水戸偕楽園の桜を見て霞ヶ浦へ行く横浜から青春18きっぷ旅

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はじめに

横浜から常磐線で茨城県の水戸偕楽園と霞ヶ浦を訪れます。偕楽園では桜を見ながら散策、霞ヶ浦へは駆け足でしたが、青春18きっぷで見知らぬ土地を訪ねて心身共にリフレッシュできました。1回目は東海道線沿いに静岡の東南側から富士山を眺める旅、2回目は埼玉の大宮鉄道博物館を訪れる旅、3回目は埼玉県の川越を散策しました。4回目の旅は茨城まで遠出し、たくさん歩き回って旅の気分を満喫しました。

水戸偕楽園の好文亭入り口
水戸偕楽園の好文亭入り口

旅の目的地

霞ヶ浦を見たいと思ったことが今回の旅のきっかけです。

  • 霞ヶ浦を一度は見てみたい。JRの最寄り駅は土浦駅のようです。
  • 土浦だけだと横浜からは電車で近すぎるので、他も見よう。
  • 水戸の偕楽園も一度は見てみたい。梅は終わったけど桜はどうかな。
  • 頑張って水戸と土浦の2箇所を廻ることにします。
土浦と霞ヶ浦
土浦と霞ヶ浦の地図

実際には水戸偕楽園の散策にほとんどの時間を費やすことになりましたが、以下、水戸偕楽園を散策、霞ヶ浦を見学、そして旅の途中のようすの順にご紹介していきます。

水戸偕楽園を散策

水戸駅から徒歩で偕楽園を目指しました。駅から歩いていく様子は、本文後半の旅の様子の記載をご覧いただくことにして、偕楽園に到着したところからの様子を紹介します。

東門への坂道から入園

偕楽園東門の坂道を上がっていきます。

偕楽園東門坂道2
偕楽園東門の坂道

先道をさらに上ります。

偕楽園東門坂道1
偕楽園東門の坂道をさらに上る

なんかい橋というのもあります。

なんかいばし
なんかいばしのプレート

見下ろすと階段。駐車場へ降りる階段でした。

駐車場への階段
駐車場への階段があるようです

こんな案内があります。”偕楽園 参拝順路”です。常磐神社に寄ってねということらしい。

常磐神社案内
常磐神社への案内板

レストハウスがあります。お腹が空きました。観光よりもまずは食事です。

偕楽園レストハウス
偕楽園レストハウスの建物

食堂のメニューのサンプル。

食堂のメニューのサンプル
食堂のメニューの食品サンプル

水戸といえば納豆。納豆そばを注文。
箸をつけてから、思い出して撮影したので盛り付けが崩れてしまいました。

納豆そば
水戸偕楽園の食堂でいただいた納豆そば

汁の味付けは濃い目。納豆の粒は残らずお箸でつまんで食べましたよ。

食堂のスタッフのおばちゃんに持参の地図を見せて現在地を確認。

偕楽園の歩き方
偕楽園の歩き方イラストマップ

東門です。一応家を出る前に考えていたところには着いてました。すばらしい!
そばを食べ終わって人心地が付きました。
園内の散策に出発です。

偕楽園東門から園内に

東門から入ります。

偕楽園東門
偕楽園東門

梅は終わってますが、桜がちらほら咲いてます。綺麗です。

偕楽園桜1
偕楽園桜1

目に止まった桜たちです。

偕楽園桜2
偕楽園桜2

こちらの桜も綺麗です。

桜が大事にされてます。

偕楽園桜3
偕楽園桜3

好文亭

案内標識にあった”好文亭”に行ってみることにします。

好文亭案内板
好文亭への案内板

ゆるい階段の先に門が見えます。

好文亭門1
好文亭門

表札だけ見て、建物の中には入りませんでした。

好文亭表札
好文亭表札

好文亭縁起を見て。

好文亭縁起
好文亭縁起

もう一つの門から別の道へ抜けました。

好文亭門2
好文亭から木立への道

森が気持ちいいです。

園内の森
園内の森

吐玉泉

案内標識に従って、吐玉泉に向かいます。

吐玉泉への案内板
吐玉泉への案内板

こういう案内板がいたるところに立っているので、迷わなくてすみます。

吐玉泉案内板2
吐玉泉へのイラストの案内板

階段を降りていきます。

吐玉泉へ降りる階段
吐玉泉へ降りる階段

これが吐玉泉。

吐玉泉
吐玉泉

吐玉泉の説明です。これだけの大きさの岩を設置するのは大変だったでしょうね。

吐玉泉縁起
吐玉泉縁起

階段を登り返すのは面倒なので、下への階段で東門に向かいます。

吐玉泉から下へ
吐玉泉から階段を降りる

東門に戻る

一応園内を巡った気がしたので、東門のほうへ戻ります。

東門へ1
東門への道1

*東門への道(続き)

東門へ2
東門への道2

南門があります。

偕楽園南門
偕楽園南門

南門とは反対側の道へ登り返して見晴台に出ました。

見晴台からの景色
見晴台からの景色

ここからは好文亭の全体がよく見渡せました。

好文亭の建物
好文亭の建物

再度、東門に向かいます。霞ヶ浦にも行きたいので、もう残り時間がありません。

常磐神社参拝

せっかくなので大急ぎで常磐神社に参拝。

常磐神社案内板
常磐神社案内板

*常磐神社の鳥居と本殿

常磐神社
常磐神を鳥居の外から見る

土浦駅から霞ヶ浦を目指す

土浦駅前に出て、霞ヶ浦の方角になんとなく歩き出します。
素敵なヨットの渓流所がありました。駅の間近です。

土浦駅近くのヨット係留所
土浦駅近くのヨット係留所

ここでスマホのMAPアプリで現在地をチェック。右に行くか?左か?どちらに行こうか?右に決めました。しばらく歩くと川の堤防に出ます。

桜川堤防
桜川堤防

堤防に上がって遊歩道を霞ヶ浦に向かって進みます。
特に鉄塔が見えます。あの辺りが河口だと目星をつけました。

桜川沿いの鉄塔
桜川沿いの鉄塔

水鳥が飛び交います。

桜川の水鳥1
桜川の水鳥1

海の近さ感じさせます。海鳥でしょうね。

河口の標識。桜川、いい名前です。

桜川河口の標識
桜川河口の標識

現在地の案内板。霞ヶ浦の中岸。

霞ヶ浦現在地の案内板
霞ヶ浦現在地の案内板

見渡す限り霞ヶ浦なのに、ほんの一部が見えているだけなんですね。
ひろい。やっぱり頑張って来てよかった。
霞ヶ浦を眺めます。

霞ヶ浦
霞ヶ浦を見渡す

ヨットが快走してます。

霞ヶ浦の遠くのヨット
霞ヶ浦の遠くのヨット

一応全景。パノラマ撮影うまくいきません。広さが伝わらない。この次こそがんばろう。

霞ヶ浦パノラマ
霞ヶ浦パノラマ写真

気がついたら、15時45分。大急ぎで土浦駅に戻ります。

旅の途中の様子

ここまでで水戸偕楽園での散策の様子と、土浦駅近くの霞ヶ浦の様子をご紹介しました。ここからは、それぞれの場所へ行く旅の途中の様子の紹介です。

旅の経路

  • JRの鶴見駅を起点にします。
  • 水戸のほうが遠いので、はじめに水戸へ行き、帰りに土浦で途中下車することにします。
  • 京浜東北線で品川駅まで行き、上野東京ライン、常磐線の水戸行きに乗ります。
  • 常磐線の水戸駅から土浦駅に向かいます。
  • 土浦駅から常磐線で東京方面に戻り横浜に帰宅します。

自宅から水戸に向かう

2019年4月2日7時50分自宅を出発。

青春18きっぷ4回目のスタンプ済み
青春18きっぷ4回目のスタンプ済み


8時14分鶴見駅から京浜東北線に乗車。9時2分品川駅到着。

品川駅でしばらく電車を待つ

常磐線といえば上野始発でしたが、品川駅始発があるのを2回目の旅の途中で見かけたので、今回は品川始発快速電車に乗ることにしてみました。9時31分発まで時間があります。

9時31分水戸行き電光掲示板
品川駅の常磐線ホームの電光掲示板

ホームから改札口に上がります。品川駅コンコースの電光掲示板。

品川駅コンコースの電光掲示板
品川駅コンコースの電光掲示板

人の波がすごいので、改札は出ずにホームに戻って電車を待ちます。

品川駅名表示
プラットホームの品川駅名表示

プラットホームの運行経路図、常磐線の停車駅がわかります。

常磐線停車駅表示
常磐線停車駅表示

動輪のオブジェが飾ってあります。

品川駅待合所のオブジェ
品川駅待合所のオブジェ

ホームに20席ほどの待合所があリました。吹きさらしで寒かった。

折返しの電車が遅れて到着。

水戸行き快速電車の先頭車両
水戸行き快速電車の先頭車両

品川から水戸へ

7分遅れの9時38分に品川を出発です。
10時23分柏着。
11時00分土浦着。ここで15両編成から10両編成に。11時06分土浦発。
高浜駅で特急電車の通過待ちで8分停車。11時25分に高浜発。

旅の大まかな計画を立てる

思っていたよりも時間がかかっています。車中でこれからの行動計画と時間割をつくってメモしておきます。

  1. 12時水戸着、昼食
  2. 13時偕楽園着、14時まで偕楽園を散策
  3. 14時30分水戸発、15時30分土浦着、霞ヶ浦付近を散策
  4. 16時土浦発、品川に17時30分着
  5. 18時鶴見着

ほとんど偕楽園や霞ヶ浦での滞在時間が取れない、ギリギリの計画になってしまいました。帰着はある程度は遅くなっても構いませんが、真夜中の帰宅にならないようにしていきたい。

水戸駅着

11時59分水戸着。

水戸駅ホームの隣駅表示
水戸駅ホームの隣駅表示

ようやくたどり着いた。水戸が予想以上に横浜からは遠く感じました。

水戸駅で

改札を出て路線別料金表を眺めます。

水戸駅路線別料金表1
水戸駅路線別料金表(左半分)

水戸駅周辺のキップ運賃表です。

水戸駅路線別料金表2
水戸駅路線別料金表(右半分)

大洗鹿島線の料金表も。

大洗鹿島線料金表
大洗鹿島線料金表

大洗海岸もぜひ行ってみたい場所ですが、偕楽園と天秤にかけて大洗は断念してます。

戻りの時刻表を確認します。

水戸駅の常磐線時刻表
水戸駅の常磐線時刻表

14時31分の上り電車に乗ることを目標にしました。

水戸駅周辺案内図で偕楽園の方向を駅周辺案内図を見て確認します。

水戸駅周辺案内図
水戸駅周辺案内図

水戸駅から徒歩で偕楽園を目指す

前回の川越での失敗を繰り返さないよう、最初からスマホのMAPアプリで偕楽園を検索します。距離が約3km。予定より遠い!でも歩くしかありません。昼食もとらずに出発です。

梅見のシーズンが終わり、平日で、冷たい風も吹きすさびます。観光客らしい人影はなし。歩いている人さえ見かけません。寂しい。偕楽園への案内標識も見当たりません。

やっぱり、偕楽園は観光バスかマイカー利用なんでしょうね。痛感しました。駅にも偕楽園への案内標識なんて見かけませんでしたし……。駅から歩いていく私は物好きなんでしょうか?

水戸駅から偕楽園へはスマホのアプリがないとたどり着けません。歩道がなくなって車道しかなくて、脇の草道を歩くしかない区間もありました。

帰り道でわかったのですが、千波湖沿いの遊歩道を利用するのがルートのようですね。途中で1箇所だけ水戸駅へという標識を見かけましたが、遊歩道から車道に戻るところは分かりづらくて、ほとんど勘で車道に戻りました。

距離が3km程度とはいえ、歩いて水戸駅から偕楽園まで行くのはやめたほうがよさそう。特に時間に余裕のないときは。スマホの経路案内が賢くなくて、車道をむりやり横切ったりしたのでちょっと怖かったし。

シーズンであれば偕楽園駅(臨時駅)が使えるようなので、できれば電車利用がおすすめ。

千波湖あたりの景色

途中で行き当たった、存在も名前も初めて知った千波湖ですが、散歩する人も多くて素敵な雰囲気の公園です。

千波湖1
千波湖の橋

千波湖を別の角度から見ます。

千波湖2
奥が千波湖

この景色が一番かな?

千波湖3
千波湖と桜

偕楽園に到着

車道脇の草むらを歩いてしまっていたので、危うく行き過ぎるところでした。たまたま高校生らしきグループが陸橋を上がっていくのを見かけました。もしかして?どうやら、ここが入り口らしい。半信半疑で陸橋を上がり、常磐線をまたぎます。

ありました!

偕楽園案内標識1
偕楽園案内標識、千波湖との境界付近

こんな交通標識も見えます。

偕楽園下交通標識
偕楽園下の交通標識

ここからは、いたるところで案内標識が立っていて、サービス過剰気味。

偕楽園案内標識3
偕楽園案内標識、常磐神社も

道路をまたぐのは常磐線偕楽橋だそうです。

偕楽橋
偕楽橋のプレート

ここで間違いありません。偕楽園に到着です。12時30分。3kmもありませんでした。思ったより近かった。よかったあ。アプリの経路はおそらく公園のずっと奥の方を目指していたんでしょう。

偕楽園内を散策

水戸偕楽園内の散策の様子は、本文前の方の”水戸偕楽園を散策”の項目をご覧ください。

水戸駅へ戻る

偕楽園の中を歩き回って、気がついたらもう午後2時です。14時31分の電車に乗る予定。
焦りました。もう大急ぎで歩きます。いい運動です。

頑張って14時25分に水戸駅に着きました。
電車の出発が遅れて14時38分発。せっかく急いだのに、自分の思い通りには行きません。世の中とはこういうものです。

土浦駅へ

常磐線で土浦駅に向かいます。
15時20分土浦駅着。

土浦駅ホーム
土浦駅ホームの隣駅表示板

いつものように路線別料金表を眺めます。

土浦駅の路線別料金表
土浦駅の路線別料金表

常磐線時刻表で帰りの電車の時刻をチェック。

土浦駅の常磐線時刻表
土浦駅の常磐線時刻表

15時49分はいくらなんでも余裕がなさすぎ。
16時10分の電車を目標にします。

霞ヶ浦を見学

霞ヶ浦への探索の様子は、本文前の方の”土浦から霞ヶ浦を目指す”の項目に記載した通りで駆け足でした。

横浜へ戻る

短時間でも霞ヶ浦の一部は見られました。大急ぎで土浦駅に戻り、定刻の16時10分に品川行き電車が出発。

17時29分に東京駅着。ここで後続の17時32分発の東海道線に乗り換えました。

東京駅ホームの標識
東京駅ホームの標識

17時52分に川崎駅着。17時16分発の京浜東北線に乗り換えて18時00分鶴見駅着。
18時42分に帰宅しました。

まとめ

旅を振り返っての感想

  • この日も風が強く寒い日でした。でも雨には振られなくてよかった。
  • 偕楽園は広場もあり、高低差もありで飽きないようになってました。
  • 混雑してないときに来られて、気ままに歩けてよかった。
  • 霞ヶ浦もほんの断片を見ただけですが、その広さが感じられてよかった。水をなめてみるのを忘れてました。ちょっと心残り。
  • 駆け足どころか、すっ飛ばしの旅でしたが、気ままに移動できて気楽です。
  • ただし、途中で所要時間をしっかり把握しながら次の計画をたてるようにしたことで、うまく行程を消化できたのは自慢してもいいかな?
  • 歩数約2万6千歩。2年ぶりに歩数を更新しました。
  • こんなに急がなくても、22時ぐらいの帰宅でも問題ないのですが、計画が狂うのが怖い。臨機応変の対応ができなくて几帳面に行動してしまいます。自分の性格。
  • 前提的には、こころとからだをリフレッシュのテーマに沿った旅ができたと思います。

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