池井戸潤株価暴落(池井戸潤) 株価暴落 (文春文庫)老舗のスーパー一風堂を支援するかどうかで銀行内での対立が延々と描かれる。事なかれ主義、先送り主義が主流の中で、抵抗する審査部の坂東が苦闘する。二戸の異常なくらいの支援姿勢の理由が最後に明かされるのだが、株価暴落というタ... 2018.03.17池井戸潤
百田尚樹海賊とよばれた男(百田尚樹) 海賊とよばれた男 単行本 上下セットすごい人達がいたんですね。長いものには巻かれろとか、協調性とかとは正反対の行動に見える、とくに日本の一般的な考え方からはそうとしか見えない。主人公の国岡鐵造の信念に基づいた一貫した行動、それについていく社... 2018.03.17百田尚樹
高野和明幽霊人命救助隊(高野和明) 浪人生の高岡裕一は、奇妙な断崖の上で3人の男女に出会った。老ヤクザ、気弱な中年男、アンニュイな若い女。そこへ神が現れ、天国行きの条件に、自殺志願者100人の命を救えと命令する。裕一たちは自殺した幽霊だったのだ。地上に戻った彼らが繰り広げる怒... 2018.03.06高野和明
読書エッセイこれまでの読書日記 小説を読んで社会問題が理解できるのはありがたい高嶋哲夫氏の「衆愚の果て」と池井戸潤氏の「ロスジェネの逆襲」を続けて読みました。「衆愚の果て」はなぜ政治がうまく運ばないのか、政治に期待できなくなったのかが、政治家の行動を通してわかってしまう。... 2018.02.10読書エッセイ
横山秀夫顔 FACE(横山秀夫) 「だから女は使えねぇ!」鑑識課長の一言に傷つきながら、ひたむきに己の職務に忠実に立ち向かう似顔絵婦警・平野瑞穂。瑞穂が描くのは、犯罪者の心の闇。追い詰めるのは「顔なき犯人」。鮮やかなヒロインが活躍する異色のD県警シリーズ!(2014.07.... 2018.02.06横山秀夫
山本幸久渋谷に里帰り(山本幸久) 峰崎稔は、大学卒業後、食品会社に就職、営業マンとしての野心もなく10年が過ぎた。寿退社する先輩から引き継ぐことになったエリアは、子供時代を過ごした渋谷。そこは、親の事業失敗で転居して以来、遠ざけていた場所だ。だが、顧客から信頼される先輩の手... 2018.02.06山本幸久