短時間で英語のリスニング力をチェックできます

TOEICリスニングテスト問題集のタイトル画像

英語のリスニング力を付けるために”音の変化のリスニングに集中して取り組み”ました。自分の力がどのくらい付いたのかを確かめてみたくなります。その目的に沿った、英語のリスニング力を短時間で確かめられる問題集を紹介します。TOEICの尺度でリスニング力が測定でき繰り返し利用できるのが便利です。

問題集について

入手した問題集について説明していきます。

問題集を使い出したきっかけ

『「英語の耳」になる!リスニング50のルール』というテキストと付属のCD3枚を使ってリスニングの練習を実質3ヶ月間続けました。かなり真剣にやったつもりなので、練習の成果を知りたくなりました。

定量的に自分の実力を測れる物を探しました。たまたまブックオフでこの問題集を見つけましたが、TOEICテストは何度か受けていて慣れているので使いやすそうです。

タイトルが、「TOEIC TEST レベル別問題集800点突破 リスニング編」
自分のTOEICの点数が705だったので、「800点突破レベル」の本が手に入れたのは幸運でした。

TOEIC TESTレベル別問題集800点突破 リスニング編 (東進ブックス―レベル別問題集シリーズ)
TOEIC TESTレベル別問題集800点突破 リスニング編 (東進ブックス―レベル別問題集シリーズ)

問題集の特徴

1日1回5分という短時間でTOEICテストのリスニングセクションPART1~PART4の学習ができるのがこの問題集の特徴です。

問題集は10日分で構成されており、10日目まで学習すればTOEIC TESTの1回分(100問)を解くことになります。

つまりTOEIC TEStのリスニング編を10日に分けて学習します。1日5分間ずつ集中すればよいという仕掛けです。

1日毎に実施した日付と点数を記録します。10日間の学習を3回記録するようになっています。3回は繰り返して練習してみなさいということですね。目標点数は10点中の8点になっています。

問題集を使ってみた感想

解説文も含めて140ページほどのコンパクトな本です。1回のテストは5分であっという間に終わります。解説を見ながら自己採点し、間違えた所をチェックします。

1日に1回分を消化します。解説はPART1とPART2をあわせて2ページ。PAER3とPAERT4がそれぞれ2ページ取られています。解説に目を通しても30分はかかりません。

一通り学習するのに10日間。3回繰り返しても30日間で終われます。

学習した日付と得点を記録するようになっており、1日練習するのを忘れても、その後で続けやすいです。気軽に取り組めるのがいいですね。そう思って取り組み始めました。

3回のテストの結果
3回のテストの結果

1回目のようす

所要日数

1回目は3月15日に始めて終わったのが3月29日です。毎日続けていれば所要日数は10日間のはずですが実際は15日間かかりました。はじめの頃はつい忘れがちだったので後半は毎日続けてなんとか終わらせました。
簡単だと思って始めましたが続けるのは結構しんどい。それでも1日5分間だけ集中すればいいので挫折せずに続ける動機になりました。

結果

10日分をやり終えての平均点が10点満点中の6.1でした。1日目が3点。5点だったのが3日もありました。合格レベルが8なので自分の実力の低さがショックです。
救いは、CDで読み上げられる問題文などの英語がかなりスムーズに聞き取れると実感できたことです。

1回目のテストの結果
1回目のテストの結果

2回目のようす

所要日数

2回目は3月30日に始めて終わったのが4月15日です。17日間かかりました。3日目から6日目までは毎日やりましたが前後が途切れました。

結果

惰性のようにやっていたと思います。平均点が7.6で目標の8点に届きません。まずいと思ったのが1回目で5点だった日の結果が同じだったことです。

反省します。ここで解説をしっかり読み直しました。問題文の英語もなんども聞き取れるまでリスニングを繰り返しました。

3回目のようす

所要日数

3回目は4月16日に始めて終わったのが4月26日です。11日間で終わりました。

結果

平均点が9.4です。1つ出來なかったのが4日と2つ出來なかったのが1日です。満点でも不思議ではないのにだめですね。

3回目のテストの結果
3回目のテストの結果

番外編で、出来なかった問題だけ4回目をやり直しました。

全体の感想

いくつか思うことがありますので箇条書きにしてみます。

  • 出来なかった問題をしっかり復習するのが一番大事です。
  • この問題集は解説が丁寧にしてあるので内容の確認や復習に役立ちます。
  • まとめて集中して復習するよりは、この教材のように小さなまとまりで復習するほうが効果的だと思いました。
  • 英文を100%聴き取れるようにする、少なくとも努力することがとても大切だと思いました。聴き取りに余裕がないとTOEICの問題をこなすのは難しいです。
  • TOEIC受験の先達がネットで書いてましたが、TOEICの問題集を1冊完璧にできるようになるまで繰り返すのは意味があるしとても大切だと思いました。

これから取り組む課題

『「英語の耳」になる!リスニング50のルール』を練習したおかげで英語の言い回しはかなり聴き取れるようになったことは確認できました。

相変わらず、問題文の中に自分の知らない単語やフレーズが出てくると、そこで理解が止まります。聴き取れないか、仮に英語が聴き取れたとしても、その意味がわからない限りは先に進めません。自分の今の実力は、単語やフレーズの習得が絶対的に足りないと今更のように感じました。

これからは、単語の勉強に重点をシフトしようと思いました。今は、単語集関連の書籍を3種類買って練習中です。まとまってきたら紹介しようと思います。

英単語練習の関連記事

記事を5つ書きました。その最初の記事”わからない英単語の数を調べてみる”をご覧ください。

”わからない英単語の数を調べてみる”へのリンクです。

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今回紹介した問題集は、2023年2月現在で新品の入手困難のようです。自分のリスニング力を調べてみるという観点ではTOEICリスニングテスト問題集が今でも健在です。

TOEICテスト公式プラクティスリスニング編の表紙
TOEICテスト公式プラクティスリスニング編の表紙

以前に書いたつぎの”TOEIC公式教材リスニング編とリーディング編を使ってみました”記事をご覧ください。2015年の執筆ですが参考になれば。

TOEIC公式教材リスニング編とリーディング編を使ってみました

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