横浜・鎌倉半日さんぽ(清野博)

横浜・鎌倉半日さんぽのタイトル画像

サブタイトル:ひとりが楽しい!近場でうれしい!おすすめ!
Short trip of Yokohama & Kamakura

『感想』

近所を散歩するのが日課になっているわたしがほしいと思っていた本です。紹介された40コースのなかでわたしも歩いた近所のコースが3つもありました。嬉しくなります。

  • 魚河岸通りから生麦事件碑・子安台公園
    著者の感じたとおり子安台公園からの景色は他ではなかなかみられないと思います。
  • 「花月園」遊園地跡から総持寺へ
    花月園跡地は公園として開放されて親子連れで賑わってます。
  • 子安浜から浦島伝説の町へ
    子安浜はNHKの小さな旅で紹介されて私も存在を知りました。2度3度訪ねてますが味わいがあります。

わたしが歩いたコースとは微妙に違うところもあり、「このところはどう歩いているんだろうか?」とか考えながら読んでいくのも楽しみです。今度は著者のコースをたどってみようかなという気にもなります。

電車ですぐ近くでまだ歩いていないコースも紹介されています。
電車がいろいろな方向に通っているので便利さが実感できます。

本書ではルート図のようなものは掲載されていません。著者がたどった地名などを自分で調べながら地図でルートを確かめたり考えるという楽しみ方もできます。

本書を参考にして自分の散歩ルートを開拓していきたいです。(2021/12/23)

以下、表紙の説明文を引用します。

思い立ったらすぐ行ける
隠れた名所の再発見
全部行きたい魅力の40コース

日常の喧騒から離れて
今日は少し横道に入ってみよう
のんびりゆっくり、半日だけのさんぽ旅

遠出をするのが難しくても、
思い立ったら気軽に行ける
半日だけのとても小さなさんぽ旅。
知っている街での再発見や
知らない街での新発見。
半日だけど、さんぽの楽しさを
十分に味わえるコースをめぐる。

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医者が毎日飲んでいる老けない味噌汁(藤田紘一郎)

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『感想』

長寿者の仲間入りをしつつある医者の藤田紘一郎氏が”酢みそ汁”に特化した著作。料理本と見間違いそうなほど料理のカラー写真が満載。氏は料理研究家になったのかと勘違いしそう。
わたしは氏の著作で「笑うカイチュウ」「隠れ病は『腸もれ』を疑え!」『55歳のハゲた私が76歳でフサフサになった理由」などを読んでいるが、本書の茶作事で80歳。確かに老いてますます元気な印象を受ける。求道者のような印象さえ持ってしまうが、自分が楽しければ苦しくもなんともないのだろう。それを自分がまともに実践できるかは別の問題。とはいえ体に良いところは取り入れたいものだ。
本書では酢の効用に着目している。
酢キャベツとか酢タマネギというととても酸っぱそうだが、レシピを見ると酢の分量は100mlとそんなに多くはない。
私はこの2ヶ月ほど朝食に千切りキャベツを蒸したものを取り入れている。調味料はソースと酢とオリーブオイル。ソースの分量が多いのが気になっていたので、これからはソースを減らし酢の分量をもう少し増やしてみようかな。油も使うならオメガ3が良さそうだが、高価なので毎日続けるのは困難。一時だけ「亜麻仁油」を買ってみたが少量で高価。もったいなくて使わななかった(笑)これはオリーブオイルで我慢?
自分ができる範囲で健康を目指そうと思う。(2021/12/18)

以下、本のカバーの説明文を引用します。

身体の「酸化」「糖化」が病気の原因!
酢みそ汁が体の酸化(サビ)と糖化(コゲ)を防ぎ、
デブ菌を減らしてヤセ菌を増やす短鎖脂肪酸が
増えてみるみる健康になる!

地球に生きるあなたの使命(木村秋則 ムラキテルミ)

地球に生きるあなたの使命サムネイル

『感想』

仰々しいタイトルだが、中身はそういうことはまったくない。二人の著者がテーマごとに交互に語っている厚生だが、混乱や抵抗もなしに読み進められる。

冒頭の宮古島の地下ダムの話。過剰な農薬が硝酸態窒素として地中に染み込み生活用水を汚染してしまう事実に驚く。これで本書にぐっと惹きつけられた。

木村秋則氏については直前に”あなたの人生に「奇跡のリンゴ」をつくる本」”を読んでいたので、違和感なしにより深く氏の考えを知ることができた。

  • 不自然に気づいたら自然に戻す、地球の温暖化も不健康な人の体も自然に戻すことが必要。
  • 大切なものは目に見えない、こころが体を動かす。
  • こころが変われば地球も変わる。
  • 自分の使命は誰かのために命を使う、誰かのために自分の時間を使う。

ムラキテルミ氏は初めて知る人。女性で頑張っている人だったみたい。
それが、頑張りすぎて癌になってしまった。
絶食療法にたどり着いて、ガンを克服されたそう。
その後のようすもネット検索すると、会社組織で著書も何冊か出されてます。
使命感を持って頑張っていらっしゃいます。あまり頑張りすぎないでね。

木村氏の最後の部分、”誰かのために自分の時間を使う”が私の心に届いた。これから私の指針の一つにしたい。(2021/12/16)

以下、本のカバーの説明文を引用します。

生きているものは全部つながっています。
土の中の虫も、魚も鳥も、植物も動物も、
もちろん人間も、
お互いに
優しくないとな。
驚くほど似ている2つの魂が語りかけます。

未来から何か使命を持って、地球に来ていると言われた二人。
木村秋則—無農薬、無肥料でのリンゴの栽培に成功して、
国内外に自然農法の指導・講演をしている。

ムラキテルミ—余命半年といわれた
末期肝臓ガンを断食で克服、驚くほど元気で。
「奇跡」と呼ばれるガン治癒体験を
多くの人に語っている。

地球、自然、命について二人が語り尽くします。

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あなたの人生に「奇跡のリンゴ」をつくる本(木村秋則)

あなたの人生に奇跡のりんごをつくる本サムネイル

『感想』

真っ赤なリンゴと主人公木村秋則氏の笑顔満載の本。インタビューと講演会の様子のDVDが添付されている。
いろいろと知らなかったことを知って驚かされる。

  • 市場に出回っている様々なリンゴは農薬や化学肥料で守られ品種改良の中でできており、それでしか収穫できないこと。
  • 無農薬・無肥料では絶対にリンゴ栽培できないと信じられていたこと。
    その無農薬・無肥料栽培(自然栽培)に10年間挑戦して、ついに成功したこと。
  • 7年間全くの無収入、それに家族一丸となって耐えたこと。
  • 失敗の原因が土の上だけに着目していた事であり、成功の原因が土の中にあったこと。
    それを7年目に絶望の中で首吊りしようとした山中で初めて気づいたこと。

一途に打ち込むのは東北人の特性なのか?それともこの人の持ち味なのか。
人の思い込みの激しさ、気づくことの難しさを改めて思う。

本書の後半は、プランターでできる木村式「自然栽培」の方法が写真入りで詳しく解説してある。
わたしは随分前にプランター栽培似興味を持ったことがあるが、そのときはいろいろと肥料など買い揃える必要を知り、その費用と手間を知り、そのときは諦めた。
無農薬、無肥料で野菜が育てられる?!
がぜん興味が湧いてくる。

プランターのサイズは50cm x 30cmで深さが30cm。それ以上が望ましい。
中には赤土と腐葉土と枯れ葉と小石を入れる。

さっそくDIY店に見に行く。
枯れ葉以外は揃えられそう。

どれくらいの量を買わなければいけないのかが、すぐにはわからない。
プランターの容積計算と、土が入っている袋の容量(10L入)とで割り出せそうだが。

日当たりが良い置き場所が絶対条件。
これが大問題。一箇所スペースを見つけたが、1mぐらいの高さの置き台を作らないといけなさそう。

水をあまり与えないようなので、雨が吹き付けてきた時どうするんだろう?
これも気になる。雨除け対策は?

何ごとにも、周到な準備から入る私の性格。
今回もやらずに終わるか!?(2021/12/17)

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シュガーな俺(平山瑞穂)

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『感想』

著者の実体験にもとづく糖尿病との闘病記。主人公は日々悲惨な状況に追い込まれます。それでも何か前向きな雰囲気が伝わってきて最後まで楽しく?読み終えられました。
本書を読むことのメリットを挙げてみます。

  • 糖尿病の実態がよく分かります。

例えば糖尿病の型に一型と二型の二通りあること。そしてその中間的な型もあること。
二型は食事療法で改善。一型はインスリン投与が必須。
中間型は二型から一型に時間的なばらつきを伴って遷移するタイプ。

  • インスリンの投与(注射)の実態。
  • 血液採取の実態。
  • 食事制限の内容について。
  • なぜ激ヤセになるのか。

書ききれませんが、これらのことがリアルな表現で読者に伝わってきます。
糖尿病を一通り知識として吸収できること請け合いです。

読んでみての感想です。
糖尿病も典型的な生活習慣病であり、暴飲暴食で罹りうることが衝撃的でした。
わたしの場合は、痛風の発作という症状に現れて、それを3年かけて改善しました。
いま思うと糖尿病にかかっていてもおかしくなかったかも知れません。
不幸中の幸い?でしょうか。
タンパク質(P) と脂肪(F)と炭水化物(C)の3大栄養素PFCの理想バランスが15:25;60であり、炭水化物もしっかり摂らなければ行けないということが再認識できて安心しました。
ストレスが糖尿病を悪化させるという部分を読んで、「ここでもストレスか」と感じました。
ストレスと上手く付き合うのが人生を過ごす上でいかに大事なのかを強く感じます。人生は何ごともバランス感覚が必要かな。(2021/12/13)

以下、裏表紙の説明文を引用しておきます。

片瀬喬一(33歳)は原因不明の激ヤセ、異常な喉の乾き、倦怠感に悩まされていた。そして病院で知らされた衝撃の診断結果……突然「糖尿病」と宣告された著者の実体験をもとに書かれた、世界初の闘病エンターテインメント小説。患者と予備軍を合わせて全国で2200万人もが闘っているというこの国民病のことを、もっとよく知りましょう。シュガーな人にも、ノンシュガーな人にもお勧め。

がんの特効薬は発見済みだ!(岡崎公彦)

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『感想』

わずか50ページあまりの中に、エッセンスが込められている。
その中でも、4章のがん細胞「発生と抑制」のメカニズムが、ポイントだろうか。
・すべての正常細胞の核内遺伝子にがん遺伝子が潜んでいる。
・普段は静かにしているが、発がんのプロセスを進める酵素が働き出すとがんを発症する。
・その酵素と非常に似た物質ががんの特効薬。
・特効薬を服用することで、酵素の働きを抑制できる。
そういったことが書かれてあります。
200日ぐらい服用を続ければがんが治ったとの症例が紹介されています。
酵素の働きに注目した医療だと言えます。
これで治れば言うことなしですね。
いろいろとがんの研究が世の中で進んでいるようです。(2021/12/08)

以下、本の帯の説明文を引用します。

封印された、驚愕の真実!
がんには、安全に、安価で治せる特効薬があるのに、なぜそれが医学界で黙視され続けてきたのか---。
京大医学部を卒業後、アメリカと日本で半世紀近く医療の第一線で活躍してきた著者が、医学界に遺す”遺書”として書き下ろした、衝撃の一冊。
「今回発表する『がんの特効薬』は、勿論私の発見ではありません。それにもかかわらず、なぜ私が書籍にしてこの情報を広く皆様にお伝えしようとするのか。それは、せっかくの貴重な、人類の宝とも言うべき『がん治療法』、即ち、確実にがん患者を生還させるという画期的な方法が、未だに世に知られていないからです」~本文より

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