眠れる森の美女をやさしい英文の物語で読みます

眠れる森の美女を英語でのタイトル画像

はじめに:

やさしめの英文をたくさん読める英語の教材「ディズニーの英語 眠れる森の美女」の紹介です。

英語学習では不得意な部分に集中することとある程度の英文量をこなすことの両面での対策がたいせつです。ディズニーの映画を題材にした英語の教材はいくつも出版されており学習者の助けになります。私もその一人で、前回は”アナと雪の女王”で英語の物語を楽しみました。今回はディズニーの英語を教材にするシリーズの3回目です。

眠れる森の美女について

ディズニーの映画は物語が面白く、それを題材にしたものは比較的入手しやすいので英語学習者の教材に適しています。私もディズニー関連の教材をいくつか買って読み続けてます。今回はその中でもかなりの長編の”眠れる森の美女”、英語名で「Sleeping Beauty」を紹介します。

眠りの森の美女に対する私のはじめの知識は、”最後の場面”眠ったままの王女様が王子様にキスされて目覚める”物語というぐらいのものでしたが、今回の学習で長い英文を飽きずに読みすすめられて、物語がじっくりと楽しめました。

構成

物語は7章で構成されてます。
英文にはディズニーのオリジナル挿絵が随所に入れられて物語のイメージがつかみやすくなっています。各ページの欄外に”Words(語注)”があり、章末には”フレーズ&文法チェック”の解説があります。英文は挿絵も含めてですが116ページ。その後に全文の日本語訳が54ページ続きます。英文、日本語訳ともかなりボリュームがあります。

私の読み方

今回の”眠れる森の美女”の私の読み方は次のようでした。

付属のCDを聴きます

英語が自分にとってどの程度聴き取れるか、その感触をつかみます。

眠れる森の美女のテキストとCD

わからない単語、特に地名、人名などは何度聴いてもわからないですね。この物語も同様ですが、英文はわかりやすい部類だと感じました。

日本語訳を読み通します

物語を楽しく読めました。オーロラ姫の誕生後の場内での様子、マレフィセント(魔女)、フローラ、フローナ、メリーウェザーの3人の妖精、2里の王様と王妃、王子など英語の名前はまず覚えないとストーリーを終えません。

英文を読みます

最初はスロースタートです。見開きの2ページを読んてみます。欄外のWordsが理解するのに参考になります。挿絵も参考になります。英語は修飾語がどんどん付け加えられていく言語なので、一文が長いとちょっと厄介。またどれが主語部分でどが述語部分なのかわからない文もたまにありますが、それは無視して先に進みます。日本語訳のイメージも参考にすれば物語の筋を外すことはありません。
物語の半分、オーロラ姫が16歳の誕生日を迎えるあたりからは、物語は進み出すので、あとは流れに沿って読んでいくだけです。3人の妖精のコミカルな動きが面白いですね。

もう一度日本語訳を読みます

もう一度日本語訳を読み直してみました。二度目は細かいところまで内容が頭に入ってきました。

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感想

通読程度になってしまってますが、語注(Words)にも、もう一度ざっと目を通してみます。情景を表現している修飾語はたくさんありますが、特に難解なものはなさそうです。
英文も複雑なものは特にありません。あとは興味を持続させて読み進む気力だけかも。

物語の筋を思い出して、テーマが何かを考えてみました。
物語の主人公は3人の妖精と魔女だと思われます。魔女の悪に対する妖精の正義と愛の戦い。これがテーマですね。正義と愛が最後は悪に勝つがテーマでしょうか。そう考えると妖精の頼りなさや優しさがもどかしく感じられていたのもご愛嬌のように思えてきます。何度も読み返すのに値する物語のように思えてきました。じっくりと取り組める題材になりそうです。

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