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はじめに:
30cm幅の細長いラップは意外と台所に置き場所がありません。ホルダーを作って、台所の手の届きやすいところに取り付けてみました。ラップがすぐに手に取れて,しまうときもぽんとホルダーに置くだけです。とても便利になりました。その紹介です。
食品を包んで保存するためのラップには23cm幅と30cm幅の2種類があります。筒状にまとめられた中身が、紙のケースに収められています。通常は23cm幅ので事足りますが、ちょっと大きめの器にラップしたいときには、30cm幅のラップがあると便利です。ところが、30cm幅のラップは細長いので、意外と置き場所に困ります。
そこで、100円ショップで入手したプラスチックの小物入れを加工してホルダーに加工してみました。
身の回りで気づいた、”こういう物があったらいいな”とか、”できたらいいな”を自分で工夫して解決している一例です。
ラップホルダーの自作
30cm幅のラップの置き場所の改善前と改善後の様子を紹介します。
改善前のようす
台所でよく使うラップは幅が23cm。幅の広い30cmのラップは大きめのものを保存するのに重宝するので必要です。たまに使うので手近なところに置きたくてもその置き場所に困ります。下の写真が改善前のようすです。
上の写真で見てもらうと、洗い場の正面に調味料入れの棚が壁に取り付けてあります。正味量入れの棚の上のほうの黄色の点線で囲った部分には23cm幅のいろいろなラップを縦にして置いてます。
30cm幅のラップも調味料入れの上の場所に同じように縦にして置こうすると、長すぎて落っこちてくるので置けません。
しようがないので右斜め下で黄色の点線で囲んだところ、こちらも小物を収納する棚です。こちらのほうが奥行きがあるので、そこに無理やり30cm幅のラップを押し込んでました。けれど、ラップがシンクの手前に飛び出してくるので、私にはとても目障りでした。
改善のテーマ
30cm幅のラップを手の届きやすいところで手軽に取り置きできるようにする。これが今回の改善のテーマです。
改善後の様子
調味料入れの棚の上ではなくて、下に空間を見つけました。手の届きやすいところです。その場所を新しい30cmラップの置き場所に決めました。
不要だったプラスチックの小物入れを改造して、棚の下に取り付ければ、ラップ置き場がのできあがりです。改善後のようすが下の写真です。
ラップホルダーのようす
以下、実際に加工して取り付けたラップホルダーのようすを紹介します。
調味料入れの棚の下の空間にラップホルダーを取リ付け、ラップを置いてみました。
ラップホルダーを少し斜めから見たようすです。
ラップホルダー取り付けのちょっとした工夫
ラップホルダーは上部の2箇所を1cmぐらいの木ネジで調味入れの棚の底板に固定します(赤マルで囲んだ部分)。小物入れに元々適当な直径の穴が空いてたので活用します。
このホルダーに乗せるラップは軽いので、木ネジだけでも強度的には問題なさそうですが、念のためホルダーの裏側2箇所を両面テープでタイルに貼り付けます(点線部分)。
下側の両面テープと本体の間にダンボール紙を細くテープ状に切って張り合わせました。これで上側よりも下側のほうが厚くなり、ラップホルダーをほんの気持ちだけですが上の方に傾斜させられます。ラップが手前に滑り落ちるのを防ぎます。この部分が今回の工夫ポイントです。
写真の白丸で囲んだ部分のところに細いダンボール紙を左右に伸ばして挟み込んであります。
材料の選択と加工作業
説明が最後になりましたが、ホルダーに流用した材料は、100円ショップで買ったあと使わなくなっていた小物入れです。
ホルダーの形を考えたときに、コの字型が最適と思いました。コの字の下辺にラップを置き、コの字の上辺は棚に固定します。コの字の上辺と下辺の間はラップの筒が置けるだけの広がりが必要。コの字の左右はオープンになるので長いものでも置けます。
家の中の不用品を探し回って見つけたのが、今回採用した小物入れでした。上下の幅がラップの筒より広いことが決め手です。小物入れの左右を切り取れば、私がイメージしたコの字型の完成です。のこぎりとカッターを利用して切り取るのが今回行なった加工作業です(矢印部分)
余談
この記事を書くときに、ネットで”ラップホルダー”で検索してみると、100均の商品で1点ですが、そのものズバリのものが見つかりました。やっぱり必要だと考える人は私だけではありませんでした。
残念ながら、その商品は我が家の近くで入手できません。今回の解決法が我が家ではベターな解決法だと思います。
これからも身近のちょっとした改善に取り組んでいきます。
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