まんがでわかるD・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」



まんがでわかる D・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」 (まんがでわかるシリーズ)

[感想]

この本を一読した時には、正直言ってあまりピンと来ませんでした。
今受けているビジネス実践会の講師の推薦書だから読んでみました。

今流行りの、漫画による啓発本の一つというぐらいの印象。

漫画を読むのは本当に久しぶりで、のコマ割りを追いかけるのにちょっと苦労。
今の漫画って、こういうのが多いんですかね。

各章の終わりに、D・カーネギーの著書から言葉を引用しながら解説があります。
これもふーんという感じで読み流しました。

確かに、短時間で読み終えられるお手軽本という感じはします。

その後で、もうひとつの推薦書。
D・ドラッガーの「人を動かす」の和訳本を苦労して読み終えました。

全部で350ページ近くあって、大変でした。
いっぱい事例が挙げられていて、それぞれについては頷けることも多いのですが、
なんとなく頭の中を素通りしていく感じ。

そこで、もう一度本書をざっと読み直してみました。
ところどころ、原本からの引用ページが記載されています。それもいちいち照合。

なんとなんと、この本は原本の章立て通りに、そのポイントポイントを踏まえて漫画のストーリーが組み立てられています。
前半の「人を動かす」についてはそうなってました。

「道は開ける」は読んでないので、何とも言えませんが、おそらく同じでしょう。

そうわかってみると、よくぞ上手にストーリーを作ったなと感心します。
この本が素晴らしく思えてきました。

原本は過去の多くの著名人の言葉を引用する構成になっているので、実感がわきにくいところがあります。

この本は、現代に生きる若い兄弟の成長する姿をベースにしているのである意味、わかりやすい。
D・カーネギーが説く”人の行動を引き出す秘訣”を上手に解説している本であることは、間違いないと思います。

まんがでわかるD・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」2


まんがでわかる D・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」2 (まんがでわかるシリーズ)

感想

まんがでわかるシリーズの第1巻を読んでからかなり経ち、第2巻が積読だったのを読んでみました。まんが仕立てだと読みやすい。所々にオリジナル「人を動かす」による解説がしてあります。Chapter3相手の関心を優先して会話する、Chapter4賢い人ほど衝突を避ける、Chapter5問題は相手のペースで一緒に考えるの事例などは、とかく自分のことばかり考えてしまう自分には、なかなか直せないところだと思いました。(2017.04.04)
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