WordPressのツボとコツがゼッタイにわかる本(中田亨)



WordPressのツボとコツがゼッタイにわかる本

感想

本書はいわゆる入門書ではないのでWordPressがインストール方法などは書いてない。
WordPressの仕組をこの本を使って理解することで、WordPressが使いこなせるようになることを目指している。
htmlで書かれたサンプルホームページを、ひとつひとつワードプレスのホームページに置き換えていく流れで、作業が進んでいく。
本書に書かれているとおりに作業が進められれば良いのだが、必要な準備とかが自分の頭を整理しながらしていかないと、結果に結びつかない。
書いてある内容に到達できれば、その部分の理解ができたということになる。
パズルを解いていくような辛さと楽しみが同居しているが、実現できれば、間違いなく一つステップを上がっている。
パソコンに向かって自分の手を使って追いかけていく必要がある。
WordPressの基本的な仕組みが体系立てて説明されているので、理解が深まる。
途中で挫折しそうになっても、想像を働かせて作業を進めていくことをおすすめする。
努力して得られるものは大きい。(2018.06.24)

再読して

このサイト「本を読み音楽を聴いてくつろぎリフレッシュ」はWordPressを使って作ってある。
サイトの構成を見直す作業をようやく終えたあとで本書を読み直した。良書である。
テンプレート階層やテンプレートタグ、フィルターフック等様々な重要なポイントが正確に説明してある。私が書店で調べた限り、現状では他書には見当たらないレベルだと思う。
正確にという意味は含蓄があって、自分で問題意識がないとなかなかすっと頭に入ってはこない。理解できない。
そういう意味では、本書のキャッチフレーズの”最初からそう教えてくれればいいのに!”のとおりでありながら、最初から本書を読んでもすんなりとは理解できない。このあたりがウェブプログラミングの難しさだろうとこのごろ思う。そしてこれは読む側の責任である。
繰り返すが、本書が良書であることは間違いない。(2018.10.26)
:本の表紙の画像をクリックすると商品ページへ移ります

ネットショップへのリンク


コメントをどうぞ

名前も記入してください

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。