鹿男あをによし(万城目学)


感想

主人公が鹿と話せたり、顔がだんだん鹿の頭に変わっていったり、かなり奇想天外な話です。
舞台が奈良で弥生時代からの歴史の話がどんどん積み重ねられていくうちに、話の中に引き込まれてしまいます。
奈良の遺跡を巡ったり、卑弥呼の邪馬台国がどこにあったかなどという歴史の知識もついてきますね。
終盤のいろいろな謎解きの場面になって、いろいろなことがスッキリと収まっていきます。
一見教師と生徒との学園ドラマ風にも読めます。
気楽に読めて、ちょっとした夢物語を楽しめる、そういう物語でした。
(2019/08/19)

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