英語学習で学んだことを自分のものにするには -new-

英語テキストの表紙

はじめに:

英語学習で学んだことを自分のものにする方法。それは時間をおいて何度も復習することです。一度では忘れてしまうことでも、繰り返し復習することで身につきます。とはいえ、何もかも全てを何度も復習するのは現実的ではありません。目的を絞って必要なことを復習することを考えてみます。

英語の学び方を振り返る

私は英語の実力をつけたいと願って、発音やリスニング練習で基礎力をつけて、英単語・英文法・語彙力、そして英語感覚を身につけるというステップを踏んできました。

いろいろ学んだことは多いのですが、では自分の英語力が伸びたか?はなはだ疑問です。多少伸びた実感はありますが、ネイティブのレベルとほど遠いというのが実感です。

これまでの英語の学び方を振り返ってみて、決定的に足りなかったことがあります。それは復習の時間です。そう思い至ったのは、これまでの英語の学びを振り返ってみた時に、復習したものだけが自分の身についたことに気づいたからです。

復習して成果があった事例

復習して身につけられた事例を、効果があった順番に挙げていきます。

  1. 英語の歌を暗唱できるまで練習する
  2. いろいろな教材のレビューをウェブ記事にする
  3. フレーズ集をWeb用に編集する
  4. いろいろな英語学習用のテキストを読む

事例ごとに効果について考えます。

英語の歌の練習

英語の基礎的な発音を身につけるには大変効果がありました。短い歌詞なので何百回も繰り返して練習することは可能です。そのうち覚えられます。口に出して正しい発音ができることと、英語が聴き取れることが直結します。

ウェブ記事を書く

ウェブに記事を書くには、その教材の内容を読んでポイントを把握しなければなりません。それはその教材を2度3度と読み直したり、聴き直したり、見直すことになります。歌の練習のような多くの回数でないため内容の理解というレベルに留まります。

フレーズ集を編集する

テレビ英会話で毎回紹介されるフレーズ、1回聞いただけではとても自分のものにはなりませんね。そこで復習を兼ねてウェブにフレーズ集を載せることを思いつきました。残念ながら、手がかかる割に、自分のものになるのにはほど遠かった。

英語学習用テキストを読む

英語の学びに参考になりそうなテキストを読んだり、メディアを視てきました。なるほどという内容のものが多いのですが、それで自分の英語力がついたかというと、あたりまえですが、読むだけ・視るだけで効果があるわけはありません。

英語を学ぶ目的をもう一度考えてみる

英語を再び学び直そうと決意した頃は、英語を学ぶ目的は単純でした。ネイティブのように英語が発音できて、ネイティブの英語が聞き取れることが目的でした。この目的を実現するのは簡単です。適切なテキストを選んで何度も練習し復習すればよいのです。

このあとからは、かなり自分ながら迷走していると思います。映画の英語を聴き取れるようになりたい。この目的に向けては道半ばです。まだ入口かもしれません。「ローマの休日」とか「カサブランカ」は何度も練習したのでオッケーですが、違う映画になるととたんに何を言ってるのかわからないことがほとんどです。

英文を読むのも、シンデレラとかレベルの低いものだとオッケーですが、知らない単語ばかりだったり、複雑な英文はだめですね。ネイティブの感覚に近づくテーマの練習で少しずつ道は開けつつあります。

私がこの頃もっとも気になりだしたのが、ネイティブの日常的に話す会話が聴き取れない、日本語で簡単な意味の文でも英語にできない。この2点です。この2点をある程度まで自由にできなくて、英語を学ぶ意味があるのだろうか?そう思うようになりました。

そのきっかけは、瞬間英作文で中学レベルの英作文の練習をしたことと、英文法をネイティブの感覚やイメージで学び直したことです。英語はツボさえ押さえれば実は簡単に使いこなせるようになる、英語を身につけられるのではないか。そう思うようになりました。

そうです、英語のツボを何度も何度も復習して自分のものにすればよいのです。そのために必要な時間はかければかけるほど良い。

英語を身につけるとは

ということで、自分の日常生活で使う基本的な語彙(フレーズ)や例文をこれからのメインの教材にして取り組むことにします。それが英語を身につけるための王道だと考えます。

英語は一日一言覚えれば話せます

「英語は一日一言覚えれば話せます」というテキストを1回読み終わりました。Q&A形式で365項目が並ぶ問題集のような形式のテキストです。英文が先だったり、日本文が先立ったりします。

英語テキストの表紙
英語テキストの表紙

日本文の問題の場合はなかなかそれに相当する英文が出てきません。答えを見てこんな簡単な英文だったか、と思います。

英文の問題の場合は、簡単なフレーブだったり短い英文なのに、なかなか日本語訳が思いつきません。ネイティブが日常使うフレーズばかりなのです。なるほど、ネイティブの会話が聴き取れないわけだわ。と納得します。

テキストを一通り読み終わって(解き終わって)、365個のQ&A集の項目リストを眺めてため息です。ほとんど答えを思い出せません。

英語テキストの目次
英語テキストの目次

あーやっぱり復習しないと何も覚えられない、とまたまた再認識。幸なことに復習するのに必要な時間は、最初のときの数分の1で済みます。2度、3度とこのテキストを復習していきます。