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灰谷健次郎

海の物語(灰谷健次郎)

感想灰谷健次郎さんって漁業のことが大変詳しいと感心してしまいました。解説を読むと、海野つ角に移り住んでしまったほどとのこと。本作は、小学生が漁業が抱える問題を調べてまとめたものを発表する形式になっています。小学生は漁師の息子や娘ですが、一般...
高嶋哲夫

首都感染(高嶋哲夫)

感想強毒性のインフルエンザウイルスが世界中に蔓延し多くの人間がウィルスに感染し死んでいく中で、日本だけが対処が的確で被害を最小限に抑えることができたという、シミュレーション小説。対処とは、首都東京にウィルスを封じ込めるというもの。具体的には...
室積光

ドスコイ警備保障(室積光)

感想絵になるというか映像が目に浮かんできて楽しめる作品だと思います。大相撲の力士が廃業したあとの就職先を確保するために警備保障会社を作り、社員が一眼となって運営していく姿を描きます。発想がユニークだけれども、あっても不思議ではありません。運...
室積光

都立水商!(室積光)

感想室積光さんのデビュー作。映画・テレビの俳優を経て作家になったというだけに物語が目の前に浮かんでくるように描写されています。水商売のプロフェッショナルを養成するための東京都立の高校が舞台というありえない設定がユニークですけど、そのおかげで...
高嶋哲夫

いじめへの反旗(高嶋哲夫)

感想高嶋さんが20年前にいじめ問題を取り上げた作品。主人公の小野田雄一郎が米国経験の長い帰国子女として中学2年に転入するという設定にしてある。米国での習慣と日本での習慣の違いが際立ってくるので、うまい設定だと思う。雄一が最初に友だちになった...
奥田英朗

沈黙の町で(奥田英朗)

感想中学2年制の名倉祐一が部室の屋上から転落し、死亡した。屋上には五人の足跡が残されていた。事故か?自殺か?という導入部から始まって、中学生のいじめ問題が中心となって物語が進んでいきます。被害者家族や加害者とされる少年とその親、学校、警察な...
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