『感想』
本書にはメディアでは決して語られない様々な話題の真相が「都市伝説」というククリで暴かれているようだ。
フリーメイソンが日本が勝手に恐れれていることが知れてよかった。宗教を事にする多民族国家の人々が寄り添うための親睦団体のようなものであり、日本では決してなじまないし、恐れる必要もない。
それよりも日本をそして世界の富の殆どを支配する階級の存在の真の恐ろしさを感じた。なぜ給料が上がらないのか、会社が設けてもその利益はすべて株主のもとへ、その株主とは富を支配する階級のことである。真の敵が見えたような気がした。
他のたくさんの話題については、裏話的な話として、こういう見方もあるのかと思って愉しめばいいのではないか。私は週刊誌は全く読まないが、週刊誌の釣り広告で取り上げられた話題を一挙に読み終えた感覚を覚えた。
都市伝説とは、最初の話が人々の間で語り継がれていくうちに、いろいろな要素が絡まりながらも生き残っていったもの。そういう意味では人々の願望や世相が反映されていると言って良いと私も思う。
本書ではネット社会になって新しい形での都市伝説が生まれていくだろうと予測する。わたしもそうあれば良いと思う。
政治に国民の声が反映されない、真実を伝えない自由を実践するマスコミ、当てにならない「世論調査」、それらに対抗するための「民衆の声」として都市伝説を作り出し、育てていけばよいのではなかろうか。そう思います。(2021/12/04)
以下、本の表紙の説明文を引用します。
本当の真実というものはいつでも真実らしくないものだ。
--フョードル・ドストエフスキー
メディアの洗脳に騙されるな!
あなたの知らない日本支配の陰謀
「平成」の日本を支配した黒幕 米国”ナチス勢力”の実態を暴く
米国の指令で2021年に実現 「小泉進次郎」政権の暗黒未来
北朝鮮の核ミサイル問題は「2017年9月」に終わっている
特別インタビュー橋爪大三郎(社会学者)陰謀論「フリーメイソンの正体」2019年4月30日、30年にわたった「平成」が終わりを告げる。そのカウントダウンとなる今年、多くのメディアで「平成」を振り返るニュースが増えていくことだろう。そこで誰もが気づくはずだ。平成が「地獄」のような時代であったということを。1989年に平成の時代が始まり、01年、21世紀になってから富の偏在が急速に強まった。ニッポンは戦後の昭和期、この富の偏在がもっとも少ない国だった。それがどうだ。平成の30年で富の90%を10%が支配するところまで悪化したように、日本はもっとも被害を受けた国の一つと言っていい。
ベンジャミン・フルフォード