海堂尊アクアマリンの神殿(海堂尊) 感想眼のガンに罹った主人公の佐々木アツシが治療法が利用できるようになるまで5年間の人工凍眠から覚めたあと、ガンの治療は成功し中等部に中途編入して生活を再開してからのお話です。SF小説で出てくる人工凍眠のテーマを海堂尊が扱うとこうなるよ、です... 2020.07.04海堂尊
灰谷健次郎風の耳たぶ(灰谷健次郎) 感想画家で夫の籐三と妻のハルちゃんとの行き先を決めない5日間の旅のお話です。がんの告知を受けて余命のない妻をいたわりながらもハルちゃんに支えられて行きます。旧友と飲み交わしその孫と語らう言葉の中に教育にとどまらず人の生き方についての作者灰谷... 2020.06.06灰谷健次郎
大沢在昌風化水脈(大沢在昌) 感想本書を読むと新宿の街の生い立ちや地理的な成り立ちに詳しくなれます。ガイドブックをようです。知っている町の名前や通りの名前が出てくるたびに、街の詳細地図を片手にして読み進めたくなりました。残念ながらストーリーを追いかけているうちにそういう... 2020.05.20大沢在昌
有川浩有川浩の本 有川浩の作品はどれもわかり易い言葉が選ばれていてとても読みやすいと思います。「海の底」「空の中」「塩の街」「図書館シリーズ」どれもいい。これまで読んだだけでも20冊を超えました。数冊ヒットを続けるだけでも大変だというのに立派です。これからも... 2020.05.06有川浩
大沢在昌氷の森(大沢在昌) 感想”「新宿鮫」へとつながる大沢ハードボイルドの原点”とのことを読み終えて知りました。人が多く死にます。主人公の緒方は麻薬取締官を退職して私立探偵をやっていますが、緒方も人を殺します。大沢小説では主人公はほとんど人殺しをしないイメージを持っ... 2020.05.06大沢在昌
高嶋哲夫ペトロバグ 禁断の石油生成菌(高嶋哲夫) 感想タイトルの”ペトロバグ”、聞き慣れない言葉ですがそれもそのはず。ペトロリアム(石油)とバクテリア(細菌)をくっつけた造語です。石炭を石油に変える大発明ですがメジャーとか中東の石油関係者の思惑が絡んで理想通りには事が運びません。さらにペト... 2020.04.29高嶋哲夫