『感想』
仰々しいタイトルだが、中身はそういうことはまったくない。二人の著者がテーマごとに交互に語っている厚生だが、混乱や抵抗もなしに読み進められる。
冒頭の宮古島の地下ダムの話。過剰な農薬が硝酸態窒素として地中に染み込み生活用水を汚染してしまう事実に驚く。これで本書にぐっと惹きつけられた。
木村秋則氏については直前に”あなたの人生に「奇跡のリンゴ」をつくる本」”を読んでいたので、違和感なしにより深く氏の考えを知ることができた。
- 不自然に気づいたら自然に戻す、地球の温暖化も不健康な人の体も自然に戻すことが必要。
- 大切なものは目に見えない、こころが体を動かす。
- こころが変われば地球も変わる。
- 自分の使命は誰かのために命を使う、誰かのために自分の時間を使う。
ムラキテルミ氏は初めて知る人。女性で頑張っている人だったみたい。
それが、頑張りすぎて癌になってしまった。
絶食療法にたどり着いて、ガンを克服されたそう。
その後のようすもネット検索すると、会社組織で著書も何冊か出されてます。
使命感を持って頑張っていらっしゃいます。あまり頑張りすぎないでね。
木村氏の最後の部分、”誰かのために自分の時間を使う”が私の心に届いた。これから私の指針の一つにしたい。(2021/12/16)
以下、本のカバーの説明文を引用します。
生きているものは全部つながっています。
土の中の虫も、魚も鳥も、植物も動物も、
もちろん人間も、
お互いに
優しくないとな。
驚くほど似ている2つの魂が語りかけます。未来から何か使命を持って、地球に来ていると言われた二人。
木村秋則—無農薬、無肥料でのリンゴの栽培に成功して、
国内外に自然農法の指導・講演をしている。ムラキテルミ—余命半年といわれた
末期肝臓ガンを断食で克服、驚くほど元気で。
「奇跡」と呼ばれるガン治癒体験を
多くの人に語っている。地球、自然、命について二人が語り尽くします。
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