「出る単特急」の分からない英単語を24語に減らせました

英単語練習増やす英単語のタイトル画像

はじめに:

「出る単特急」を使って英単語を覚える5回シリーズの第3回です。「出る単特急」に収録されている英単語のなかで覚えられない173語を工夫して覚えた練習のやり方を紹介します。

前回の記事”「出る単特急」の覚えにくい英単語を克服する工夫です”の練習により、英単語帳に収録されている1000語の中で、覚えきれない英単語が173語まで減らせました。今回紹介する練習方法で、覚えられない英単語の数がさらに24語まで減らせました。特別なことはしていませんが、その練習方法を振り返ってみます。

実践した練習方法

練習方法を紹介します。ありきたりな方法ですが、愚直に実践しました。

英単語帳のようす

今使っている英単語帳「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ」です。手に取りやすくするためにカバーをはずしてます。

出る単特急金のフレーズ表紙
出る単特急金のフレーズ表紙

この英単語帳では、取り上げている英単語を「見出し語」と表現しており、それに習ってここからは見出し語と呼んでいきます。

練習方法

見開きの左ページに見出し語の部分を空白にしたフレーズ(英語)とフレーズの意味(日本語)が10組並べられています。

右ページには、見出し語とその意味といろいろな説明がされています。
右ページを見ないようにしながら、左ページの見出し語を当てていきます。

赤のプラスチック板を使って見出し語のチェック
赤のプラスチック板を使って見出し語のチェック

正の字を入れていく

当てられなかった(分からなかった)見出し語の左の欄外に正の字を入れていきます。

1回目は正の字の最初の横棒、2回目もわからなければ正の字の縦棒と言う具合です。
下の写真の383番めの見出し語は4回目でまだわかりませんでした。

正の字を記入して理解度をチェック
正の字を記入して理解度をチェック

一回目はわからなくても2回目で分かる場合があります。
その場合は横棒をまるで囲みます。
写真の387番目の見出し語の場合がそうです。2回目に分かるようになりました。

何回も通しての練習を繰り返します。
前はわかったのに今度はわからなかった見出し語も出てきます。
下の写真の950番目の見出し語がそうです。

正の字を記入する理解度チェックを続ける
正の字を記入する理解度チェックを続ける

それでも次第にわかった(覚えられた)見出し語の数が増えてきます。
下の写真のページは、最初は殆どわからないものばかりだったのと、2回目で分かるようになった例です。

チェックだらけのページの例
チェックだらけのページの例

何度やってもわからない見出し語が残ります。
下の写真の361番目の見出し語がそうで、4回繰り返してもわかりませんでした。この見出し語が”難しいとわかる”なんて、ちょっと皮肉がきついかも。

覚えにくいフレーズが残る
覚えにくいフレーズが残る

練習のコツ

正の字を入れて練習すること自体は新しいやり方ではありません。
わたしなりのコツは、練習を重ねたあとで、わからない数がある程度少なくなってから初めて、正の文字を入れるようにしたことです。あまりにもわからない英単語だらけだと、練習をやる気をなくしてしまいますから。

分かったら丸をつける。わからなくなったらまた文字を入れる

英単語が覚えられたら正の字を丸で囲みます。これが唯一の工夫かも知れません。自分に見栄を張っても仕方がありません。すこし不安なときは丸で囲みません。完全に覚えられたと感じたら、素直にチェックを入れます。

見出し語を覚えるためのコツ

何度繰り返しても覚えられない見出し語がいくつもあります。そういう時に自分なりに工夫してみました。

フレーズごと覚える

見出し語だけを覚えようとしても限界があります。右ページに載っている英語のフレーズと日本文をセットで覚えます。いくつかの見出し語には似た意味のものがあって紛らわしいのです。フレーズで覚えれば、見出し語の意味の違いがつかみやすくなります。これがわたしには一番効果がありました。

語呂合わせや語源を調べる

覚えられない見出し語は、ネットで語呂合わせの方法や語源を調べて、その見出し語に親しみを感じるようにしてみました。

“apprentice””見習い/練習生”が、「アッパー錬ってすぐにできるものではなく練習生は基礎から始める」という語呂合わせは、なんとなく覚えられそう。

わたしにはあまり向いていない練習法のようでした。

何度も口に出す、書いてみる

見出し語には、つづりの難しいものや、どのように発音するのかわからないものがあります。必ず発音記号を確認、音声で確認します。書いてみます。未知の見出し語はとにかく何度も何度も手や口で感じて慣れることが第一です。自然と頭に浮かぶようになるまで何度も口に出します。

寝る前と起きる前に練習する

練習をしてから寝るようにします。朝起きる前に頭の中に残っている見出し語を思い出すようにします。

頭の中で見出し語を思い浮かべてみる

日中でもちょっとしたタイミングで思い浮かんだ見出し語があります。「あの見出し語の意味はなんだっけ?」そこで意味を調べます。見出し語が自然に頭の中に浮かぶようになればしめたものです。

覚えにくかったり覚えられない見出し語も、これらの作業を繰り返せば頭の中に残りやすくなります。

忘れないように練習を繰り返す

単語帳で練習を始めてからここまで来るのに2ヶ月ぐらいかかりました。最初はダラダラでしたが、だんだん集中できるようになりました。一つの達成感ですね。

練習の結果、わからない見出し語が24語にまで減りました

これまで説明してきた練習で、最後まですんなりと頭に浮かんでこなかった24個の英語のフレーズを、ノートに2列に分けて書き出してみました。

覚えられない24のフレーズのリスト
覚えられない24のフレーズのリスト

それぞれのフレーズの意味も同じようにノートに書き出しました。

覚えられない24のフレーズの意味
覚えられない24のフレーズの意味

それぞれはノートの1ページに収まる分量です。ここまで減りました。これらを一気に覚えてしまえば1000語達成です。

商品へのリンク

アマゾンのTOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズへのリンクです。

関連記事

なんとか1000個のフレーズ(英単語)のほとんどが覚えられましたが、チェックのしかたを替えるとまた振り出しに戻ってしまいそうな感じでした。視点を変えて、さらに練習は続きます。シリーズ第4回”覚えたフレーズを英単語帳のindexで確認する”をご覧ください。

”覚えた英単語を「出る単特急」のindexで確認する”へのリンクです。

シリーズ第5回は、最後まで覚えられなかった英単語を集めた英単語帳の使い方の説明です。

“「出る単特急」から自分専用の英単語集を作る”へのリンクです。

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