シンデレラを英語で読む


英語がもっと聴き取れるようになるための教材として「ディズニーの英語」の「シンデレラ」を例にして紹介します。

シンデレラの特徴

本書はディズニーのシンデレラ物語がイラストと英語の文章で描かれた絵本です。

見開きの各ページには、物語の進行に沿ったキャラクターがカラフルに描かれており、物語のあらすじ程度の英語の文章が添えられています。

文章の中には知らない単語やわかりにくい言い回しが出てきますが、解説が欄外にあるので、辞書を使わなくても読み進めることが出来ます。

朗読音声と注釈そしてイラストが一体となって、物語を楽しみながら英語の学習が進められます。文章量が少なめなのが、英語の学習者にとっては最後まで読み続けられる適切な量だと思います。

効果的な学習方法

最初に通しで朗読音声(CD)を2,3回聴きました。
聴き取れないところや、意味がわからないところが結構ありました。

それらを解決するために取り組んでみて、私が効果的だと感じた学習法を紹介します。

見開きのページごとに以下の練習を行います。

  1. 朗読音声(CD)を聴く。
  2. 聴き取れないところを注釈で確認する。
  3. CDを聴く。
  4. 全部聴き取れたら文章を声に出して読む。
  5. CDに合わせて声に出す(オーバーラッピング)
  6. 途中で詰まったり追いつけなくなったら、
    追いつけるようになるまで声に出す練習を繰り返す。
  7. 文章全体の意味を理解して、このページの練習は終わり。

音読の必要性

英語は正しく発音できなければ聴き取れません。単語の発音はもちろんですが、英語の音の連結や脱落等による音の変化も習得する必要があります。

このことは英語の著名な教師の方々がおっしゃいますし、私の実感でもあります。

英語の文章を単に目で追って読むだけでなく、声に出して読むのが大事。

朗読音声の抑揚、強弱、リズムに似せる努力が大切です。その努力をすることによってようやく、本当のリーディング力とリスニング力が徐々に培われていくのです。

感想

リスニングの練習用に映画のDVDを探してました。ディズニーのシンデレラのDVDが手に入りました。

シンデレラの話はなんとなく知っていましたしわりと単純なストーリーです。英語の勉強の題材にはうってつけです。そう思っているうちに見つけたのが、今回紹介した本です。

たしかに話は短いし、比較的やさしい英語であることは間違いありません。でも侮るなかれです。英語の物語をネイティブが実際に読むのを聴くのは新鮮です。

中学の英語の授業ではテキストの音読はしたと思いますが、日本語流の読み方だったのだと思います。シンデレラでネイティブの読む英文をきちんと聴いて、英文の正しい読み方を改めて知った思いです。英文の良い読み方を聴く機会やそれを真似る機会が、これまであまりにも少なかったと感じます。

CDを通しで聴いていたときは漠然とわかっていたつもりのところがそうでもなかったりしました。ページごとに一つ一つの文章をチェックして学習してみると得るものが多い。

リーディング用に作られたシンデレラのような英語の教材は、読み物としてもおもしろいので最後まで続けられます。

量が多いと途中で挫折してしまうので、適切な量の英語をチェックしながら着実に学習を進めるのが、急がば回れの近道です。

なお、この教材は2015年発行ですがすでに在庫切れになってます。増刷すればいいのに。
中古本などが手に入ればぜひ使ってみてください。

また、別にシンデレラだけが絶対良いというわけではありませんので、これからもよさそうなディズニーの英語の本を紹介していくつもりです。

只今5冊が待機中です。乞うご期待!?