高速道路で横浜から三春滝桜を2往復、意外と近い感じでした

三春二往復のタイトル画像
LINEで送る
Pocket
このエントリーを Google ブックマーク に追加

はじめに:

横浜から福島県の三春滝桜まで2回ドライブしてきました。4月の平日と日曜日に車を運転して高速道路を日帰りで往復したときの感想です。どちらも渋滞に合わずに高速道路の快適さが味わえました。

平日の旅

4月4日木曜日の早朝の午前4時前に横浜の自宅を出発。午前9時半ごろに現地着。2時間ほど滞在して現地を出発し、午後6時ごろに自宅へ帰着しました。行きは常磐自動車と磐越自動車道経由で、帰りは磐越自動車道と東北自動車道で一回りしてくるコースです。

行きのようす(4月4日)

4月4日は前々から予定していた日程でした。今年(2024年)は桜の開花が昨年よりかなり遅く、開花はまだかと現地のライブ配信を毎日眺めてました。4日は横浜では開花宣言の前日でしたでしょうか。現地は開花前でつぼみでしたが予定通り出発します。

下の図が、横浜の自宅から神奈川7号横浜北線に入って常磐自動車道の三郷JCTを抜けた行きのルートです。図面の出典は首都高ドライバーズサイトの「JCT・複雑なルート案内」のトップ画面です。走行したルートを赤矢印で書き加えさせていただきました。

4月4日の行きの高速道ルート
4月4日の行きの高速道ルート

高速道路の道中は渋滞知らず。磐越自動車道に入ってもスイスイ。船引三春ICで一般道に出てからも会場まで渋滞知らず。拍子抜けでした。大駐車場もガラガラ。途中のサービスエリア(SA)で適当に休憩を取りながらで快適なドライブでした。開花期間以外は無料だそうで、入場料金の徴収はありません。

桜のようす(4月4日)

桜はつぼみでした。よく見ると、つぼみが膨らみかけている枝が見つかりますが、やはり開花はまだこれからでした。

三春滝桜の開花前の様子
三春滝桜の開花前の様子

蕾が膨らみかけている枝の様子です。

三春滝桜のつぼみがほころびかけている枝のようす
三春滝桜のつぼみがほころびかけている枝のようす

なるべくカメラがぶれないようにして写しました。ほころびかけている蕾の様子です。

三春滝桜のほころびかけている蕾の様子
三春滝桜のほころびかけている蕾の様子

しだれ桜の全貌です。枝ぶりが見事です。

三春滝桜の開花前の全貌
三春滝桜の開花前の全貌

滝桜を下から見上げたようすです。

開花前の三春滝桜の全体
開花前の三春滝桜の全体

離れたところから眺めます。菜の花と合わせて撮って見ました。よくマッチしてます。

菜の花と三春滝桜
菜の花と三春滝桜

こちらは背後の丘から桜を見下ろしたようすです。三春滝桜は周りのどこから眺めても立派なたたずまいです。枝ぶりを見られただけで来た甲斐がありました。

三春滝桜の開花前の全貌
三春滝桜の開花前の全貌

説明書きも写しておきました。

三春滝桜の説明
三春滝桜の説明

帰りのようす(4月4日)

帰りは東北自動車道を通ります。会場から郡山東ICまで近道したかったのですが、カーナビが古くてあちこちで迷ってしまいます。朝来たときに通った三春西バイパスの化粧坂の交差点まで戻ってしまいました。右折すれば船引三春ICへ向かうことになります。帰りルートに選んだ東北自動車道方面は左折です。

広々とした三春西バイパスをかなり走って、郡山東ICから磐越自動車道に入ります。すぐに郡山JCTに合流して東北自動車道の郡山方面に流入します。郡山JCTで関東へ向かうには郡山方面です。郡山にいるはずなのに郡山方面で、ややこしいインターでした。郡山JCTと郡山ICが離れているんですね。下調べができてませんでした。

東北自動車道に乗ってしまえばあとはスイスイです。100kmを1時間ちょっとのペースで、SAの2箇所ごとに小休憩を取れば疲れはたまりません。道路は運転しやすい感じ。

関東に入る時にどのルートで横浜に抜けるか、事前も当日も相当悩みました。結局は当日の渋滞状況次第と決めてました。

蓮田SAで渋滞状況パネルをチェック。行きのときの中央環状線が混んでます。複雑な首都高環状線には入りたくありません。なのでかなり遠回りですが、外環道周りに決めました。川口JCTで外環道の湾岸線方面に抜けます。高谷ICを目指します。下のルート図が川口JCTから神奈川1号横羽線で帰ったルートです。

途中にICが多く通過するのがストレスです。予想以上に遠く感じました。よほどのことがなければ2度目のトライはなさそう。

4月4日帰りの高速道路ルート
4月4日帰りの高速道路ルート

高谷JCTにたどり着き湾岸線に抜ければ、あとは私の勘が働きます。生麦付近のトラブルで長い渋滞がありましたが、途中で一般道に降りて午後6時ごろに無事帰宅できました。

日曜日の旅

2回目は予定外の行動でした。2回目を決心するまでの心の動きを説明します。

前回の4月4日の三春滝桜は開花前だったので心残りでした。帰宅後は毎日のように滝桜のライブカメラで開花状況をチェック。4月7日の日曜日はまだ開花しません。その後もチェックを続けると、開花が始まり4月13,14日あたりの満開が濃厚になってきました。来年行ってもタイミング良く再訪できる保証はありません。ひどい渋滞に捕まらなければ日帰りできることは実証済みです。4月14日の日曜日の日帰りの再訪を考えます。

現地に早朝に到着するように横浜を出発し、2時間ほど滞在してトンボ返りすれば、夕方の首都圏の渋滞に巻き込まれずに帰ってくることが計算上では可能です。当日の天候も良さそう。絶好のチャンスです!4月14日の日曜日に2度目の三春滝桜見物を決断。

高速道路のコースは前回と同じで、常磐自動車道から磐越自動車道に入り、帰りは東北自動車道で戻ります。前回との違いは走る時間帯です。午前2時に自宅を出発し午前6時半ごろに現地着。1時間半滞在して8時に出発。午後12時半頃に帰宅という極めて順調なドライブを楽しみました。

行きのようす(4月14日)

出発は深夜の午前2時です。さすがに車の通りはありません。横浜北線の岸谷生麦ICから高速道路にはいります。深夜でも高速道路の通行はありますね。この頃は夜間の運転はあまりしてません。スピードは抑えめです。特に横羽線はカーブが多い。今回は、首都圏を最短距離を突っ切って抜けます。環状線内回りで江戸橋JCTから箱崎JCTへ抜けるコースです。初めて走ります。ドキドキしますが、車が通ってないのでゆっくりとコース取りができました。箱崎を抜ければあとは常磐自動車道を目指すだけでしたが、三郷JCTまでが意外と遠く感じました。

下の図が走行したルートです。箱崎から三郷までは遠いですね。実感した通りです。

三春2回目の行きの首都高ルート
三春2回目の行きの首都高ルート

深夜なので途中のSAも自動販売機のみの営業です。トイレと若干の休憩だけで先を急ぎました。日曜日なのと満開が知れ渡っているので、会場の混雑が心配です。なんとか早いうちに到着したい。

さいわい何の道も空いててスイスイです。ただし夜間なのと山道が多く細かなカーブが多くて道が狭く感じられます。安全運転なので追い越されるたびにロービームに切り替えるのが面倒でした。

おかげさまで4時間半ほどで現地に到着できました。快晴です。駐車場入口は、すでに入場待ちの車列ができています。何百台も収容できる大駐車場はすでに満杯。出ていく車と交代という状況がすでに始まっています。ここに来ている皆さんは、朝の7時前だというのに、一体何時頃に来てたんでしょうかね?というくらいの混雑ぶりです。

予想以上というか、予想通りというか、大変な人気だということを肌で感じました。できる限り早く出発してきたのは大正解でした。

桜のようす(4月14日)

今回は「三春滝桜 観桜券」を自動販売機で購入して入場します。

三春滝桜観桜券
三春滝桜観桜券

混雑はしてますが、もう見物を終えて帰る人もいて、うまく人の流れができている感じです。

前回同様にしだれ桜の周りと背後の丘からの眺めを堪能しました。満開の桜はやっぱり良いですね。

三春滝桜と人々
三春滝桜と人々

丘から見下ろした風景です。

三春滝桜の丘の上から見下ろした風景
三春滝桜の丘の上から見下ろした風景

しだれ桜や周辺の桜が満開の詳しい様子は、下の記事を御覧ください

“三春滝桜2回目の見学”へのリンクです。

朝食は会場に設けられた休憩処で天ぷらそばを頂きました。普通のお値段です。会場のスタッフの皆さんは、三春滝桜で町を盛り上げたいとの思いで、それぞれの持場で頑張ってらっしゃいました。ありがとうございました。

帰りのようす(4月14日)

帰りは午前8時半ごろに出発です。前回のように道に迷うのは分かっていたので、今回は来たときの道を化粧坂の交差点まで戻り、三春西バイパスで郡山東ICに向かいました。高速道路に乗ってからは極めて順調です。2回目ですしね。それも10日前に通ったばかりです。

首都圏に入ってからちょっと焦りました。前回の川口JCTで外環道に入るコースは遠回り過ぎるので最初から予定外。その次の江北JCTで中央環状線に入るつもりです。江北JCTの様子は下調べしてませんでした。ちょっと慌ててしまいました。運転で疲れてくるといけませんね。

ジャンクションで直進すればいいものを、右側にそれて行ってしまったんです。行き先は中央・東名自動車道。銀座方面というのが見えた気がしたんですが間違いでした。銀座方面であれば箱崎の方へ行けたのですが、見事に間違えました。戻るわけにも行きません。えーままよ!その後は、ひたすら中央環状線を走りました。一度は走ってみたかった山手トンネルを通れたのは、予定外でしたが良い経験でした。

下の図が今回走った帰りの首都高付近のルートです。ルート図を見る限り、今回走ったルートもまんざら悪くはなかったかもですね。中央環状線はバイバスの機能が果たせているようです。

三春2回目の帰りの首都高付近の走行ルート図
三春2回目の帰りの首都高付近の走行ルート図

突き当りの大井JCTで湾岸線に入ってしまえば、あとは前回通りで何度か走っている慣れた道です。前回のような高速道路上のトラブルも全くなしに無事帰宅できました。午後の0時半ごろでした。順調すぎて怖いくらい順調なドライブでした。行きも帰りも300km位の行程を4時間半で走れました。日曜日であっても混雑する時間帯を外せば、高速道路のドライブは快適ですね。

感想

三春滝桜が観られてとても幸せでした。それも開花前と満開の2度も観られて良かったです。

日帰りのとんぼ返りで、東北の入口までドライブしてきました。パッソに乗り換えてから初のロングドライブでした。

パッソはシエンタに比べれば燃費がいいのは確かです。排気量が1Lと1.5Lの違いですね。

運転しやすさはシエンタでしたね。横風に弱いのが欠点でしたが、風がなければ走行安定性がありました。パッソは時速100km以上で走り続けようとすると、ハンドル操作に神経を使います。敏感すぎるかな。逆に言うと街乗りではキビキビと小回りがきいて運転が楽です。

高速道路料金についての私見

ドライブは快適でした。さて、それではかかった費用の精算してみます。

4月4日は、高速道路代(15,300円)ガソリン代(4,500円)

4月14日は、高速道路代(9,500円)ガソリン代(4,800円)

燃費が23km/Lとか22km/Lだったのでガソリン代はオッケーです。14日の帰り道が暑くなったのでエアコンをつけてました。

高速代は日曜日の休日割引で平日とは5千円以上差がつきました。私の感覚では、9500円が許容範囲内です。平日も全日割引き料金にしてもらわないと、気軽に高速道路は利用できませんね。

深夜割引きは、深夜の時間帯に限って高速道路に乗っていなければ適用されないルールです。時間を限定した深夜割引制度がサービスエリアが満杯になる原因の一つらしい。サービスエリアの駐車場を有料化を検討などというニュースを最近耳にしましたが、本末転倒の議論に思えます。時間帯を広げたり試行しているみたいですが、このルールも実に分かりづらい。全部一律深夜料金並みに改正すべき。

もう一つ、高速道路の料金体系には不満があります。今回も2つの会社からの請求の合算です。首都高と高速道路を通した料金設定がとても分かりづらい。ルートをいくつか考えても気軽に料金計算ができません。どうして、会社ごとに別々の料金体系なんですかね。利用者には関係ないのにと思います。

関連記事

“三春滝桜が満開の様子”へのリンクです。

我が愛車だったシエンタと現在の愛車パッソどちらも乗りやすい車です。

“シエンタの最後の日の記念”へのリンクです。
LINEで送る
Pocket
このエントリーを Google ブックマーク に追加