とんび(重松清)



[内容紹介]
昭和三十七年、ヤスさんは生涯最高の喜びに包まれていた。愛妻の美佐子さんとの間に待望の長男アキラが誕生し、家族三人の幸せを噛みしめる日々。
しかしその団らんは、突然の悲劇によって奪われてしまう・・・・・。
アキラへの愛あまって、ときに暴走し時に途方に暮れるヤスさん。
我が子の幸せだけをひたむきに願い続けた不器用な父親の姿を通して、いつの世も変わることのない不滅の情を描く、魂ふるえる、父と息子の物語。
*裏表紙の紹介文を掲載しています*
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