿だったと思います。中を見せてもらいました。11時25分でした。
写真集を別記事に収録
もっとたくさん写真を撮りました。【日光東照宮】陽明門・三猿・眠猫を撮る青春18きっぷの旅の記事に陽明門、三猿、そして眠猫で撮った写真をまとめて掲載しました。ぜひご覧ください。
大谷観光
大谷石の採掘後を公開している地下神殿を訪ねます。宇都宮駅からバスで大谷へ行きます。今朝立ち寄った宇都宮駅の観光案内所で、大谷観光一日乗車券を買いました。
案内のチラシをもらいました。これが後々にたいそう役立ちます。
*大谷観光パンフレットの裏側です。
バスの乗り方
バスの乗り方も教えてもらいました。乗車時に整理券を取る必要があります。バスの乗り方は、その場所場所で違いますよね。関東交通バスは出入口が前の運転席側一つでした。バスを降りるときに整理券を投入し、一日乗車券を運転手に見せます。
昼食
バスを待つ間に買っておいた弁当を立ち食いしました。具が沢山詰まったお稲荷さんが3つと、おかずがいろいろはいって500円。お買い得でとても美味しかった。
大谷へ
12時25分にバスは定刻発車。市内を通り抜け郊外を走ります。目的地の資料館入り口までは料金450円です。とても歩いていける距離ではありません。もちろん歩いて帰ってこられません。帰りの時間キープがとてもたいせつ。13時ちょうどごろ資料館入口バス停に到着。バス停から資料館経はちょっとわかりにくかった。たしか細い川を渡り、広い駐車場を通り抜けて突き当ると左側に入り口への道が続いてました。
大谷資料館(地下神殿)
*大谷資料館案内表示を見つけました。
大谷資料館の銘板です。
14時05分に資料館に到着。
一日乗車券で入館できます。資料室をさっと見て、地下坑内の通称?地下神殿へ。中は広々としています。
地下の内部を見渡した様子です。
奥行きもあります。神秘的な感じで感動しました。BGMと照明がとてもマッチしてましたね。外の暑さに比べて天然のクーラーが効いていて過ごしやすかった。来てみる価値があります。
内部の様子の一例です。機械で削った跡が幾何学的模様。
なにかのモニュメント?
坑道中をたくさん歩いた気がしました。14時40分に資料館を出ます。
大谷観音と平和観音
つぎは大谷寺の大谷観音と平和観音です。少し離れていますが、バスの通ってきた道を戻れば迷うことはありません。来た道や方角は覚えておきましょう。
大谷寺は拝観料が必要ですが一日乗車券で入れます。こちらは大谷寺で頂いたパンフレットです。
大谷観音はよかった。外の平和観音も立派です。
ここでゆっくりしてもよかったのですが、次のバス発車時刻が15時18分と近かったのと、暑くてバテぎみでしたので、切り上げて平和観音のバス停に向かいました。
周りを見回してもバス停の方向がわかリません。犬の散歩中のひとにであったので方角を教えてもらいました。ひろい道へ出て右側へ少し歩きました。
大谷観音前バス停へ
*大谷観音前バス時刻表を見ます
15時18分のバスに乗ります。定刻運転でした。
宇都宮市内を散策
大谷観光が思っていたより短時間で済んだので、少し寄り道して、宇都宮市内観光を考えます。観光案内所でもらったパンフレットを取り出します。
バスの自由乗降区間やおすすめの観光場所などをじっくり眺めます。大谷石建築の松が峰教会がガイドブックに載ってました。東武駅前バス停が最寄りです。
パンフレットのおすすめモデルコースには二荒山神社もあります。
松が峰教会を見学して、余力があったら二荒山神社へ廻ることにしました。
松が峰教会
15時45分に東武駅前バス停でバスを降ります。周りを見回しても方角がわかりません。スマホのアプリで調べても今回はよくわかりませんでした。結構疲れていたかな。暑かったし。交差点の信号を2回行ったり来たりしてようやく方角がわかりました。ここからしばらくは立ち寄り時間を記録するのも失念。東武駅前を通って、松が峰教会に着きます。最初は外から写真撮影。
門が開いていたので中にはいって建物を撮影。そのまま帰ろうとして、中も自由に入れると書いた案内が目に止まりました。階段を上がって中に入ります。
静かにそっと中に入ります。神聖な感じです。小銭を寄付して、気に入った詩篇を持ち帰りました。
この建物はどっしりとして見栄えを感じました。
写真集を別記事に収録
【大谷資料館」青春18きっぷで石の里の旅に大谷資料館、大谷寺、松が峰教会で撮った写真をまとめました。大谷資料館の地下神殿はもう一度訪れたい。
二荒山神社へ
スマホのMAPアプリに二荒山神社を入力して歩き出します。途中で大きなアーケイドの下を通ります。
アーケードの下を進みます
アプリの指示通りにアーケードを出て歩くと、二荒山神社が見えてきました。
二荒山神社
鳥居が立派です。
境内の桜が満開で見事です。
足が相当疲れました。鳥居の脇の石段?に腰掛けてしばし休憩。疲れました、もう帰りたい。
調べると最寄りが馬場町バス停。広い道路の手前右側にすぐ見つかりました。
馬場町のバス停
バス停に着くと付近は歩行者なのか人だかり。混雑しています。バス停の時刻表もやたらと路線図があってよくわかりません。よく見ると宇都宮駅が平日2分から5分間隔というのが見つかりました。そしてちょうど宇都宮駅行きのバスが近づいて来ます。16時40分に宇都宮駅にたどりつきました。
旅のルートの紹介
5回目の今回の日帰り旅は宇都宮線を利用して栃木県を訪れます。
旅のルート
- JRの鶴見駅を起点にします。
- 京浜東北線で川崎駅まで行き、上野東京ライン宇都宮線に乗ることにします。
- 宇都宮駅で日光線に乗り換え日光駅を往復します。
- 大谷には宇都宮駅から関東交通バスで往復します。
- 宇都宮駅から横浜への戻りは上野東京ライン宇都宮線を利用します。
*青春18きっぷ5回目のスタンプ*
下調べ
今回の旅は目的地が遠くてバスも利用します。時間管理をしっかりしないと廻りきれません。前日に3時間ほどかけて廻る順番や列車の時刻表とかバスの時刻表をチェックし、簡単な旅程表を作りました。
*手書きの旅程表*
大谷行きのバス時刻表もダウンロードして印刷して持参します。
*大谷から宇都宮駅行きのバス時刻表も同様にして準備します。
大谷の観光案内図もダウンロードして大谷資料館、平和観音などの大体の位置を調べておきます。
日光東照宮の観光案内図も用意しました。
東照宮の社殿概要説明書というのも用意しました。現地ではあまりにも建物が多すぎて混乱してしまいましたね。
出発
2019年4月5日金曜日の朝4時起床。寝ぼけ眼でもたもたしながら朝食を摂り5時35分に自宅を出発。6時10分鶴見駅着。6時14分の京浜東北線に乗車。6時18分川崎駅着。
6時23分川崎駅発の上野東京ライン宇都宮線ラピッドに乗車。
乗車中は車窓を眺めながら、途中駅の到着や出発時刻をメモしていきます。
6時47分上野駅、6時58分赤羽駅、7時05分浦安駅、7時14分大宮駅発。とっても順調で速い。
7時20分蓮田、これまでずっと混んでました。7時27分久喜駅でかなりの乗客が下車。立っているひとはほとんどいません。
7時40分古河、7時51分小山、8時00分小金井、8時03分自治医大、8時07分石橋、8時12分雀宮、8時18分宇都宮駅着。
速かったですね。ずっと座れたし楽でした。これが戻りのときには大違いとなりました……。
宇都宮駅で
日光線への乗り継ぎをチェック。
次の電車まで20分あったので、西口方面の駅前に出て大谷行きのバス停を確認しておきます。
宇都宮駅周辺のバス経路図を見つけました。
路線の数がものすごく多いです。予想を遥かに超えます。大谷行きはどれだろう?
6番乗り場だということがわかり、ペデストリアンデッキに出てみると一番手前に見つかりました。
これでもう安心です。どんなに時間が迫っていても迷わずにバスに乗れます。宇都宮駅の駅名表示を見上げる余裕がありました。
ここで大谷観光一日乗車券を事前に買っておきたかったのですが、ちょうどオープンした観光案内所に行くと、きっぷの発売は9時からとのこと。日光から戻ってきてからもう一度立ち寄ることにしました。
日光駅へ向かう
日光線のホームに降りて電車を待ちます。
いろは電車
電車が来ました。「いろは」列車だそう。
内装は木目調できれいです。
日光駅で
40分ほどで日光駅に着きました。
乗ってきた電車をもう一度眺めます。
駅の様子です。
*貴賓室というのがありました。
*日光駅の路線別料金表をチェック
日光東照宮の方向を案内図で確認します。
帰りの時刻も確認します。
戻りの時間近くの時刻表を確認します。
12時24分が乗車時刻の予定です。
東照宮へ向かう
日光駅を出ます。
あたりを見回します。
男体山
駅の周辺に大きな山が3つそびえてます。残雪が目に新しい。どれが何という名前なのか?あとで地図を確認。
大真名子山?と女峰山かな。
東照宮へ
駅前からバスで行けそうですが、未調査でした。世界遺産巡りというバスだったのかな?歩きだしてから東照宮までは遠かったのでちょっと後悔しました。
東武日光駅の前を通り過ぎます。
途中で案内標識がいくつも出てきます。
真っすぐ行けば沼田・中禅寺湖。「世界遺産 日光の社寺」との表示で、日光東照宮の表示ではありません。山が近くてきれいです。ここは標高が高そうです。
さらに進むと日光東照宮などたくさんの史跡の表示が出てきます。
徒歩であと10分、800m。
徒歩であと7分、550m、あとすこし。
神橋
神橋という大きな交差点にたどり着きました。shinkyo bridge。行き止まりで左右に別れます。
赤い橋がとてもきれい。
橋の下の川の流れ。
交差点を渡って、さてどう行くか?
事前に見てきた案内図だと、距離感がつかめず経路がたくさんあってどこをどう行けばいいのかがよくわからないままでした。
左側の階段を上がってみますが、神橋が下に見え道が下に降りていきます。
間違いに気づき元の道に戻ります。
戻って現地の案内図を眺めます。やっぱりよくわかりません。
*全体案内図の現在地の部分をよく見てみます
しょうがないので正面の階段を上がります。10時10分。参道入口の標識が立ってました。
*拝観順路の矢印の標識に突き当たります。左に行けばよいらしいです。
大きな駐車場に出ました。参拝入り口の矢印表示です。
表示に従い、なかに入っていきました。後で調べるとどうやらこれが輪王寺?
ここで拝観料を払おうとしたら、受付で東照宮ではないと言われちゃいました。ここにはたくさんの神社やお寺があるということを再認識させられます。
広い通りに出て、やっと東照宮の標識が出てきました。
途中にも立派な建物が並びます。
日光東照宮参拝
この先でようやく東照宮内に入っていきます。その様子は、本文の前の”東照宮にて”の項目を御覧ください。
日光駅に戻る
陽明門をもっと見ていたくて名残惜しくありましたが、日光駅で12時24分の列車に乗るには時間が足りません。急いで駅にもどります。
参道をまっすぐ下り突き当たったところで振り返りました。広くて長いです。
左に折れてさらに進みます。
先程右に折れて行ってしまった広い駐車道の場所まで戻りました。
また間違えそうになりましたが、もと来た道を戻ります。
神橋が見えました。11時50分。
あとはひたすら日光駅に向かって歩くだけ。なんとかなりそう。
*東武日光駅前のモニュメントの周りを廻って、
日光駅まで戻れました。12時09分。
列車は予定通りの運行です。12時24分までは少し余裕ができました。
ここで昼食を摂りたかったのですが、売店がありません。土産物屋もお休み。喫茶店らしきお店が2軒。
唯一目についたジュースの自動販売機の隣のアイスクリームの自動販売機でアイスモナカ130円だったかな?を買って我慢。
定刻の12時24分に日光駅を出発。第1目的地の日光滞在は想定時刻よりも早めにクリアです。
宇都宮駅で
13時05分に宇都宮駅着。
構内の売店で昼食のお稲荷さんの弁当を買いました。
帰りの宇都宮線の時刻を確認。
あとは成り行き任せですが、17時ごろの乗車を目標にしておきます。
大谷観光と宇都宮市内の大谷石名所巡り
これから宇都宮駅に戻り、大谷をバスで行き来し、宇都宮市内を観光します。その紹介は、本文の前の方の”大谷観光”の項目を御覧ください。
帰路につく
宇都宮市内の観光を終えて、宇都宮駅に戻りました。あとは宇都宮線であわよくば川崎駅まで直行できれば、旅もおしまいです。
16時57分発の逗子行きがあります。
これでも横浜駅まで行ってから鶴見の方へ少しだけ戻ればいいんです。これに乗ります。
ところが改札口に電車が止まっているとの表示。
駅員に様子を尋ねると、行先を聴かれ横浜と答えると、そのまま逗子行きに乗るように指示されました。
列車の遅れ
16時57分の逗子行きの電車に乗ります。
宇都宮線の大宮駅付近で発煙があって運行を停止しているとのアナウンス。発車が17時20分頃になるとのアナウンスを聴いて、いったん電車を降りて水分補給のため自動販売機で500mlの麦茶を購入。
乗り換えて帰路を探す
17時20分に宇都宮駅発。17時40分に小金井駅着。先着の電車が先行するとのことで乗り換えます。
普通列車なので余計に遅く感じます。いつ東京につくのか不安になって大宮駅で電車を降りました。新宿駅では18時40分の湘南新宿ラインに乗り換えます。たしか熱海行だったと思います。
電車は混雑してますが、わりとすぐに座れてホッとしました。
今度こそ、あとは帰るだけ。
19時14分新宿駅、19時45分横浜駅着。
ホームの反対側に横浜線の橋本行が発車間際。走って乗り込みます。
19時55分に最寄りの大口駅着。やっと帰ってきました。
大口駅の電車の時刻案内を見てしまいます。もうすぐ午後8時です。
夕食と家路に
20時02分大口駅前の王将で王将ラーメンで遅い夕食、540円也。
20時20分に王将を出て8時45分に帰宅。今回の日帰り旅、ほんとうに長かった。
まとめ
旅を振り返って
朝4時に起きて、帰りは21時前、下手をすると終電になった可能性もあります。日帰り旅行の最大限に楽しめました。総歩数は2万9千歩で前回に続いて記録更新です。
今回はかなり無理なスケジュールだったかな?それでも、東照宮、大谷、教会、二荒山神社のいずれも無理してでも行ってよかったところばかりでした。
移動のスケジュールはできるだけ調べて組み上げておくべきですね。それでもトラブルはあります。もしも宇都宮線が2,3時間も停まったままだと帰って来られませんでした。もう少し遅くまで見物していればトラブルが解消していたか?それとも余計にひどい目にあったのか、それは調べてないのでわかりません。無事に帰れてラッキーでした。
自分の思い通りに計画して、現地で好きに計画を変更する。自分だけの気ままな旅で心と体をリフレッシュします。満喫できました!
費用面での振り返り
ちょっと余計かとも思いましたが、もしこれまでの5回の旅を青春18きっぷを使わなかったなら?どれぐらいの運賃だったかな?そういう疑問に次の記事で答えます。
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