「英語のニュアンス図鑑」第6章 前置詞・接続詞での気づき

英語のニュアンス図鑑第6章のタイトル画像

はじめに:

こあら式英語のニュアンス図鑑」第6章”前置詞・接続詞”を読んだ私の気づきメモです。本書は英語の文法や言葉の選び方で迷ったり分からなかった疑問に答えてくれます。英語の曖昧だったり知らなかったことを、イメージと解説でわかりやすく伝えてくれます。本書を読み直して気づいたことをメモすることで英語への理解が深まります。

英語のニュアンス図鑑の表紙
英語のニュアンス図鑑の表紙

コメント

図鑑の読み直しもいよいよ最後の章です。私にとって、どの前置詞を使うかはとても厄介な問題です。”前置詞とは名詞や代名詞の前において、名詞が文の中でどのような働きをしているのか、また、他の語とどのような関係にあるのかを表すもので、各前置詞をイメージで捉えることが非常に大切”だと解説してあります。

6-1 前置詞のイメージ1

3節にわたって、24種類の前置詞が紹介されてます。みな知っているものばかりですが、こうやって並べて比較して見ると、その違いがよく分かる気がします。

英語のニュアンス図鑑第6章の最初のページ
英語のニュアンス図鑑第6章の最初のページ

6-2節の”behind(後ろ)”と”below(下)”は使うのが難しい。”behind”は”back”って言っちゃたりして。”below”は”under((真)下に)”との使い分けが難しそう。

6.3節の”out of(中から外へ)”と”away from(離れる)”は、2語まとめて前置詞の扱いで取り上げてあります。そう理解したほうが使いやすいかな。私は”out of”の使い方で迷うことがありましたから。

6-4 時間・場所を表す at / on / in の違い

使い分けるのに迷う筆頭格の前置詞たちです。時間と場所のそれぞれで使い分けるという説明はわかりやすかった。

“at”は、時刻と住所・特定場所。”on”は、日付と通り。”in”は、月・年・世紀と町・州・国で区別して使います。確かに言われてみればその通り。これはしっかり身につけたい。

6-5 乗り物による on / in の使い分け

乗り物の使い分けも迷います。図鑑で説明されている使い分け方は参考になりますが、でもやっぱり難しく感じました。

onを使う乗り物

  1. 中で動き回れる(大きい)
  2. 切符を買う・公共交通機関
  3. 体がむき出し・またいで乗る

inを使う乗り物

  1. 狭い中で座ったまま(小さい)
  2. 時刻表が存在しない
  3. 行く先が自由に決められる

6-7 by / with の使い分け

使い分けに迷うものが続きます。

by + 名詞

  1. 手段に対して用いる(交通手段、連絡手段など)
  2. 動名詞に対して用いる

with + 冠詞 + 名詞

  1. 道具に対して用いる(自分の意志で操れるもの)
  2. 身体の一部に対して用いる

用例は遠慮してあまり引用しないようにしてますが、”身体の一部に対して用いる”の説明はかなり分かりづらいですよね。用例は、She pointed to it with her finger.(彼女はそれを指で示した)です。

感想のまとめ

図鑑の解説はまだまだ続きますし、私が引っかかるところもまだまだ続きますが、長くなりそうなので、メモ書きはこの辺で終わりにしておきます。

このあと私は、中断していた「バンバン話すための瞬間英作文基本動詞トレーニング」を再開し、その後で「みるみる英語力がアップする音読パケージトレーニング」の2冊を学んでいく予定でした。でも計画変更です。

図鑑やこれまで感じていた英文法への疑問の深掘りです。英文法を詳しく学びたくなりました。それで、いまは別の教材を見つけてきて読み進めています。「ネイティブスピーカーの前置詞 ネイティブスピーカーの英文法2(大西泰斗・ポール・マクベイ著)」と「ネイティブスピーカーの英文法絶対基礎力(大西泰斗・ポール・マクベイ著)」の2冊です。

英文法は自分の課題を持って臨めば楽しく学べます。

全体のまとめ

さて、全6章にわたり記事を別々に起こしながらの図鑑読み直し終わりました。一つの教材で多くの記事でレビューするのは、当サイトでも初の試みでした。図鑑から得られる情報がそれくらい多かったからです。

英語教材は一通り目を通すだけでも得るものが多いですが、せっかくなら、得た知識を自分の記憶に定着させたい、少しでも身につけたいと願います。わたしはその手段の一つとして当サイトを運営していますが、自分の手を動かして(タイプして)図鑑を見直してみると、さらに気づくことが多かったです。著者の”コアラの学校さん”に感謝します。

イラストを引用したり用例を引用することをできるだけ控えたので、私のメモだけでは返って分かりづらくしてしまったことを恐れますが、ご容赦ください。

関心を持たれた方は、本図鑑「こあら式英語のニュアンス図鑑」をぜひ手に取ってご覧になってください。学んでみてください。

商品へのリンク

アマゾンの読まずにわかる こあら式英語のニュアンス図鑑へのリンクです。

楽天ブックスの読まずにわかる こあら式英語のニュアンス図鑑へのリンクです。

関連記事

こあら式英語のニュアンス図鑑の第1章から第5章までの感想です。

”英語のニュアンス図鑑第1章の感想”へのリンクです。
”英語のニュアンス図鑑第2章の感想”へのリンクです。
”英語のニュアンス図鑑第3章の感想”へのリンクです。
”英語のニュアンス図鑑第4章の感想”へのリンクです。
”英語のニュアンス図鑑第5章の感想”へのリンクです。