「英語のニュアンス図鑑」第4章 形容詞での気づき

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はじめに:

こあら式英語のニュアンス図鑑」第4章”形容詞”を読んだ私の気づきメモです。本書は英語の文法や言葉の選び方で迷ったり分からなかった疑問に答えてくれます。英語の曖昧だったり知らなかったことを、イメージと解説でわかりやすく伝えてくれます。本書を読み直して気づいたことをメモすることで英語への理解が深まります。

英語のニュアンス図鑑の表紙
英語のニュアンス図鑑の表紙

コメント

形容詞は名詞を修飾する語です。big / large や happy / gladなど、意味が似ている形容詞の違いが紹介されます。微妙なニュアンスの違いを学びます。

4-1 数や量の多少を表す形容詞

可算名詞のmany, a few, few と、不可算名詞のmuch, a little, littleは承知してます。

英語のニュアンス図鑑の第4章の最初のページ
英語のニュアンス図鑑の第4章の最初のページ

多少の程度の順に形容詞がイラスト付きで並んでます。

”たくさんの”次は”いくつか/多少の”で”some koalas”とか”some rain”の用例で”some”が共通で使われます。なるほど。

その次の”あまり多くない”では、”not many koalas”とか”not much rain”という言い方になるんですね。知りませんでした。

もっと少ないのが、”a few”, “few”, “no” と続き、”a little”, “little”, “no”と続きます。これは私の常識の範囲内。

全体を眺めてみて、こんな微妙な使い分けを認識。以降の節でも形容詞の微妙なニュアンスの使い分けが続きました。

4-2 速さを表す形容詞

early(時間や時期が早い)、quick(瞬間的、キビキビしていて速い)、fast(速度が一定・目的地に行くのが速い)は私の知識の範囲内。ただしfastの意味の1つで”速度が一定”というのは!?です。

speedy(動作・速度が素早い)、rapid(変化が速い)は解説を見て確かにそのような意味で使えるなと納得。swift(動作が滑らかで速い)は新知識。

4-3 寒暖を表す形容詞

テキストでは、超暑いから超寒いまで上から下に並んでます。

It’s boiling.(超暑い)-> It’s hot.(暑い)-> It’s warm.(暖かい)-> It’s cool.(涼しい)-> It’s chilly.(肌寒い)-> It’s cold.(寒い)-> It’s freezing.(超寒い)

boiling, chilly, freezing これらはぜひ使いこなせるようになりたい。It’s hot and humid.(蒸し暑い)も使いたいですね。

4-4 良し悪しを表す形容詞

良い方と悪い方のそれぞれに10個ずつ形容詞が紹介されてます。私にはawfulでunbelievableです。難しいつづりなので、ウォッチしないとタイプミスしてしまいます。

珍しい単語が並びます。わたしのタイプ練習を兼ねて列挙しておきます。

まず悪い意味の形容詞です。bad(悪い)-> inferior(劣った)-> awful(すさまじい、ひどい)-> appalling(ぞっとする)-> terrible(ひどい、非常に悪い)-> dreadful(おそろしい)-> outrageous(非道な、極悪な)-> horrendous(おそろしい、ものすごい)-> astrocious(甚だしい、ひどい)-> the worst(最悪)

こんどは良い意味の形容詞です。good(良い)-> great(すごい)-> wonderful(すばらしい、素敵な)-> awesome(すごい、やばい)-> excellent(優秀な、すぐれた)-> amazing(驚くべき、すばらしい)-> incredible(信じられない、驚くべき)-> unbelievable(信じられない、すごい)-> phenomenal(驚くべき、驚異的な)-> the best(最高)

ネイティブって、本当にこれだけを使い分けてるんですかね。たまに目にする形容詞も混ざってますが、私にはそれがどの程度の良し悪しなのかは判断がつきません。その度にこの図鑑に戻ってくるわけにもいかないでしょうしね。the bestとかthe worstなんて使わないほうが良さげですね。

4-7 反対の意味を持つ形容詞

対義語をセットで覚えることが推奨されてます。確かにその通りでしょう。私が対義語として再認識した用例を挙げていきます。

concrete <-> abstract、具体的なと抽象的なの対義です。concreteはなかなか思い浮かばない。次に挙げるのは、私があまり馴染みのなかった対義語です。

authentic(本物の)<-> fake(偽物の)
preceding(前の)<-> subsequent(後の)
chronic(慢性の)<-> acute(急性の)
fashionable(流行の)<-> outdated(時代遅れの)
rough(粗い)<-> smooth(滑らかな)
deep(深い)<-> shallow(浅い)

まとめの感想

形容詞については、まだ半分のコメントですが、今回はここまで。図鑑の各ページを見直していくと、いくつも知らなかったことに気付かされます。学べることは付きませんね。

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