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はじめに:
スローな英語の歌をしっかり聴き取ってみましょう。「In MY Life」最初にこの動画を視て聴いてください。In My Life はこういうスローな歌です。
英語の歌を教材にした練習
「英語耳ドリル」の課題曲を何度も聴いてリスニング練習を続けます。5つの課題曲で2曲めの”In My Life”を何度も聴いてリスニング力アップに挑戦中です。
英語の歌でリスニングするときには、以下のような手順で練習をしていきます。
最初はひたすら何度も聴いてみる
リスニング力向上には、英語の歌を聴き込むのが効果的、これが今回のテーマです。現在私が取組中の英語教材「英語耳ドリル」には、全部で5つの課題曲がCDに収録されています。
1曲目の「Fly Me To The Moon」すでに150回は聴いてます。おかげさまで、かなり聴き取れるようになりました。300回まで聴きなさいということなのでまだまだ時間がかかります。続けるのにすこし飽きてもきました。
そこで、1曲目はこのまま続けるとして、今は2曲目の「In My Life」の聴き取りに集中しています。
歌っているのは、”Tack & Patti”、最初にお見せしたYutube動画です。
⇒Tuck & Patty-In my life
とにかく30回聞いてみたんですが、ささやくように歌っているので全然聞き取れない。スローだから英語が簡単にわかるというのは大いなる勘違い。
歌を書きとり歌詞を見る
これはかなりやばい。”このまま100回聞いても、わからないものはわからない”と自分に言い訳をして、歌詞を見ました。
むずかしい単語は使ってませんが、歌の意味は詩的なのでよくはわかりません。が、とにかく何回も英語の歌詞を見ながら、聴きなおしてみます。
そのうち気がつきました。歌詞を見ながらだけですと、どんどん曲が流れていってしまい、どこの歌詞がよく聴き取れていないのかが、いつまでたっても自分で把握できていないことに気づきました。
そこで、おもいついて曲を流しながら書き取りもやってみます。2、3度聴き直しながら1曲の書きとりが完成。
テキストの歌詞と見比べてチェックします。その結果、少なく見積もっても16か所が聴き取れてませんでした。一つの文が全く聴き取れないのもありました。
どこが聴き取れていないのかピックアップしてみました。
- 文の出だしが聴き取れない。たとえば、There, All, Some, With, But, Forです。AllなんてうっかりするとWholeに聴こえてしまいます。
- 短縮形が聴き取れない。I’ll なかなか手ごわい。次の言葉に続くときに’llの発音が弱くなってる部分はなかなか聴き取れません。
- [ð]の音が聴き取れない。例えば、that[ðæˈt]または[ðət], though[ðoʊˈ], their[ðeˈr]
- [L]の音が聴き取れない。love[lʌˈv], lovers[lʌˈvɚz],loose[lu:ˈs]です。前の言葉と続いてきた時にやはり聴き取れません。
- 弱く発音されているところも聴き取れない。no oneのoneが聴き取れません。
聴き取れないところを重点的に練習する
ノートに書きとったものに、聴き取れなかったところや間違ったところに鉛筆で修正を入れたり丸で囲んだりして、チェックを入れます。
曲を流しながら、チェックしたところに集中します。あとを追いかけて口に出してみます。口が回らないところは何度も繰り返してみます。
最初は早口言葉の練習のようですが、次第に慣れてきます。そうするとそこの部分が次から聴き取れるようになりました。
歌詞の意味も、テキストにある解説や和訳を見て大体理解できました。恋人に送るラブソングなんですね。初めて聴いた時とは曲への印象がかなり変わりました。というか、最初は歌の意味が全然分からなかったんですけどね・・
きょう1日の5分の1ぐらいは、この練習に費やしました。少しずつ聴こえるようになってきています。こうなると歌への愛着も湧いてきます。
何度も歌詞を見て、発音記号も見て、歌詞の内容も理解してという、総合的な練習を積み重ねていくと、次第に聴こえてくるものですね。今は、かなり注意して聴いていると、8割がたは聴き取れるようになりました。
”リラックスした状態でも完璧に聴き取れて、曲のあとについて歌える” そんな状態が果たして私に訪れるのか?
答えは、正しい発声、発音の仕方で暗唱できるようになるまでやる、なのかな?このまま練習を続けます。
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