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はじめに:
自分の好きな洋楽を何度も聴いて自分のものにする。楽しみながら英語のリスニング力が伸ばせて、持ち歌も増やせます。私のおすすめはカーペンターズです。たくさんの曲のリンクを貼りました。ぜひ聴いてリスニングの役に立ててください。最初にお聴かせするのは「Yesterday Once More」です。
聴いていて気分がゆったりと落ち着くカーペンターズ。名曲を一緒に口ずさめるようになりましょう。
発音練習の成果をカーペンターズで確かめる
わたしは、好きな英語の歌を英語らしく歌えることを、英語練習の大きな目標にしています。英語の歌を英語らしく歌えたら気分は最高!
英語の歌を正しく(それらしく?)発音できるには、オリジナルの歌をきちんと聴き取れることがたいせつなんです。
このところわたしが継続して練習を続けている「英語耳ドリル」に5つある課題曲も最後の We’re All Aloneのリスニングの回数が、ほぼ100回目になりました。これくらい聴き続けて真似を続けていると、歌のほとんどの部分が聴こえてきます。
リスニングと発音の練習を繰り返していると、語尾の子音の発声がしっかり聴こえてくるから不思議です。わたしが英語を勉強していて特に感じるのが、語尾をキチンと発音することと聴き取れることの大事さですね。英語の上達のためには、子音を正確に発音できることと聴き取れることが必須です。
とはいえ、同じ歌を何度も歌詞も見ながら繰り返し聴いていれば、言っていることがわかるのは当たりまえ。自分の実力がどれだけ上がっているか、それを確かめるための良い方法はなにかないか?
それは、自分の好きな英語の歌をいろいろ聴いてみることです。私の場合はカーペンターズです。大学の英会話クラブでは”YESTERDAY ONCE MORE”などを一生懸命に暗唱してましたっけ。暗唱するぐらい聴いていた曲が、いまどれくらい聴きとれるか?発音の練習をした後で聴きなおすと、印象が違ってくるから不思議です。
”TWENTY TWO HITS OF THE CARPENTERS” というタイトルのCDが手元にあったので、それを聴きます。
カーペンターズのCDと歌詞カード
Only Yesterdaの動画がyoutubeで視聴できます。
つぎの”Only Yesterday (オンリー・イエスタディ)”では歌詞が見られます。
カレンの発音が正しくはっきりとしているのには定評がありますが、それを再認識できます。ことばを長く伸ばしたあとの語尾の弱く発音される子音もはっきりと聴き取れます。
”英語の発音には日本語よりも高い周波数が含まれる”という説があります。”息が口の中のどこかに擦れて発音する英語の子音は周波数が10000ヘルツよりも高い成分が多い。日本語には子音を単独で発音することがないので全体として英語の音声よりも周波数が低い”そうです。日本人には聴きなれない10000ヘルツ以上の高い音が含まれる英語の子音の発音は、日本人には聴き取りにくいんですね。
年齢のせいで、わたしはすでに10000ヘルツ以下しか聴き取れませんので、英語の発音でも子音については特に、何度も模範の発音を意識して聴いてまねしながら発音して、耳と口とで覚え込むのが一番良い方法だと思いました。
英語の発音学習は単調で苦しい修行ですが、英語の基礎力として欠かせません。修行のなかに自分が好きな英語の歌をしっかり聴いてまねる練習を取り入れれば、英語の発音の練習が楽しくなります。歌詞の意味がわかるようになれば、その歌がますます好きになって英語も上手になるという相乗効果が得られます。
カーペンターズのTHIS MASQUERADEを聴く
”THIS MASQUERADE”という歌は、以前は、ただ聴き流してメロディーを楽しんでいただけでした。英語の歌だという認識すら薄かった気がします。
きょうは歌詞カードも見ながら何度かリスニングをしてみたところ、発音がしっかり聴き取れるおかげで、歌詞の意味をくみ取る余裕ができました。カレンの高音がこれまで以上にクリアーに響いてきました。
This Masqueradeの動画です。
ユーチューブでほかの曲を視聴する
英語のヒアリングの教材用として、英語の歌詞が流れてくる画像を探しました。
Sing
親しまれている曲なので簡単に見つかると思っていましたが、歌詞付きのをようやく見つけました。「sing」です。
⇒The Carpenters classic : “SING”
Yesterday Once More
これは今でもメロディーを聴けばそのまま口に出てくるくらい練習した曲です。当時は全然意識していませんでしたが、聴き直してみると、LとRの単語が続いてくることが多い。発音練習用にもう一度取り組むべきかも!
Yesterday Once Moreの動画はこの記事の最初に紹介しました。
⇒Yesterday Once More with Lyric
Superstar
これも何度も練習しました。
“Don’t you remember you told me you love me baby”
“You said you’d be coming back this way again baby”
ここがどうしても詰まって歌えませんでした。母音と子音と省略の連続、強弱もあるし。ゆったりと流れる中で、この部分の忙しさ。結構難曲だったりして。英語発音のエッセンスが詰まっています!
いまやってみると、これまでの発音練習のおかげか、わりとスムーズに言えました!正しい発音をマスターすると、口や舌の動きはつながっていることが感じられるかも?
Superstarの動画です。
⇒The Carpenters – Superstar Lyrics y Traducción)
Top Of The World
この曲も、メロディーを聴きながら口ずさんでしまいます。でもしっかりとは歌詞の把握はできてません。
歌詞を追いかけてみると、歌の素晴らしさをあらためて確認。いまさらながらに、カーペンターズの歌をしっかりと発音を意識しながらシャドーイングできたら素晴らしいなと思います。
Top of The World の歌詞が流れます。
⇒Top of The World-The Carpenters (Lyrics)
Close To You
歌のはじめのところはついていけるんですが、
“On the day that you were born
The angels got together
And decided to create a dream come true
So they sprinkled moon dust
In your hair of gold
And starlight in your eyes of blue”
ここの後半は何て言ってるんだろうと思ってました。こんなにたくさん歌ってるんですね。意味のまとまりごとにリズムをつけていけば歌えるかも。
Close To Youの動画です。
英語の発音の練習に英語の歌を使って、それを聴ききながら英語の歌を心から楽しむことができるようになる。英語の勉強を楽しみながら英語の文化にも触れられる!?
(番外)カーペンターズのコンサートで懐かしむ
英語のリスニングの応用編。ライブコンサートの映像がありました。46分と長い。今14分経過。この画像ではカレンのいろんな表情を見ているだけで癒されます。
リチャードとカレンの掛け合いとか、カレンが場を盛り上げようとしているようすが見られます。カーペンターズファンには必見。
New London Theater のコンサートの様子です。
⇒Carpenters in Concert at the New London Theatre – 1976
もっと英語を学ぼう
”リスニング力をつけるためには正しい発音を身につけることが大事”、を実践していて、そのとおりだと感じています。自分で意識して発音できないところは聴こえないです。
カレンの歌声をもっと正確に聴き取りたい。そのためには自分の英語の発音を正しくして、カレンのメッセージを感じたい。
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