高野和明ジェノサイド(高野和明) 感想本作品は単行本で読みました。文章がぎっしり詰まった590ページでボリュームがあります。難病に苦しむ子供を助ける特効薬の開発がテーマの一つです。最初に謝辞や参考文献を見てしまいました。参考文献の多さに驚きましたが、著者の勉強熱心さに感心し... 2019.11.08高野和明
海堂尊ガンコロリン(海堂尊) 感想「健康増進モデル事業」「禄剥樹の下で」「ガンコロリン」「被災地の空へ」「ランクA病院の愉悦」の5作品が収録されている。海堂尊の新機軸を模索した作品集かな。ユーモアを交えたストーリーになっている気がした。「禄泊樹の下で」が一番私の好み。主... 2019.10.28海堂尊
高嶋哲夫風をつかまえて(高嶋哲夫) 感想テーマが風力発電で技術関係出身の高嶋氏らしい作品。技術関係とはいえ、風車という誰にでもイメージしやすい題材なので、読んでいても特に難しく感じるところがないのが良い。最初はおもちゃのような風車を作って挫折し、その後で本格的な風車の建造に取... 2019.10.27高嶋哲夫
健康自然放射線vs人工放射線(富士山ニニギ) 感想花崗岩とか流紋岩から放射線が自然に発せられているという事実にまず驚かされます。自然放射線が人体にとって有益なものであるということにも驚かされます。一方で、人工的に作られた放射線が人体に害を及ぼすという、常識的な話もされます。最初は胡散臭... 2019.10.02健康
高嶋哲夫ファイア・フライ(高嶋哲夫) 感想誘拐された主人公が、誘拐犯の男女二人と一緒になって、自分が勤めている会社に身代金を要求するようになる。という普通ではないところから物語が展開していきます。誘拐されるはずだったのはその会社の社長であって、主人公は人違いだったとか、誘拐犯は... 2019.09.29高嶋哲夫
灰谷健次郎海の物語(灰谷健次郎) 感想灰谷健次郎さんって漁業のことが大変詳しいと感心してしまいました。解説を読むと、海野つ角に移り住んでしまったほどとのこと。本作は、小学生が漁業が抱える問題を調べてまとめたものを発表する形式になっています。小学生は漁師の息子や娘ですが、一般... 2019.09.22灰谷健次郎