空は、今日も、青いか?(石田衣良)



空は、今日も、青いか? (集英社文庫)

[感想]

著者初のエッセイ集なんですね。意外です。
「エッセイが書ける小説家は長持ちする」なんて、ご自分で言ってるので、これからは沢山出てきそう?
「R25」
フリーの雑誌で、駅の券売機脇などに置いてある雑誌。人気ありました。私も目に付いたら必ず入手。その中に、確かに石田 衣良さんのエッセイが載ってましたね。それを読むのも楽しみでした。
この小説を読み始めて、出典が「R25」が多いことを知り、「文庫になったんだ」ということに感慨をおぼえました。
この人の作品は、この時代に生きる若者の視線でこの人独特の感性で書いてくれますが、気持ちが良く伝わってきます。共感できる時が多い。
衣良さんは、ちょっとおたくっぽいですね。趣味の分野では、クラッシックの曲をいろいろ紹介してくれます。
クラシックの作品は今や過去のもの?取り上げられることは少ない気がします。あっても、だれでも知っているような曲が多い。
その点、衣良さんの作品には、私の知らない曲名が、たくさん出てくるので、「今度聴いてみようか」という気によくさせてもくれます。そういう意味では、私の情報収集源にもなっています。
(2013.03.15記)
:本の表紙の画像をクリックすると商品ページへ移ります

ネットショップへのリンク


コメントをどうぞ

名前も記入してください

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。