凸凹(でこぼこ)デイズ(山本 幸久)


凸凹デイズ (文春文庫 や 42-1)

[感想]

登場人物の大滝と黒川、醐宮(ごみや)はみな癖があって、生活していくために妥協するところはするけど、一本芯が通っている。そんな中で、凪海が成長していくドラマ。10年前の凪海がいないときの姿と交互に出てくるので、話についていくのにちょっと苦労するが、しっかり話が書き込まれてあるので、次第に詳しい状況がわかってくる。
「仕事は何のためにするのか?」をテーマに、デザインという普段はなかなかその内情がわからない仕事を通して、考えさせてくれる。相手を尊重しつつ自分を通していく、そんな、簡単そうでなかなかできないことが、だんだん実現できていくので、読んでいて気分が爽快になる。そんなお話。
著者の山本さんは、多作ではないようだが、もっと読みたい。(2017.05.30)
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