「英語のニュアンス図鑑」第1章 名詞での気づき

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はじめに:

こあら式英語のニュアンス図鑑」第1章”名詞”を読んだ私の気づきメモです。本書は英語の文法や言葉の選び方で迷ったり分からなかった疑問に答えてくれます。英語の曖昧だったり知らなかったことを、イメージと解説でわかりやすく伝えてくれます。本書を読み直して気づいたことをメモすることで英語への理解が深まります。

英語のニュアンス図鑑の表紙
英語のニュアンス図鑑の表紙

節ごとのコメント

節単位で所々にコメントしていきます。

1-1 shop/ store

shopが製造や加工を行っているお店で、storeが商品を売るだけのお店。この違いを今までは意識してませんでした。

用例としてstoreではflower shop, bike repair shop, barber shop, coffee shopが挙げられ、shopではbook store, department store, convenience store, liquor storeが挙げられています。

barber shop, bike repair shop, liquor storeなどはあまり耳にもしませんが、こういうふうに使い分けるんだと教えられて、冒頭からいきなりパンチを貰いました。

英語のニュアンス図鑑の第1章の最初のページ
英語のニュアンス図鑑の第1章の最初のページ

1‐2 house/ home

houseが構造物としての家、homeが普段生活している自宅とか家庭、という違いだそうです。これはやっぱりわかりにくい。

用例のThe koala is in a house. (コアラは家の中にいる。)とThe koala is at home. (コアラは自宅にいる。)で違いはわかります。in a houseとat homeのin aとatの使い分けが難しいというのが私の実感。

1-5 reservation/ appointment

reservationが席や場所の予約、appointmentが人と会う約束です。

ああそうなんだと認識いたしました。

1-6 客を表す名詞

客を表す名詞が12個挙げられています。

customer:(買い物客・顧客・取引先など広く)客
guest:招待客
visitor:訪問客
passenger:乗客
audience:(映画・演劇・コンサートの)観客
spectator:(スポーツの試合などの)観客
tourist:観光客
client:顧客
patient:患者
shopper:お店(オンライン含む)の買い物客
diner:レストランで食事をする客
prospect:見込み客

patientもお客には違いない。shopperとかdiner,prospect,spectatorという呼び方は認識新たです。

1-7 料金を表す名詞

料金を表す名詞は8個挙げられています。

fare:交通機関の運賃
admission:入場料・入館料
fine:罰金
rate:ガスや水道などの料金
fee:授業料、謝礼など
rent:家賃・賃貸料
toll:通行料
charge:使用料、手数料、サービス料など

feeとかchargeぐらいはわかる。fare, admission, rate, rent, tollは馴染みが薄い。簡単には使いこなせなさそう。

1-9 基本的に複数形で使う名詞

基本的に複数形で使う名詞は24個挙げられています。なるほどですが、scales(はかり)、greens(青野菜)は認識新たです。

名詞そのものの馴染みが薄かったのが、binoculars(双眼鏡)、clippers(爪切り)、lyrics(歌詞)、archives(公文書)、savings(預金)、outskirts(郊外)とたくさんあり、知識不足です。

1-10 複数形になると意味が変わる名詞

単数形と複数形で意味が異なるものが16個挙げられています。単数形の意味すらあやふやなものがありました。

mean(平均)<-> means (手段)

複数形の意味をよく理解していなかったもの。

day(日)<-> days(時代)
security(安全)<-> securities(証券)
paper(紙)<-> papers(書類)
term(期間)<-> terms(条件)
people(人々)<-> peoples(民族)

1-12 動詞としても使える名詞

動詞としても使える名詞が24個挙げられています。自分から使えることはおそらく無さそうですが、言われたときに意味がとっさに理解できるかがちょっと心配です。

house(家を提供する)
bed(寝かせる)
people(人を住まわせる)
skin(皮をむく)
gas(ガソリンを入れる)
season(味付けをする)
salt(塩で味付けする)
water(水をまく)
ice(凍らせる)
nut(木の実を拾う)
address(演説する)

他のもちょっと不安ですが、ちょっとはずかしいので、これくらいにしておきます。

1-14 無冠詞で使うことがある名詞

He goes to work.など冠詞を付けない例が10個挙げられています。どれも私が迷うものばかりです。日常的な動作を表すフレーズの場合は無冠詞になることが多いと説明されています。まあ、この辺は、間違ってもしょうがないと半ば開きなおってしまいますか。

Colums 冠詞の有無で意味が変わる英文

時間、場所、人名、人数について、冠詞なしと冠詞ありでの意味の違いが説明されています。それぞれ、きちんと使い分けなければなりませんね。

特に人数の場合、冠詞なしは複数の中の誰かであり、冠詞ありは対象の全員ということ。これは知りませんでした。

Four of them came to the party.(彼らのうち4名がパーティに来た)
The four of them came to the party. (彼らの4人全員がパーティに来た)

Colums the other / another /the others / others の違い

これはイラストを見ながら違いを感じ取るしかありません。私はまだ腑に落ちていません。これからもイラストと説明を何度も読み直すことにします。

the other = 残りの1つ
the others = 残りすべて
another = 他の1つ
others = 他のいくつか

感想

名詞編だけを取り上げて、気になるところを書き出してみました。随分ありました。

本書を一読しただけでも、イラストとコンパクトな解説文でニュアンスの違いはよくわかります。でもふ~んで終わってしまうんですね。こうして記事を書いてみて復習しても、相変わらずふ~んのレベルはさほど変わらないように思えます。機会があるたびに意識して体に染み込ませていくしかなさそうです。

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