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あ行著者

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浅田次郎

天切り松闇がたり第5巻ライムライト(浅田次郎)

感想闇の稼業の集団と言うんでしょうか。稼業と言っても人殺しとかではありません。安吉親分の配下に芸達者が揃います。仕立屋銀次が跡目とまで言った中抜きの名人、目細の安吉。正面切っての押し込み強盗、人呼んで説教寅。玄の前女掏摸、振り袖おこん。俺(...
池井戸潤

銀行狐(池井戸潤)

感想長編でじっくりと物語っていく作品が多い池井戸潤さんの作品の中では珍しい短編集。その中の一つの「銀行狐」、変な題名です。銀行に脅迫状を送りつけた犯人が自分をキツネとよんでいることが直接の理由のようですが、銀行をキツネのように化かすという意...
池井戸潤

ようこそ、我が家へ(池井戸潤)

感想主人公の倉田は、銀行員であり出向先のナカノ電子部品では懸命に会社に溶け込もうと努力するが、なかなか思い通りにいかないでいます。その逆境の中で、社内の不正に気づきそれを暴いていく、それも池井戸潤ならではの銀行が絡んだ展開が楽しめます。いつ...
池井戸潤

架空通貨(池井戸潤)

感想ようやく見つけて読んで池井戸潤の初期の出世作という期待を裏切りませんでした。銀行とか金融の内幕がわかるというのはもちろんですが、通貨について改めて考えさせてくれたという点で興味深いと思います。冒険活劇の面でも楽しめます。主人公の辛島がト...
有川浩

キャロリング(有川浩)

感想有川さんの得意なほんのりとでもちょっぴりほろ苦い物語です。登場人物に本当の悪人がいないのがいいですね。会社が倒産するまでの日々の中で色々なエピソードを描く展開になっています。真っ直ぐな航平と、ちょっと煮え切らない俊介。それぞれが最後に幸...
有川浩

明日の子供たち(有川浩)

感想有川さんの作品は、言葉が洗練されていてとても読みやすいので好きです。言葉に引っかからずにすんなりと読み進めていくことができます。この”明日の子供たち”もそのひとつ。どんどん読めるので先に進むのが惜しくなります。最初に裏表紙の紹介文を引用...
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