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池井戸潤

ようこそ、わが家へ(池井戸潤)

ようこそ、わが家へ (小学館文庫)銀行のことを書かせたら右に出る者のいない作家池井戸潤。この作品も銀行員が主役だけど、ナカノ電子部品に総務部長として出向中の身。作品のかなりの部分が、家族一丸でのストーカーとの対決と、ストーカーの正体を暴く話...
池井戸潤

銀行仕置人(池井戸潤)

銀行仕置人 (双葉文庫)この作品は割と初期の作品。ストーリーの展開が少し飛躍が感じられる気がしないでもない。逆に、銀行の巨悪に一人で立ち向かう。ヒーローはただの銀行員。特に力があるわけでもない人物というところは、池井戸作品で共通した人物設定...
池井戸潤

最終退行( 池井戸潤)

最終退行 (小学館文庫)池井戸さんの作品を遡ってきましたが、原点の銀行員のお話で、掛け値なしに面白い。タイトルの、”最終退行”って、何か仰々しく感じましたが、何のことはない。最後に社内全部の戸締りを確認して、鍵を閉めて帰ることを指すんですね...
池井戸潤

ロスジェネの逆襲(池井戸潤)

ロスジェネの逆襲 (文春文庫)相変わらず作品の構成がしっかりできている。読み進めていっても迷うことが少ない。巻頭の人物相関図も役に立つ。ただ、銀行の証券業務の宣伝のために500億円もの追加融資が決定されていくのかというところには、首をかしげ...
百田尚樹

風の中のマリア(百田尚樹)

風の中のマリア (講談社文庫)不思議な作品。スズメバチの生態が意図せずに詳しくわかってしまう。別に知りたくもなかったのに知らされてしまう。オオスズメバチの戦士マリアの生きていく姿を追いかけていくうちにそうなってしまう仕掛けだ。ストーリーが実...
高嶋哲夫

TSUNAMI 津波(高嶋哲夫)

TSUNAMI 津波 (集英社文庫)作品は、東海大地震などが発生したときをシミュレーションした小説。2005年に刊行されたというのに、2011年の東日本大震災の惨状を目の当たりにするようなリアルな描写がとても衝撃的。いや、それよりも数倍激し...
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