ディズニーの物語でやさしい英文がたくさん読めます

ラプンツェルを英語の物語で読むのタイトル画像

はじめに:

”塔の上のラプンツェル”は、ディズニーの長編映画の50作目の記念作品として作られた比較的新しい作品なので、物語の内容をおうだけという感じになってしまいました。CD付ディズニーの英語シリーズ”で紹介する最後の作品です。ディズニーの英語シリーズを読み終えての全体も振り返ってみました。

物語について

あらすじを短く書くのはなかなか困難ですが、がんばって書いてみます。

ラプンツエルという女の子が主人公。彼女は髪の毛に若返りの魔力を持っており、髪の毛を切ってしまうと魔力は失われてしまう。そのため18歳になった今は、長さが21メートルにまで伸びてしまっている。

彼女は王女なのだが、赤ん坊のときにゴーテルにさらわれて、人里離れた塔の中に外界とは一切隔てられたままで18年間育てられてきた。若返りの魔力はそもそもゴーテルが何百年も独占していた花に由来するものだが、花が奪われて、その効力がラプンツェルの髪の毛に宿ったという経緯がある。

成長したラプンツェルは18歳の誕生日を控え外界に出たいと望み、いつまでも閉じ込めておきたいゴーテルとのいさかい。王冠泥棒のフリンとの出会いと外界への二人旅。フリンの追手があり、ゴーテルがラプンツェルを取り戻そうとする動きもあり、ドタバタが繰り広げられたあげく、最後は愛が芽生えていたフリンとラプンツェルのハッピーエンドの物語。

テキストについて

美しいイラストの中に英文が散りばめられており語注が丁寧にされています。特に本書では、覚えにくいけど重要なキーワードが何度も語注として出てきてくれたので、前に戻って探さずに済み、助かりました。たとえば”satchel(カバン)”がその例です。

英文は難しい構文はないので、次々に出てくる新出ワードに囚われないようにして読み進められました。突然の場面転換にはちょっと戸惑うかも。日本語訳を読んでいてもそうなので、おそらく映画もそうなんでしょう。

映画について

DVDは入手してないので見てません。髪の毛の動きにアニメ作成で苦労したそうですし、多くのランタンが空に浮かぶ風景はとても美しいだろうと想像できます。他の物語のテキストではイラストで十分に物語の雰囲気が伝わってきてましたが、ラプンツェルについては、動画を視てみたいという誘惑は感じます。

I See the Light

最初に劇中歌「I See the Light」を聴いてください。

Mandy Moore, Zachary Levi – I See the Light

スローなテンポではっきりと発音されていて、リスニング練習用にもよさそうです。

商品へのリンク

アマゾンの”ディズニーの英語 塔の上のラプンツェル”へのリンクです

アマゾンの”塔の上のラプンツェル DVD”へのリンクです。

ディズニーの英語シリーズの音読練習を終えて

5月から始めたディズニーの英語6冊を続けた英語の練習がようやく今回で終わりました。「シンデレラ」「アナと雪の女王」「眠れる森の美女」「ファインディング・ニモ」「ミッキーマウス」そして「ラプンツェル」です。

その間に「プラダを着た悪魔」「スター・ウォーズエピソード6」そして「美女と野獣」もレビューしました。

じっくり取り組んだ作品や、かじっただけで駆け足の作品など取り組みの深さは違います。まだ記憶の新しいうちですので、少し全体を振り返ってみたいと思います。

練習の目的

これまでの発音練習やフレーズの練習での成果を踏まえ、ステップアップを目指し、ある程度は長い文章をこなせるようになりたい。そう思いました。かと言って、映画やテレビの英語番組をたとえ英語のセリフ付きでもなかなかついていけないという、現在の自分の実力の低さへの自覚がありました。

そこで、英文テキストと、日本語訳、そして英語の音声、この3セットが揃った教材に絞って学習することにしたわけです。近所の古本店で目的にあった教材を見つけることができたので、学習を始められました。

練習の進み具合

最初は欲張ってテキスト全部を暗唱できるくらいまで何度も繰り返そうと意気込みましたが、これは無理でした。日本語訳を読み、英語のテキストを意味も理解しながら読み、スラスラと使えなくなるまで音読をする。CDの音声を追いかけられる、それが目標でしたが残念ながらできてません。

テキストが大体理解できたところで次のテキストにシフトしてしまいました。それでも時間はかかります。このサイトに記事にするのに何を書くかも悩ましい。8月になっても最後は見通せません。テキストは全部終われせよう、ということで、最後はとにかくテキストに全部目を通すことだけに近くなってしまいました。

効果と感想

英文をたくさん読む。という点では成果がありました。以前よりもいちいち頭の中で日本語に訳さなくても割りとすんなり意味が取れるようになってきたかな。易しい構文の文章に限りますけど。

英語を理解するには、単語、フレーズ、構文などの理解と、ある程度自分の英語力のレベルに合った文章を題材に選び、その上で一つ一つ自分の課題をクリアーしていく、積み上げていく、それがとても大切だと、再認識しています。

自分が興味を持って取り組める題材を選ぶ、その点では、今回取り組んだどの教材も合格でした。ある程度の費用は惜しまずに、自分のやりやすいような環境を自分で用意して、英語学習に取り組むのが大切です。

途中で、歌の暗唱に取り組みました。「Take my breath Away」です。朝晩の暗唱は今でも続けています。覚えてますよ。それとMP3レコーダーに録音した各ストーリーの音声は、散歩中は欠かさず聴くようにもしています。だんだん聴き取れる量が増えてくるのが楽しい。

8月中は他の自分のサイト記事作成には目もくれず、英語のテキストの取り組みと、このサイトの記事作成だけに集中してました。9月からは、他のサイトの記事作成にしばらくシフトします。お読みくださいましてありがとうございました。

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他のサイトの記事にシフトしながらも、英語の学習も続けます。さらにたくさん英文をたのしく読みます。私の英語学習のチャレンジは、さらにボリュームのある”ペーパーバックに目を通す”へと続きます。

”TOP GUNのペーパーバックに目を通す”へのリンクです。