はじめに:

英語の発音矯正用のDVD教材「ネイティブスピーク」でのトレーニングを終えて、正しい英語の発音が英語の基礎の基礎になると強く感じました。英語の発音矯正のたいせつさをまとめ、ネイティブスピークが発音矯正に適している点をまとめました。

英語の発音矯正はだれが必要か？

正しい英語の発音がなぜ求められるかについてまとめます。

ネイティブに通じる英語を話したい

私は中学生時代から英語を学びました。ほとんどの英語の発音は、日本語の発音に置き換えて音読をくりかえします。自分でも気づかないままに日本語なまりの英語、いわゆるカタカナ英語の発音が身体にしみ込んでしまっています。

日本人英語を知っているネイティブとの会話でしたら、カタカナ英語でも意味をくみ取ってもらえますが、それでも会話がぎくしゃくしてコミュニケーションとはほど遠くなります。

私は発音の基礎から勉強しなおしてみて、自分の発音方法がいい加減だったことに気づかされました。自分が思っていたほどには英語の発音が正しくできてません。

社会人のころは海外向けの仕事の関係でネイティブの方たちと話す機会もあったのですが、正確な内容を伝えられていたとはとても言えません。あの時のことを思い返して、”あの発音では通じていなかったな”と恥ずかしくなります。あの当時に正しい発音を身につけてなかったことが残念でなりません。

TOEICの受験対策はさんざんやりましたが、いくらやっても発音をよくすることとは直接関係ありませんでしたね。

英語の勉強をし直してみて、発音を意識して英語に取り組むことが基本でありとても大事なんだなと思うようになりました。ネイティブとスムーズに会話したいときは、最初に英語の発音をやり直すのが早道です。発音がよくなれば、自分の言いたいことが伝えられます。

ネイティブが話す英語を聞き取りたい

なぜ英語がよく聞き取れないのか？その原因について松澤喜好さんの「英語耳」という本では、”英語の正しい発音ができていないから聞き取りができない。発音ができれば聞き取りもできるようになる”と書いてあります。

安河内哲也さんの「ゼロからスタートリスニング」という本にも、”発音と聴覚は密接な関係がある、発音ができれば聞き取りもできてくる”と、松澤さんと同じことが書いてあります。英語の発音をよくすれば、話が相手によく通じる。同時に自分の耳がよくなり、話がよく聞き取れるようになる。正しい発音はコミュニケーションを円滑にするための基礎になるわけです。松澤さんが提唱された「英語耳」を養うということです。

ところが残念ながら私は、松澤さんや安河内さんの教材を使い始めたころは、発音をなおすことでリスニングの力がついてくることを、あまり信じられていませんでした。

ですが、彼らの教材での練習を進めていき、さらに発音矯正用DVD教材で発音の矯正を実践してみて、”英語を聞き取るには自分の発音をネイティブに近づけることがたいせつ”、を実感しました。もっともっと自分の発音を磨いていきたいと思います。

発音矯正用DVD教材が優れているところをまとめる

ここからは、英語の発音をやり直すために使った、発音矯正用DVD「ネイティブスピーク」の優れている点を中心にまとめていきます。

ほかの発音練習用教材との違い

一般の発音練習用教材には、似た発音の単語を3つ続けて発音して、その違いを聞き取ったり、違いを意識づけるという手法のものがあります。

ネイティブスピークは、一つの母音や子音について、そのものの発音、それを含む単語の発音、そしてそれを含む文章の発音をするのが一連の流れです。要は、一つの発音を徹底的に自分のものにするという意図が感じられます。自分で聞き間違いやすいなと思う発音を重点的に何度も聞き比べたりすることが可能になります。英語発音の矯正用の素材としてシンプルに作ってあります。

価格についての評価

ネイティブスピーク（以下NSと表記）は、テキストとDVD２枚とCD1枚で構成されています。似たような構成で本屋で入手できるCDやDVD付き発音練習本と比べてみます。

• テキストは100ページぐらいで発音練習本に比べて半分以下と薄い。
• DVDの枚数は、NSが2枚。発音練習本は1枚。
• CDの枚数は、NSが1枚。発音練習本は2枚とか3枚。

発音練習本と比べるとNSの価格は数倍高いです。ネットだけで販売している商品は、販売数の点で発音本よりも少なくなるので、価格を高くせざるを得ないという面もあるんでしょうね。

口の中の動きをCGで表現やボイストレーニングの講義などは、他の教材にはついてきませんし、コンテンツをどれだけ使いこなせるかで、教材の値段が妥当かどうかが決まってくると思います。

商品の入手についての評価

注文してから入手できるまでの連絡などについては、まったく問題ありませんでした。届いた商品の梱包も問題ありません。この商品をネットで注文して購入することについて、心配になることはありませんでした。詳しくは、関連記事の”英語の発音矯正用DVDのトレーニングの準備”を参考にしてください。

ネイティブスピーク評価のまとめ

評価を４つにまとめてみました。

• 英語の発音矯正に特化して、内容を整理してシンプルにつくってある
• 正しい発音を身につけるための具体的な方法を他の教材よりも詳しく学べる
• 16個の母音と24個の子音、39パターンのリエゾンやボイストレーニングができる
• 発音に特化しているので、他のリスニング教材も併用して英語力を強化したい

発音の矯正に特化した教材を上手に使う

英語には、日本語とは異なる母音とか子音が数多くあります。日本語にない英語独特の発音方法がたくさんあります。

「ここの音が正しく発音できていないけど、どうすれば正しく発音できるか？」とか、「なぜかよく聞き取れない単語がある」とか、そういうところをどうすればいいか、詳しくわからない、そんな不満がたまってくるんですね。

CDやDVD付きの発音本もいくつかあり、それも使ってみました。それぞれ長所があっていいんですが、盛りだくさんの内容で途中で投げ出したくなりました。

ネットをよく調べると、前から気になっていたネイティブスピークを試して、発音の矯正方法のわかりやすさに手ごたえを感じられました。ネイティブスピークは、英語の発音矯正に特化した教材です。”正しい発音をしたいけど具体的にはどうもよくわからない”　の問いに答える方法に特化して具体的に示されています。

ネイティブスピークと発音本やリスニング教材を併用すれば、英語が話しやすく聞き取りやすくなります。英語の力をつけるための補助として活用したい教材です。

ネイティブスピークは、英語の基礎をしっかり習得したいときに試す価値があります。多少の出費は構わないけど英語の発音をきちんと学びたい場合や、自分ができていないところを直したいという場合にも適しています。詳しくは公式サイトもご覧になってください。

どうか、あなたの英語の発音が上達されますように！

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