「正義」の嘘(櫻井よしこx花田紀凱)


サブタイトル:戦後日本の真実はなぜ歪められたか

『感想』

朝日新聞の批判が中心の内容。これまで関連した情報はすでに他の書籍等で知っていたので、本書では復習させてもらいました。

インタビューの収録なので、ちょっと個々の内容については知っていて当たり前という感じの部分が多く、一般国民向けとしては説明不足かなという思いが強い。こういうある意味、自分たちでは常識でも知らない人にはわからないような内容の話をいくら繰り返しても、伝わらないかもね。現に一向に改善されてくる気配がない。相変わらず世論調査は、どうでも良いことで上がったり下がったりしている。国葬の是非で国論二分なんてのは、相変わらず肝心の憲法改正論議をさせまいとするマスコミやその他の思惑そのまま。という気がするから。本書とは全く関係のない感想ですが、最近の風潮で感じることです。

戦後日本の真実はなぜ歪められたか?この回答は、日本国紀(新版)文庫本下巻の最後の方あたりの総括のほうがわかりやすかった。
WGIPで洗脳された戦後生まれの世代が社会で活躍して、自虐思想が反日思想に発展し、実は米国の核の傘で守られてきた日本の平和なのに、平和と唱えてさえいれば良いという考え方に日本中が満たされてしまった。
その通りなんでしょうね。どうしたら、そこから日本国民は抜け出せるか?日本国紀ではインターネットで育った若い世代に期待すると結んでましたが、じゃあ自分たち老年世代はどうすればよいのか?まずは声を上げるしかないでしょ。(2022/10/17)

以下、本のカバーの説明を引用します。

70年間、それが日本人の目を曇らせてきた”!
平和、弱者、隣国、原発…
戦後正義の暴走が一目瞭然!

なぜ彼らは日本人を貶めるのか
いまこそ日本人は知るべきだ

言論テレビのキャスター、
櫻井よしこ氏と花田編集長が初タッグ!
6人の論客を招いて戦後日本の謎をひもとく。

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