悪い生活習慣を過去のデータで真剣に反省する

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はじめに:

年令を重ねると出てくる身体の不調。反省とこれからの生活習慣改善への自覚を強くするために、自分の今までの生活態度を若い頃までさかのぼって見つめ直します。これまでの生活習慣がよくありませんでした。

63歳になって生活習慣の乱れによる身体の痛みや辛さがどうしようもなくなってしまいました。メタボリックシンドローム(メタボ)が自分の体ではっきりと姿を現してきたようなのです。身体のつらさとメタボにしっかり対処していこうと決意しましたが、本記事では、自分のこれまでの生活態度を振り返って、何が悪かったのかをしっかりと反省します。

自分はこれまでどう考え行動してきたか

会社勤めをしていた時の定期健康診断で、数字の異常が指摘されだしたのは40代にさしかかったころだったでしょうか。高血圧とコレステロールが指摘されだしたと思います。経過観察となり、医師の指導を定期的に受けることになりました。

ここで示した下の表は40代後半の時の健康指標です。

生活習慣病指標1
生活習慣病指標1

中性脂肪(TG)170から190台で総コレステロール値(TCHO)は200以上と高い値です。

若い頃は健康に関心が薄かった

それ以降、会社を変わっても定期検診は受けました。下の写真のように、検査結果とか診断表などは捨てずに取ってあります。

定期検診検査結果表
定期検診検査結果表

診断結果をまとめた表も提供されます。

健康診断結果まとめ
健康診断結果まとめ

それらを全部眺めてまとめてみると、以下のようになります。

  • 中性脂肪やコレステロールの値が40代前半から20年ほど高いままで、脂肪肝は50代から指摘されました。
  • 高血圧は40代後半から
  • 50代からは腹囲85cm超えで(2005年から適用)メタボリックシンドローム 、BMIも25超え(肥満)
  • 50代から10年ほどγ-GTPの値が高い
  • 高尿酸血症は40歳ごろから20年余り尿酸値が高いまま、痛風発作は50代後半から5回以上発症。最近は2か月連続。

どう対応していたか

定期健康診断などでは食事療法や運動の指導を受けていましたが、その成果が現れてこないので長続きはしませんでしたし、自分で積極的に改善しようとする気もあまりありませんでした。

一時期は、街の内科に通ってコレステロールや血圧、尿酸値を下げる薬を飲み続けました。それなりに数値は下がったんですけど、会社を転職することがあって、そのどさくさで通うのをやめてしまいました。

そんなこんなで、それ以来なんとなく過ごしてきました。

いつからだったか?痛風発作をときどき発症するようにもなりました。喉元過ぎれば熱さを忘れるのことわざ通り。生活の改善もできないまま……。

ただし生活習慣病のくくりではありませんが、緑内障を40代後半から発症したんです。ほっておいて失明するのが怖いので、ほぼ3ヶ月毎に医師の診断や検査を受けて目薬も続けています。

痛風の発作がやばい状況に

ところが、今年(2017年)再発した痛風の発作があまりにも痛くて、つらい思いをしました。まだ、メタボと痛風の関係とかをよく知りませんでしたけど、それでもなんとなく「いよいよメタボをほおっておいたつけが来たのか!?」この頃になって、ようやく自分でも動き出しました。

数字をチェックする

自分のこれまでを反省するために、保存してあった健康指標のデータを全て引っ張り出して、エクセルの表にまとめてみました。正常値は緑、異常値は橙・ピンク・赤に着色をしてあります。値が高いものほど色を濃くしました。

下の健康指標表2です。

健康指標表2
健康指標表2

いやはや、尿酸・コレステロール・中性脂肪、そしてγ-GTP共に色鮮やかです。

尿酸値が特にひどく9以上。中性脂肪も200、300、500以上のときもあります。γGTも1000以上なんて自分でも信じられない値が記録されています。

でも、最近まで特段の自覚症状がなかったんです。それなのに、ある日突然、災いが襲ってくる!それは痛風の発作という形で現れました。これが、メタボの怖いところなんですね。脳卒中や心筋梗塞でなくてよかった!

いえいえ、痛風の発作は大変つらくて何度も味わいたくはありません。痛風発作のつらさに懲りて真剣にメタボの改善に取り組みをはじめました。痛風への対処は痛風のカテゴリーにまとめてあります。

わが身のよくない現状

メタボとはどのようなものなのかとかメタボの予防法などの一般的な情報を調べてみました。わが身はどのように当てはまるのかを省みてみます。

適正体重の維持

大学生のころは、体重はたしか50kg台、ウェストは72cmで、吹けば飛びそうにスリムでした。社会人になってから、太り出しましたね。ズボンが10年もたつとはけなくなりました。

近年はウェスト96cmのズボンをはいてます。2017年のはじめには体重が80kgに届いてしまい焦りました。腹囲が100cm超えになると、お腹がさらに出っ張ってきて格好が悪い。鏡に写した自分の姿が情けなくなりました。それまで収まっていたズボンのウェストが留められなくなります。そもそもウェスト100cmのズボンは格好悪い。さすがに太りすぎと強く自覚。

食事の注意

食生活はどうだったか?振り返ります。

脂肪の摂りすぎに注意

脂っこいものは嫌いではありませんが、あまり摂らないようには意識しています。甘いものも好きでない。辛いのは好き。塩分は摂りすぎです。お酒を止めてからは甘いものがいけるようになってきて、ちょっと心配。

野菜の摂取量

1日350gは摂れてないと思います。不足です。

1日3食、規則正しく食べる

これは、まわりのおかげがあり、若い時からずっと守れてます。

生活習慣

毎日の生活態度はどうだったか?

睡眠をとる

睡眠不足は感じません。特にこの頃は眠いときに眠ってます。幸せです。

自然のリズムに合わせて生活をする

これはあまり意識したことはありませんが、暑ければ服を脱ぐ、寒ければ着るという普通の生活をしているつもりです。

歯を大切にする

歯は、虫歯になったら歯医者でしっかり治療をしています。歯の磨き方もしっかり習得。それでもこのごろ奥歯のかぶせたところにスキマがあって気になります。歯医者に一度行くとずっと通わされることになるので、歯医者が怖い。

禁煙する

20代にピーク時1箱以上喫煙してました。風邪をひいたときに咳が止まらない状態が続き、それ以上悪くなるのが怖くて20代のうちに禁煙に成功。それ以来タバコは1本も吸ってません。

お酒は適量を守る

始めは好きで飲んでいたが、だんだんと量と回数が増えてしまった。いまでは常習者の域まできてしまっていました。飲み過ぎはいろいろな意味で本当に怖いです。飲酒については飲酒のカテゴリで詳しく説明しています。

運動習慣をつける

30から40代までは、富士登山。30代から50代ごろまでは海釣り。しばらくは手漕ぎのゴムボートで身体を鍛えて?ました。それぞれ今はもうやってません。

腹筋を鍛える道具もいくつか買いましたが、全然続きませんでした。器具が捨てるに捨てられずに場所ふさぎになってます。

週2回の温水プールでのクロール1000メートルと水中ウォーキング、これだけは欠かさずやってます。マイペースでも色々工夫や目標が立てやすくて飽きないのが自分にあっているようです。

毎日歩く

ウォーキングを週に2回続けるようにしていました。あまり頑張りすぎて、膝が痛くなったり、最近は痛風発作で歩けなくなり、リハビリ中です。1日4000歩から散歩で再開中。積極的に身体を動かすというのは、あまりできていません。

生活習慣の改善を決意する

これまでの生活習慣が悪かったことがよく分かりました。これからの生活を変えていかねばと強く思いました。

ようやく自分の身体の異常を自覚する

私は、2017年7月で63歳になりました。身長172cm。体重が今年になって5kg増えて、80kgを突破しそうになりました。お腹が出っ張るようになってから、ずいぶん経ちましたが、もはや腹囲100cmに到達。Tシャツや薄手の服を着ると随分目立ちます。「お腹が出たね」とお風呂で義兄から言われて恥ずかしかった。

運動をして体重を減らそう。なにかしなくてはと散歩をしてもすぐに飽きてしまうし、少し頑張ると翌日はひざが痛くなってしまいます。

近くの温水プールへの週2回通い、ゆっくりクロールを欠かしたことがありませんが、水泳での有酸素運動は、腹囲を減らすのにはすぐには効果が出ません。

体重を減らそうと頑張って歩くと、膝が痛くなってしまう。歩かないと、食べた分だけ体重が増えてしまいます。水泳も食べて増えた分を元に戻す効果ほどしかありません。じわじわと身体の状態が悪くなっていきます。

お腹が出てきたのは、内臓脂肪が増えたせい。体組成計にはしばらくぶりに乗ってみると、内臓脂肪レベルが15。内臓脂肪を減らしたいと、2017年のはじめごろから真剣に思うようになりました。

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内臓脂肪を減らるにはとにかく体重を減らす努力がいちばん効果的でした。それと一番の悩みだった痛風発作からの脱却。これにはまずお酒を断つ必要がありました。次の記事では行動します。”お酒をやめれば痛風発作を回避しメタモも改善する”です。

”お酒をやめれば痛風発作を回避しメタボも改善する”へのリンクです。
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