映画「ローマの休日」で生のセリフを聴いて英語のリスニングの練習をしています。今回は音が変化する部分を含むフレーズに着目します。わたしが聴き取りにくいなと感じたフレーズを選んで”フレーズ集2”にまとめました。ー> フレーズ集2
聴き取れる英語を増やす手助けになればと思います。
このフレーズ聴き取れますか?
プレーヤーの▷マークを押して聴いてみてください。
聴き取れましたか?
”フレーズ集2”ではこのような短めのフレーズを音声で聴くことができます。使い方などをこれから説明していきます。興味を持たれた方はどうぞ読み進めてください。
フレーズ集2でできること
- フレーズと音声プレーヤーの組み合わせがいくつも表示されます。
- フレーズごとの音声プレーヤーで音声を再生します。
[picture1] 画面上部

フレーズ集2の使い方
画面構成
画面上部:人物選択
登場人物ごとのフレーズ集になってます。
[picture1-2] 人物選択画面

画面本体:フレーズと音声プレーヤーのセットが並びます。
[picture1-3] プレーヤー部分の画面

”音変化部分”は、そのフレーズのリスニングチェックポイントです。
[picture1-4] 音変化の説明部分

画面下部:前後のフレーズページに切り替えます。
[picture3-2] 前後画面遷移部分の画面

使い方
フレーズを再生します。
フレーズ下の音声プレーヤーで音声を再生します。
初期画面ではアン王女のフレーズが再生されます。
[picture2-2] プレーヤー再生

”音変化部分”に注意すると聴き取りやすくなるかもしれません。
[picture2-3] 音変化部分が参考

登場する人物別にフレーズを表示します。
アン王女(A:ann)、特派員ジョー(J:joe)、カメラマンのアービング(I:irv)、支局長のヘネシー(H:hen)の選択ボタンのどれかを押して人物を選びます。さらに左の”選ぶ”ボタンを押してフレーズの表示を切り変えます。初期画面はアン王女のセリフのフレーズです。切り替えるときはかならず”選ぶ”ボタンを押してください。
[picture1-2] 人物選択部分

ジョーのフレーズを選びます。
[picture4-2] ジョーを選択

”選ぶ”ボタンを押します。
[picture4-3] ショー選択実行

ジョーのセリフの画面に変わります。
[picture5-2] ジョーのセリフ画面

前後のフレーズページを切り替えます。
掲載したフレーズの数は10以上あります。次のフレーズを見るには”次の10件”ボタンでページを切り替えます。
[picture3-3] 次の10件選択

[picture6] フレーズ2/3ページを表示

”前の10件”ボタンで前のページに戻ります。

説明は以上です。どうぞツールを使ってみてください。
ー> フレーズ集2へ
フレーズ集2を作った理由や目的
生の英語を聴き取れるようになりたい
そう思いながらいろいろと取り組んできましたが、わたしのリスニング力はなかなか上達しません。好きな「ローマの休日」の音声をMP3プレーヤーでそれこそ何十時間も再生して聴きました。
それでもなかなか上達しない
漫然と聞くだけではだめですね。
自分が聴き取れないところを見つけて集中して聴き取ることに尽きるのではないかと気付きます。聴き取れないところの一つが英語独特の音が変化する部分です。
最適な教科書がありました。末尾の出典に挙げた書籍を徹底的に活用します。全セリフが掲載されており、音が変化する部分がチェックされてます。そこに集中できればよさそうです。
フレーズ集2を作成
集中するための準備でやったことをかんたんに列記しておきます。
- 音変化する部分を含むフレーズの音声を映画から切り出します。
- 自分が聴き取りにくいなと感じたフレーズを選ぶと120ほどになりました。
このフレーズすべてを順番にMP3プレーヤーで再生することもできましたが、
それでは聞き流すことになるのが落ちなので、
- 多くのフレーズから、ある程度は選んで聴けるように工夫します。
- 人物別に10フレーズ別に分けて利用できるフレーズ集という形になりました。
願いを込めて
本来フレーズ集2は自分専用で使っているべきものかもしれなくて、インターネット公開については漠然とした不安が多少ありますが、あえて公開することにしました。
その理由は、”フレーズ集2”は音の変化部分に特化しているだけに簡単に聴きたいところだけを聴けます。このような便利?なツールをほかに知りません。紹介したくなりました。
いろいろな音源をこういうツールで利用できればリスニング練習がもっとやりやすくなります。これからこういう音源やツールが出てきてほしいな。そういう願いと提案もしたい。そういった理由もちょっとあります。
-> フレーズ集2
出典と謝辞
出典:『ローマの休日』を観るだけで英語の基本が身につくDVDブック(藤田英時著、アスコム発行)
セリフのフレーズと音変化部分の表記は上記著作の中から選んで利用させていただきました。感謝いたします。